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ナショナリズムは「アホの壁」他 日本共産党 参議院議員 大門実紀史ブログより

2012-12-30 | 海外通信/外交/平和運動
日本共産党参議院議員 大門実紀史ブログ・乱読のすすめ 70- ナショナリズムは「アホの壁」他


大門みきし ブログ  「忙 中 遊 あり」 ぼうちゅう、ゆうあり
2012年9月1日土曜日

「それでも日本人か」

「ネットと愛国」安田浩一(講談社)

 野田総理問責決議案が可決された8月29日の参議院本会議。
問責決議に先立って、竹島・尖閣 「上陸非難」2決議が、民主、自民、公明、みんな、生活などの賛成多数で議決。日本共産党は反対しました。

わが党は、尖閣諸島は「日本の領有権は歴史的にも国際法上も明りょう」という立場。竹島についても、「日本の領有の正当性には根拠がある」という見解をすでに1977年に発表しています。ただ、竹島問題を解決するうえで、過去の植民地支配の根本的な清算を日本側がしっかり行うことが大事だと考えています。

領土問題は、歴史的事実と国際法上の道理にのっとり、冷静な外交交渉によって解決をはかるべきであり、感情的な対応をエスカレートさせることは双方が自制すべきという立場から、今回の「決議」には反対しました。

ところが、その本会議場で、自民党議員の一人が、わが党の席にむかって、「それでも日本人か、(反対なら)韓国へ行け」というヤジ、暴言をとばしました。ふだんはとても大人しい中堅議員です。私がにらみ返すと、下を向いてしまいました。


 そのとき、しばらく前に読んだ、フリージャーナリスト・安田浩一さんの本、「ネットと愛国」(講談社)を思いだしました。
 この本では、反在日、反中国などをかかげ、過激な行動をくりかえす日本の「市民団体」のすがたがリアルに描かれています。
かれらが、人種差別まるだしの街頭演説などを行っているときに、聞くに耐えかねて抗議する人がいれば、その周りを取り囲んで、「おまえはそれでも日本人か、朝鮮人だろ、朝鮮へ帰れ」と口汚く罵倒するのです。

安田さんによれば、行動に参加する若者の一人ひとりは、普段は大人しい、どこにでもいる「フツ―」の青年たちだとのこと。そういう青年たちが、かんたんに人にレッテルを貼り、攻撃の対象にしていく。ヤジをとばした自民党議員のなかにも同じものを感じて、ぞっとしました。

幸徳秋水
(1871-1911年)

 ところで、大逆事件(1910年)で死刑にされた幸徳秋水は、愛国心についてつぎのようにのべています。

「わたくしは、いわゆる愛国心が、純粋な同情・惻隠の心でないことをかなしむ。なんとなれば愛国心が愛するところは、自分の国土にかぎられているからである。自己の国民にかぎられているからである。他国を愛さないで、ただ自国を愛する者は、他人を愛さずして、ただ自己の一身を愛するものである。うわついた名誉を愛するのである。利益の独占を愛するのである。公正といえるであろうか。私ではない、といえるだろうか」(『廿世紀之怪物帝国主義』神埼清訳)

国を愛さない人はいない。しかし、ほんとうに国を愛するとはどういうことなのか、ふたたび真剣に考えなければならない時代にきています。 


大門みきし ブログ  「忙 中 遊 あり」 ぼうちゅう、ゆうあり
2012年10月31日水曜日

乱読のすすめ70-ナショナリズムは「アホの壁」

 先日、盛岡から東京まで約3時間の新幹線車内で読んだのが、石原慎太郎『新・堕落論』と筒井康隆『アホの壁』(どちらも新潮新書)の2冊でした。

案の定、石原さんの本は、ナショナリズムの化石。最初から最後まで、開いた口がふさがりませんでした。

いっぽう、かつて作家の田辺聖子さんから愛情をこめて「いちびり」と評された小説家・筒井康隆さんの本は笑いがとまらない。筒井さんにかかると、ナショナリズムは「アホの壁」だそうです。



まず、『新・堕落論』。
石原さんがこの本でいいたいのは、ようするに、日本人は戦後、アメリカから与えられた「あてがい扶持(ぶち)の平和(憲法9条)」に毒され、物欲、金銭欲など我欲に走り、衰退堕落した。
この我欲の泥沼から這い出すためには、子どもに国を思え、父母を思えと刷り込み、若者に組織の中での労役を義務化し鍛える。核保有をすすめ、中国などに武力対抗し、財政再建のための税制改革をすすめれば、国民を啓発し、我欲の抑制淘汰につながる、ということのようです。

 しかし、個人的な興味にもとづく「豪華海外視察」に夫人同伴で多額の都民の血税を使っていた石原さんに、我欲が過ぎると人さまを叱る資格などあるのでしょうか。
看過できないのは、東日本大震災が我欲に狂った日本人に下された「天罰」だという部分。

石原さんは、昨年の3・11の直後、東日本大震災を「天罰」だとのべました。しかし批判が一気に高まると、すぐに「被災者、都民、国民の皆様を深く傷つけた」と謝罪し、発言を撤回しました。

ところが、本書のなかで、また同じような主張を繰り返しています。
「…しかし戦後から世界では未曽有の長い平和がこの国にだけは続いた結果、人々の物欲への執着はとどまることがなく…ここまで堕ちた民族が大きな罰を受けない訳はないと思います。今回の東日本の大災害も、そう受けとめるべきでしょう」(42~43頁「タンタロスの悲劇」)。

親・兄弟や子供を失った被災地の人々を目の前にして、同じことばをいえるのか。他者の痛みなど関係なく、自論の展開だけに執着する驕りと無神経さ。人に美徳を説くのは筋違いではないか。
自分のことを『棚上げ』にして、よくここまで好き勝手にいえるものだ、とおもいました。

2011年3月15日 謝罪会見



 気をとり直しつつ、筒井さんの『アホの壁』をよんでいると、「ナショナリズムはアホの壁」というおもしろい一節がありました。

「戦争を好む性癖を持つ人はたいへん多い。ここではまず、なぜ自分の戦争好きを殊更に隠そうとしない人が多いのかを考えてみたい。
…子供にとっては喧嘩と破壊は日常であり、子供の社会は戦争だと言ってもよい。…玩具を奪い合ったり、お互いに引っ掻いたり噛みついたり…。破壊にしてもそうだ。玩具を壊し、人形の手をもぎとり…。
これら破壊の衝動から発する行為はいったん抑制されるが、アホはこの衝動をしばしば噴出させ、喧嘩をする。通常の子供たちはこの衝動を戦争ごっこに向けたり、スポーツに向けたりする。戦争と戦争ごっことスポーツの心理をはっきり区別することは非常に難しい」

「ところで人間は自己保存や種の保存の本能と同時に、同種既存の遺伝子も持っている。…会社に入るとその会社を愛するようになり、日本に生まれると日本にたいする愛国心が生まれるのである。これが同種既存の本能である。
…しかしこれらの本能には弱点があるらしいのだ。過剰反応を起こしやすいという弱点である」

「…こう考えてみると、同種既存の過剰反応によってアホの壁を乗り越えたら戦争、乗り越えずに良識の範囲内で競うのがスポーツ、ということになりそうだ。
戦争が好きという人は、ナショナリズムによる戦争までをスポーツの一種とみなし、わしには愛国心があるからという自己正当化によって、アホの壁を乗り越えたアホなのであろう」。
(大門みきしブログ「忙 中 遊 あり」より転載)。

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斉藤和義 ♪ずっとウソだった APBank・Fesのライブ /反原発連合の「各党の脱原発姿勢比較」ビラ

2012-12-30 | メディア権力汚染(マスゴミ)と赤旗
斉藤和義 ずっとウソだった



 今さらですが忘れた頃に、再投稿。。  当ブログのトップ記事もご覧くださいませ。


  ↓↓の参考資料を参照の上、夏の参議院選挙で、意思表示をしてください。
 (その他の政策も見て、創立90年、戦時中も命を張って戦争反対した、常に国民の苦難軽減のために権力者の弾圧・邪魔に立ち向かっている、筋の通ってる党に入れてくださいにゃ。)

 参考資料1: 反原連(超党派・反原発連合)のフライヤー
       (ビラです。2012年衆院選前に全国に有志によって全国配布)・第3版↓↓
 


 参考資料2: 当ブログの記事色々(ブログ右上に検索あり⇒)。 または しんぶん赤旗のHPで様々な記事を検索できます(日本共産党の新聞・日刊紙)。

 わずか300人規模(全国紙比・10分の1規模)の記者・スタッフ数で、国際情勢から暮らしまで。大手企業の広告(スポンサー)なし・党費と新聞購読料だけで新聞発行し続けています。それだけでも大きな支持者の意志を感じるでしょう。
 
 まぁ支持者の熱心さなら公明新聞や聖教新聞などもあるでしょうが、日本共産党は宗教利用していませんので・・・。


2012衆院選 日本共産党中央・幹部会の反省 /民意届かぬ小選挙区制の歪み 比例は09年比自民 219万減

2012-12-22 | 選挙 ・ 選挙制度
 自公圧勝と言われるが…

比例は自民 219万減、公明 94万減

信任されたとはとてもいえない




自民 得票4割で議席8割

小選挙区



 

 自民党は、政権からの退場を突きつけられた09年衆院選と比べ、比例で219万票減、小選挙区では166万票減でした。
にもかかわらず、低投票率のため比例は微増、小選挙区では4割台の得票率で8割の議席を獲得し大量議席となりました。


大敗した09年より 自公 得票減

 マスメディアは総選挙の開票を受けて、「自公圧勝」などと報じました。確かに議席の上では、自民294、公明31で両党合わせて衆院の3分の2以上を獲得しました。
しかし、民意の実際を見ると―。    

 民意をもっともよく反映する比例代表でみると、
国民から「自公政権ノー」の厳しい審判を受けた2009年衆院選よりもさらに、自民は219万票減、公明も94万票減らしました。


 つまり、「民主もダメだから自民へ」ではなく、有権者が模索し悩んだ結果、1000万人以上が棄権し、投票率が前回比約10ポイントも減となったため得票率が上がり、比例で見れば議席で微増にすぎません

 それは自民党自身が選挙戦で「自民党に風なんか吹いていない」(石破茂幹事長)安倍晋三総裁も「3年間の民主党の政治の混乱に対してノーという結果だ」と自認していた通りです。
 
得票減なのに大量議席

小選挙区の欠陥あらわ


 自民が大きな議席を得たのは、比較第1党が議席を独占できる小選挙区制の影響です。

 自民は小選挙区でも前回比166万票減らし得票率は43%なのに、議席占有率は79%にもなりました(↑グラフ)。 民意を大政党本位にゆがめる小選挙区制の欠陥を示しています。
自公の「圧勝」は、民主党の公約破りによる“敵失”と、選挙制度に助けられてのことです。

 しかも、選挙戦で自民党は争点を覆い隠す姿勢に終始しました

 民主、公明両党と消費税大増税の合意を結んで法案を強行しながら、増税実施の賛否を問われると「マルとかバツとか単純にいえない」(安倍氏)とごまかし、国民に信を問うことを回避しました。原発についても、再稼働も新設も認める立場にもかかわらず、「脱原発依存」とうそぶきました。

 選挙直後のアンケート調査では、 「自民党に優先して取り組んでほしいこと」のトップは景気・経済対策で64%、続いて社会保障11%、原発10%でした。改憲問題などまったく上がっていません。(フジテレビ番組「とくダネ!」)

(しんぶん赤旗2012年12月18日)


こんにゃ右翼政治家の議席ばかりのときに、比例定数削減なんかしてまともな政治家減らしたら、いったい・・ 
 もうそろそろ、テレビ・商業新聞から距離を置かにゃいと、とんでもにゃいことに・・もっとなったら、もう少しちゃんと調べて投票するんですかにゃぁ。。


総選挙の結果について

2012年12月17日  日本共産党中央委員会 常任幹部会


(1)
 12月16日に投開票がおこなわれた衆議院選挙で、日本共産党は、議席倍増をめざして奮闘しました。
この目標は、長年続いてきた古い政治が崩壊的危機に陥るもとで、日本共産党の躍進を勝ち取ることは、国民に対する責任であるとの立場から掲げたものでした。 残念ながら、結果は、改選9議席から8議席への後退となりました。

 情勢が求める躍進を果たせなかったことに対して、常任幹部会として責任を痛感しています。党内外のみなさんのご意見に耳を傾け、自己検討をおこない、今後のたたかいに生かす決意です。

 日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、寒さのなか、ご支援をいただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。

(2)
 総選挙では、自民・公明両党が、320を超える議席を獲得し、自公政権が復活する結果となりました。しかし、この結果は、3年4カ月の民主党政権の失政への国民の怒りがもたらしたものであり、自民党の首脳自身が認めているように、自民党への国民的期待が広がった結果とはいえません。

 何よりも、自民・公明両党は、いま国民が緊急にその解決を求め、選挙でも争点となった多くの問題に対し、明確な解決策を示してきませんでした。大不況のもとでの大増税が何をもたらすか、原発問題をどう解決していくのか、TPP問題や米軍基地問題、領土紛争など外交の諸懸案をどう解決していくのか。選挙戦のなかで、国民から提起されたこれらの切実な問題に対して、答えも展望も持たなかったのです。

 「公約」として持ち出されたことはいくつかありました。しかし、最大の重点とされた「デフレ・不況対策」にしても、これをそのまま実行しようとすれば、矛盾と危機はいっそう深刻にならざるを得ないでしょう。
憲法改定を公然と掲げる自民党政権が生まれることはきわめて危険な動きですが、この道を強行しようとすれば、平和を願う広範な国民世論、アジア諸国民の世論と、激しい矛盾を引き起こさざるを得ないでしょう

 どの問題についても、その帰趨(きすう)をきめるのは、これからの国民のたたかいです。そして、日本共産党が示してきた各分野の改革ビジョンは、国民のたたかいにとって、いよいよ重要な意義をもつものとなると、私たちは確信しています。私たちは新しい国会で、また国民運動と共同して、全力をそそぐ決意です。

(3)
 議席を後退させたことは残念な結果ですが、全党と後援会員のみなさんの奮闘によって、一歩ではありますが、前進への足がかりをつかんだことは、重要だと考えます。

 日本共産党は、「私たちが出発点とすべきは、2010年参院選比例票の356万票(6・10%)」(4中総決定)であることを銘記して、このたたかいにのぞみました。この出発点にてらすと、総選挙で、わが党は、比例代表で369万票(6・13%)に、得票・得票率をわずかですが前進させました。

小選挙区での「全区立候補」に挑戦し、選挙区選挙で470万票(7・89%)を獲得したことも、積極的意義をもつものでした。とりわけ、比例票を参院比例票の約1・2倍に増やして議席を守り抜いた東北ブロックでの勝利は、被災地復興の今後を考えても、きわめて重要なものとなりました。

 古い自民党政治が崩壊的危機にあるにもかかわらず、また、党員と支部、後援会のみなさんの燃えるような奮闘があったにもかかわらず、この選挙でそれを議席の前進に結びつけることができませんでした。私たちは、その最大の理由が、党の自力の問題にあることを、選挙戦の全体を通じて痛感してきました。
党の力の根源は、何よりも、さまざまな困難に直面しその解決を求める各層の広範な国民に溶け込み結びつく力にこそあります。日本共産党が持つ「草の根の力」は、他党と対比するならば、抜群のものがあります。しかし、それも、いま情勢が求めているものに比べればまだまだ小さいし、これまでより弱まっている面も少なくないのです。

 行き詰まった古い政治のもとで、苦しめられている多くの国民と結びつき、その苦難を軽減するために活動し、現状を打開する展望を語りあう――国民に根を張った不抜の党をつくりあげるうえでは、私たちの取り組みは、まだまだ不十分です。

 どこをどう改善すれば強く大きな党をつくれるかについて、中央自身も、苦労して奮闘しておられる現場のみなさんの実態をふまえた方策を探求し、開拓と努力をはかる決意です。


(4)
 現状を、大局的な視野で見れば、60年間続いた自民党型政治がいよいよ行き詰まり、日本が新しい政治を求める、新しい時代に入っていることは疑いありません。

 新しい政治を求める国民の探求も、さまざまな政治的体験を積み重ねるなかで、発展しています。この総選挙で、最後まで、「どの党に入れたらいいか、迷っている」との声が、たくさん聞かれ、実際に、投票率は戦後最低を記録し、前回よりも1千万人もの多くの人々が棄権しましたが、ここにも、国民のあいだでの、新しい政治を求める模索の過程があらわれています。

 どんなに古い政治が行き詰まっても、それは自動的に崩壊し、変わるわけではありません。
政治を変えるためには、国民と深く結びつき、日本の前途について展望を示す力をもった、強大な日本共産党の建設が不可欠です。来るべき東京都議会議員選挙、参議院選挙での躍進をめざして、全党の知恵と力を総結集して、この仕事にとりかかることを、心からよびかけるものです。


きょうの潮流 (抜粋)

 ▼だからといって大勝した自民に国民が安心して委ねたわけではないでしょう。実際、大敗した前回から得票数を減らしながら、今度は大勝。4割の得票で、8割の議席をもたらす小選挙区のおかげです

▼多党が乱れ立ち、マスメディアが盛んに自民か民主か第三極か、とあおった今回の総選挙。期間中も議席予想で世論を誘いました。残念ながら日本共産党は1議席の後退。

しかし、2年前の参院選よりも支持を増やしました

▼もちろん、期待された方々には歯がゆい結果となりました。どんな風が吹いても切れない、国民とのきずなをどう築いていくか。前進への大きな宿題です

▼新しい政治を追い求める国民の模索は今後もつづくでしょう。近所の投票所では広報紙や掲示板を真剣に見つめ、最後まで迷う人たちを目にしました。

大勢が棄権して、戦後最低の投票率を記録したことにも、それは表れています

▼消費税増税や原発依存、TPPへの参加…。早晩、展望なき自民党の古い政治がゆきづまるのは必至です。

「これから安倍政権ができ、憲法9条のことでも、経済のことでも、悪政を進めようとするだろう。そのなかで共産党が絶対に光ってくる。ふんばってほしい」(50代、京都の男性から)
(しんぶん赤旗2012・12・18)

★当ブログのハイライト★ 日本の終わり・危機感煽り隊 (ときどき発掘しだい追加します)

2012-12-22 | その他の政治経済
  更新2012・11・24(土)家政婦のミタ「不況って何?」追加。竹島問題の共産党見解も追加


  当ブログの、埋もれてしまった過去記事を発掘・リンクしていきます。

  主に政治経済ハイライト、危機感促し記事です。 見出しだけでも、読み流していってください


 まず、手始めには   (↓の記事に侵略内容と、共産党の抵抗を追記)

  相田みつを「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」/日本共産党創立90周年 戦争反対と弾圧拷問の歴史


と、家政婦のミタ2012・12月16日~再放送ということで、
  家政婦のミタ 「不況って何?」の解説 ”無力な政治家”ではない、本当は。

  と、日本共産党・小池あきら政策委員長が分かりやすく短く若者に語りかける、

 youtube動画シリーズ。



  「大企業が栄えないと・・・」はホント?(日本共産党・小池あきら) 目の敵にはしていない。


消費税増税はしかたない? わかりやすいので再アップ(日本共産党小池あきら)他、就職問題等


 沖縄米軍基地 日本を守るため必要? 「共産主義」こわいイメージある? & 井上ひさし氏の闘病執筆


 竹島問題 日本共産党の見解・志位委員長 2006年韓国訪問時の発言 侵略反省の上協議を




 企業は派遣社員を使えば”(物品)諸経費”で消費税を節税できる 

野田政権が雇用「使い捨てが基本」へ大転換 /派遣労働者の生_韓国 民主労総広報動画(字幕)



小選挙区制は3千万「死票」民意切捨て 共産党締出し法・比例定数削減 / 菅野美穂 蜜の味

公務員バッシング何が狙われているのか 「身を切る」で生活悪化の”不満”を増産再利用




今もてはやされている人物のこと (橋下カテゴリ⇒にメディアが言えない事件多数)

  NHKザ・プロファイラー「ヒトラー」/橋下市長 独で話題「危険な政治家」 /沖縄侵略の歴史 安保で見える③

 大阪教育基本条例反対著名人アピール ・橋下氏の後援会幹部業者 先物取引トラブル歴 

橋下教育条例案ー ナチの手法?「近代教育解体の一歩」「恐怖で教育を支配」「英国で失敗」「経営と違う」

維新の会、本性現す・公務員は「国民に命令する立場」 国保料・保育料引き上げ、水道料金福祉減免廃止




  田中優 ブログTV 戦争のメカニズム 未来バンク 太陽光・自然エネルギー発電
  
   お金で世界を変える30の方法  田中 優 + A SEED JAPAN エコ貯金プロジェクト[編]



  「弱者の味方」 = 「みんな(99%市民)の味方」

 新聞赤旗 各界から推薦 共産党、貧乏にはならないにゃん。赤抜けません、勝つまでは。

 日本共産党に注目~米タイム誌~

スクープ連発ー なぜ『赤旗』だけが / 「原点」 山下よしき "共産党なったらいかん"を乗り越え


  共産党が得票率・議席占有率伸ばす 被災地 岩手・宮城で 何を意味するのか

耐震・防犯・子育て 東京で一番住みやすい街に 狛江市長選挙2012・6・24 矢野市政16年の成果


あなたと学ぶ日本共産党 書記市田忠義のはなし~『新聞赤旗』読者約180万人、海外10ヵ国に特派員~
  これを読むと、日本共産党の根幹・目指す世界等、考え方が大体わかってくるんじゃにゃいかと。
      綱領をやさしく言い直したような内容。
 ちなみに、日本はいまだ独立国と言えないような安保条約で基地や軍事費に振り回されてますが、フィリピンは20年前の1992年にアメリカ基地を撤収させたんだと・・。にゃんと日本は情けにゃい。 


原発利益共同体や、軍事体制がらみの記事。 ↓↓

   高校生まで狙われた 自衛隊・情報保全隊とは 国民監視部隊の闇


 国家秘密保全法 取扱者適格性 確認 /原発保安院は政府下 ウラン抽出!? / 石原都知事「公助は最後」 

 
 高江ヘリパッド裁判 国に「被告」にされた沖縄の夫婦の思い



 電力不足 財界『海外移転』いうがアジアは深刻 / 被害農家に『送電停止』 加害者東電が何をする気か


大手メディアでなく「赤旗」がスクープ連発はなぜ? / 政党助成金 被災地の苦しみよそに手にした9党





「思いぶつけてくれた」会長報酬8億のソニーに解雇通告された労働者訴えyoutube 等、2011年7月の記事群

"不況ではなく我々は盗まれたのだ" 詐欺師・富独り占め 残り「99%」の連帯で経済の転換を 


 ここに書いてあること(赤旗記事等)と、$テレビ$等大手メディアを 色々と見比べるとはっきりする・・というか過去記事なので、だいぶ拡まった情報も多いですが。




 
あの絵本画家の映画『いわさきちひろ27歳の旅立ち』予告編《2012・7~全国》山田洋次 高畑勲
 
 RC SUCCESSION (忌野清志郎)1989. 軽薄なジャーナリスト サマータイムブルース
  RCサクセション(忌野清志郎) 原子力批判 サマータイムブルース~LOVE ME TENDER
 ←元祖原発批判アーティスト。日本共産党は、元祖原発批判(警告)政党(大昔から)。


『カーネーション』総集編と戦争に反対した人々・蟹工船の小林多喜二も

マーガレット・サッチャー『鉄の女』 新自由主義の先駆者 勝利者の傲慢 ー理由はあとから付いてきたー

梅ちゃん先生 堀北真希インタビュー、女医になる権利獲得への女性のあゆみ・歴史


犬とネコは甘えるしぐさが真逆 ダーウィンとマルクスの社会進化論


 世界に誇る「日本アニメ」の現状。名探偵コナン制作「スタジオ・イースター」の違法な職場環境

 『ぶどう園の労働者』のたとえ ー 三浦綾子 新約聖書入門 光文社文庫より

かま猫の歌  宮沢賢治「猫の事務所」いじめ物語/ 生活保護給付カット 不安増大 日弁連全国ホットライン

2012-12-22 | 哀 / 労働問題 
かま猫の歌   唄 智


 猫の事務所 (←ネコ=人間「いじめ」物語。)



日弁連全国一斉ホットライン

生活保護 不安増大


「受けられる?」相談急増

貧困拡大おかしいの声大きく



 生活保護バッシングの影響で利用者の不安が広がっていることが、このほど行われた日本弁護士連合会による「全国一斉生活保護ホットライン」でわかりました。
2006年から毎年行われているホットラインでは過去最多、1771件(追加の集約数を加えると2017件)の相談が寄せられました。

 生活保護未利用者からの相談は1039件にのぼりました。その相談内容のうち不安の訴えが534件あり、「生活保護を受けられないのではないか」という声が345件を占め、圧倒的多数になりました。
また、利用者428件の約2割が「保護を打ち切られるのではないか」という相談でした。

 ホットラインに関わった小山哲弁護士は相談内容から「生活保護バッシングの影響が非常に大きく、最後のセーフティーネットのハードルが高く利用しづらいものになっていると感じた」としています。
加えて、「家族に扶養してもらえ」と相談者を門前払いするなど「福祉事務所の違法な対応が横行している」と指摘します。

 小久保哲郎弁護士は、2008年は派遣切りされた単身男性からの相談が多かったのに対し、今年は高齢者や持ち家がある人、自営業がうまくいかなくなった人からの相談が目立ったといいます。

 相談者を年代別で見ると、60歳代以上が最多で745件を占めました。

 わずかな年金生活者で同居の子どもが精神疾患で働けない、働けても収入が少なく家族で支えきれないなど深刻化しています。小久保弁護士は貧困の広がりを指摘します。


 小山弁護士は「生活保護の増大は、年金や医療などの社会保障のネットとさらにその上にある雇用のネットのいずれもが崩壊していることが原因だ。社会構造を変えないと貧困の拡大は止められない」と強調します。

 そして、「一部の人たちに富が集中し、他の人たちが虐げられている事実に、大半の人は気付いていない。
この不公正を多くの人に知ってもらい、『おかしい』の声を大きくしていかなければならない」と話します。

給付カット狙う自民

 生活保護の利用者を不安に陥れた「バッシング」には自民党の国会議員らが積極的にかかわりました。自民党の「生活保護に関するプロジェクトチーム」の中心議員です。

 自民党は同チームがまとめた政策をもとに「生活保護費給付水準の原則1割カット」を政権公約に掲げました。
生活保護は、最低賃金や税金、保険料、各種福祉制度の基準ともなっており、その引き下げは国民生活に大きな影響を与えます。

 旧自公政権が廃止した生活保護・老齢加算の復活を求めてたたかう生存権裁判の訴訟団や貧困問題に取り組む団体は、新政権による生活保護改悪の動きに対して運動を強めています。




自民支持者からも「困ったときの共産党」と一目置かれる「日本共産党の生活相談」もぜひご利用ください。

困ったときは、お近くの日本共産党地区委員会事務所へ。

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松下奈緒ピアノ f /chocolat /「相棒」水谷豊「リミット」森山未来 赤旗インタビュー /内田勝正俳優の権利

2012-12-19 | 各界インタビュー(新聞赤旗等より)
松下奈緒 f


松下奈緒 chocolat

 とか、ちょっと思いついたので初めてどんな演奏されるのか聴いてみました。モーツァルトも。




  俳優 水谷豊さん  理想は「地でやってるか」

         しんぶん赤旗 日曜版2010年3月7日号


 刑事ドラマ「相棒」に主演して10年。8作目がいよいよ最終回を迎えます。
「一言で言えば、社会派エンターテインメント。社会的な題材も堂々と扱えて、うれしいですね」

 事件の背後に、公共事業の不正や米軍基地問題なども骨太にすえてきたドラマです。

 「政治や警察内部の悪いやつ。組織の中でまじめに生きる人たち。両方を描けたら、ちょっとすてきだなって」

 演じるのは、警部・杉下右京。切れ者で、警察の不正も許さない正義漢の彼は、上層部に疎まれて、警視庁の閑職「特命係」に飛ばされました。 新しく係に配属された神戸尊(及川光博)と難事件に挑みます。

 最終回では、上層部が2人を”左遷”した巨大な狙いが明らかに。「どうぞお楽しみに」

  *   *

 「傷だらけの天使」「熱中時代」「刑事貴族」どの役も、「その人そのもの」に見えるのがすごい。
 「役の背景を考えていると、イメージが突然降りてくるんです。『あ、この感じ!』って。でも『熱演』と評されると、あまり嬉しくない。見る人が作品に浸れなければ」

 20代前半に共演した個性派俳優・岸田森さんに言われました。「役者にとって一番の褒め言葉はね、『地でやってるんですか?』だよ」。これが理想です。

 芝居は「つくる」のではなく、「自分の内側から出るもの」。だから、いつも豊かな自分でありたいといいます。
 「もし、ある人物を魅力的に演じられないとしたら、それは今の自分が魅力的でないということです。普段何を感じ、どう生きるか。役者は、常に試されていると思います」

 「熱中時代」に主演したのは26歳。東京の小学校へ赴任した北野広大を演じました。 いつも、子どもの目の高さで語りかけた広大。 テレビの中の「北野先生」に夢中になった子供たちが今、俳優やスタッフとなり、撮影現場にいます。
 「自分でも不思議なほど、いい出会いに恵まれました」にっこり笑います。

  *  *

 芝居への情熱を感じさせる人です。でも30代までは、一作品が終わるたび、「ここは僕のいるべき世界じゃないと思っていたんです」と明かします。

 転機は38歳で長女の誕生。娘のためにも、「できる限り俳優を続けたいと思うようになりました」。その娘は今年20歳。ときどきは家族で出演作を見ます。「あまり厳しいことはいわれません。口にしないだけかな(笑)」
 「ひとりでも多くの人に喜んでほしい」という気持ちが俳優としての原動力といいます。
 「直接声は聞こえなくても、『よかった』『また見たい』という思いに押されて、僕らはまた先に進めるんです」

 大塚武治記者 撮影・後藤淳
   (しんぶん赤旗 日曜版 2010・3・7号「ひと」欄より)




  俳優 森山未來さん 言葉をもっと磨きたい

         しんぶん赤旗 日曜版2009年7月12日号


 映画「世界の中心で愛をさけぶ」(04年)で初々しい高校生役を見せたこの人も、24歳。
「すごい集中力。こんな若手、見たことがない」(ドラマ「リミット」で共演した武田鉄矢さん)と絶賛されるまでに。
 でも、素顔は相当の照れ屋。絶賛の感想を尋ねても、赤くなって小声で、「・・そんなことないです」。

 踊ってばかりの少年でした。


 ・・・すいませんやっぱ面倒なのでここで一旦やめますにゃ。と思ってたら記事捨ててしまいました。


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 内田勝正(うちだ かつまさ)
1944年千葉県生まれ。「必殺シリーズ」「水戸黄門」「暴れん坊将軍」などテレビドラマ、映画に多数出演。

俳優の権利守り、文化を支えたい   

内田勝正 ― 俳優・日本俳優連合副理事長


 今年6月、北京で開かれた世界知的所有権機関(国連の専門機関)の外交会議で、映画やドラマの2次利用(再放送やDVD化等)の際、俳優が報酬を受けることのできる権利を認める条約ができました。
 私たちは長い間、俳優と家族の生活を守るためにもこうした権利を認めるよう求め続けてきましたが、やっと重い扉が開きました。

 3・11以降、文化の役割が見直されています。私たち日俳連も支援チャリティーなどに取り組んでいます。
 人々には喜びとか笑いとか、心のケアのようなものが絶対に必要です。それができるのが我々であり、俳優の使命だと思います。

 日本の文化予算は全予算の0.1%(フランスは0.8%、韓国は0.7%)。俳優の9割は本業だけでは生活ができないのが現状です。

 俳優は表現者であり芸術家です。読書や観劇は表現するときの材料になります。しかし特に若い俳優はアルバイトに追われ、本を読むことも、映画や舞台を観ることもできない状態におかれています。これでは良い俳優は生まれません。
 人々が感動するようなドラマを世に出していくためには俳優の出演した映画ドラマの権利行使が必要です。俳優にもせめて音楽実演家と同様の権利ができるように訴えているのです。

 北京条約をこれから日本の法律に反映させ、実現する取り組みが求められます。しかし文化庁は「日本の著作権法は北京条約を先取りしている」とか「民と民で交渉を」と言っています。「うるさく言うと使わない」と言われれば引くしかない俳優の弱い立場を考えれば、それでは解決しません。私たちの主張をたえず、いろいろなところで発信していかなければと思っています。

内田勝正(うちだ かつまさ)
1944年千葉県生まれ。「必殺シリーズ」「水戸黄門」「暴れん坊将軍」などテレビドラマ、映画に多数出演。
(全国革新懇ニュース 2012.12月 2013.1月 合併号)

全国革新懇の3つの共同目標
① 日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざします。
② 日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします。
③ 日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします。

2012.12月 2013.1月合併号の革新懇インタビューは、女優・タレントの杉田かおるさんの、
「農業、原発、憲法、生き方を語る。 人の幸せを思い、社会のために」です。

全国革新懇ニュースのお申し込みは
℡03(3357)5515
年間購読料1800円・送料込
〒160-0004 東京都新宿区四谷3-8 三橋ビル5F
℡03(3357)5515 FAX03(5363)8965
ホームページhttp://www.kakushinkon.org/ Eメールzenkoku@kakushinkon.org  
    

 昨夜のNHKプレミアム・ミラノスカラ座講演「カルメン」(09年)のドン・ホセ役テノール、ヨナス・カウフマン氏イケ面でしたにゃ。出演者全体的に、カルメンにしては地味な感じだったような気が気のせいかしたけど(昔子どもの頃に見た印象と比べて)。
 まぁほんとにほぼ「魔性の女に翻弄される」というだけの内容だったけど、音楽は聴きやすくわかり易く美しいところも多かったですにゃ。
  今日はワーグナー「ニーベルングの指輪」近藤さんが昔好きだと言ってたの・・起きてられるかにゃ。寝るかも。

Tommy heavenly6 LCDD /惨敗・2012年衆院選選挙結果

2012-12-17 | 女性VOCAL
Tommy heavenly6 LCDD



選挙結果では、日本人はとことん欧米か!し、肉食化(というか食われたい?)したいようですが、
      (欧州全体に失敬か。米国か!ですにゃ。)

 まぁ甘いキャンディでも舐めてゆっくり考えてからにしましょうや。。。

 糖分依存症になってスイーツ女子になるくらいににゃ!
 
 この世の中、少しは甘い話はあるんだから。


 じっくり、特にマスコミが取り上げない危険な政治と、あと90年国民の利益のための活動をしているのに権力に黙殺される政党を研究してみるまでは、気軽に投票所に行ってほしくないんですがにゃ。。


 エ!? 「共産党の本当の目指すシステムをシラニャイからそんにゃこと言うんだ」って!?

 それは大昔のマルクスの知恵を馬鹿にし過ぎというものですにゃ。ついでに今の知識人も。


 そりゃ党員は普通の力を持たない人がほとんどですが、どこかの宗利宗略(宗教利用してる)政教分離してにゃいだけの嘘吐き政党と同じにされちゃぁ、たまったもんじゃにゃいのでございますにゃんですがにゃ。。。。

 まぁ愚痴るのも疲れるので、、

しばらくお休みしましょうかにゃ。  

憲法9条が大争点★★『国防軍』『集団的自衛権』・・危険な公約 「決められない選挙」??

2012-12-16 | 原発利益共同体 ・ 軍事体制
憲法9条が大争点

『国防軍』『集団的自衛権』・・・危険な公約
  


「国防軍」「自主憲法制定」「集団的自衛権の行使」・・・。今回の総選挙では、きな臭い公約が飛び交っています。憲法9条を壊すのか、9条を生かす平和日本をつくるのか。鋭く問われる一大争点です。

 「安倍自民党総裁が公約に掲げた【国防軍】にママたち、おばあちゃんたちが猛反発!

『もしも軍隊を作るなら私は子どもを連れて国を出ます!』
  


 女性週刊誌『女性自身』(18日号)は、こんなタイトルの特集を組み、選挙戦の様相に危機感を示しました。その中で、改憲の危険性についての識者の見方を紹介し、「家族に降りかかる危機を、しっかり見極めなければ―」と呼びかけています。

 憲法を敵視する主張は、自民党だけでなく、民主党、日本維新の会、みんなの党、公明党、未来の党などにも及んでいます


憲法をめぐる各党の態度

民主党 「集団的自衛権に関する解釈などの見直し」(野田首相が議長の国家戦略会議の分科会報告書)、「(9条)2項は変えるべきだ」(前原誠司国家戦略担当相)

自民党 「集団的自衛権の行使を可能とし、『国家安全保障基本法』を制定」(重点政策)、「国防軍を保持」(憲法改正草案)

公明党 新たに憲法を加える「加憲」の対象に、自衛隊の存在や国際貢献なども検討

日本維新の会 「自主憲法制定」「集団的自衛権の行使や領海統治などを定める国家安全保障基本法の整備」(衆院選公約)

みんなの党 「憲法改正手続きの簡略化」「憲法上、非常事態法制の整備を明記」(アジェンダ)

未来の党 「国際平和と自衛のために国軍を持つ」(東祥三候補)、「安全保障基本法の制定」(公約)


集団的自衛権を認めたら

米の戦争で自衛隊が攻撃


 これらの党にほぼ共通するのは、歴代政府の憲法解釈を変えて「集団的自衛権の行使を可能にする」ことです。
 
 集団的自衛権とは何か。自国が攻撃されていなくても、同盟国が攻撃されたら、自国が攻撃されたとみなして反撃する「権利」のことです。歴代政府も、「日本防衛」を超え、憲法9条に違反すると断じてきました。
 集団的自衛権の行使を認めたり、憲法9条を改定してしまえば、自衛隊が米軍の戦争に加わり、海外で戦争することになります。

 これまでイラクに派兵された自衛隊も派兵法で武力行使できないようにされてきました。しかし、憲法9条と集団的自衛権行使の禁止という歯止めがなくなれば、自衛隊がイラク軍や市民を殺傷する事態を招くことになります。

 これで喜ぶのは、自衛隊を自らの世界戦略のもとで利用したい米国です。最近でも、米議会報告書(5月)は、日本の憲法解釈で集団的自衛権の行使を禁じていることが、より緊密な日米軍事同盟協力の「障害になっている」と非難しています。
 集団的自衛権の行使を可能にする法整備は、こうした米国の対日要求に応えようとするものです。


いまなぜ、何を狙う

“米国のために血を流せ”


 集団的自衛権の行使で一体何を狙っているのか―。自民党の安倍晋三総裁は著書の中で、「軍事同盟というのは『血の同盟』にもかかわらず、『今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、アメリカが攻撃されたときに血を流すことはない」と嘆いています。(『この国を守る決意』)。
米国のために血を流す軍事同盟へ転換―。これが狙いなのです。


維新98%、みんな、民主、未来・・・

明文改憲の候補続々



 解釈だけでなく、さらに明確に海外での戦争に加われるように憲法の明文改憲を狙う動きも公然化しています。

 自民党は4月に『憲法改正草案』を発表。日本維新の会も公約で明文改憲を主張しています。

『毎日』(8日付)が報じた候補者アンケートによると、日本維新の会の98%、みんなの党の96%、公明党の87%、民主党の58%の候補者が改憲に賛成と回答しています。

未来の党も、東祥三候補が「国軍を持つ」と公言するなど、改憲賛成が候補者の半数を超える53%。同党の松崎哲久候補は集団的自衛権の行使について「安全保障基本法という法制でやる」と述べています。

 各党の標的は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とした9条2項です。

 歴代政府は、自衛隊の存在を合理化するために「自衛隊は憲法で禁じられている『戦力』にあたらない」と主張。「戦力」ではないので、

①武力行使を目的にした海外派兵 
②集団的自衛権の行使
③目的・任務に武力行使を伴う国連軍への参加―

はできないとしてきました。(衆院特別委員会での内閣法制局長官答弁、1990年)。
 
 「国防軍」など、戦力保持を憲法上で認めれば、海外での武力行使がすべて可能になってしまいます。

 しかし国民の中では、こうした改憲に反対する人は多数です。世論調査でも、改憲で自衛隊を国防軍にすることに賛成する人は26%に過ぎず、反対は51%に達しています。(『朝日』3日付)


9条生かす道示す共産党

 主要な政党の中で、改憲の本質を告発し、憲法擁護の論陣を張っているのは日本共産党だけです。
 志位和夫委員長は選挙戦の中で、軍事同盟に固執する国々は世界でも少数派であり、東南アジアでは『紛争の平和解決』を掲げるASEAN(東南アジア諸国連合)が地域の共同体として発展していることを紹介。

 「紛争が起きても戦争にしない。外交で解決する。憲法9条こそ、この思想を体現しているものです。9条を生かす平和外交で世界に貢献する日本をつくりましょう」と訴えています。
(しんぶん赤旗日曜版2012年12月16日号)

しんぶん赤旗はお近くの日本共産党地区委員会事務所へ。
日刊紙 月3.400円  日曜版 月800円

日本共産党ホームページ
http://www.jcp.or.jp/
携帯版
http://www.jcp.or.jp/i/index_i.html

火の鳥のモデル 青い鳥ケツァール(写真)/ あさのあつこ赤旗インタビュー「グラウンドの空」連載終えて

2012-12-16 | 各界インタビュー(新聞赤旗等より)
  

 枝に止まった雄のケツァール
  ブルーに輝き、1メートルもの長い尾は樹間を流れる風に美しくたなびいていた


  「火の鳥」のモデル  ケツァール      しんぶん赤旗 日曜版7月26日号より


 動物たちの楽園    浅尾省五 


 およそ10年前、アメリカのフロリダにあるディズニーワールドを訪れたことがある。
 広大な敷地の一画で、いろいろな動物たちをアトラクションや展示の形で紹介していた。

 飼育員の肩に小鳥がとまっていた。見たこともない緑の小鳥だった。
 なんともかわいい顔をしたその鳥は、ケツァールの幼鳥だった。

 気品のある美しさに私は釘付けになった。
 後日、世界一美しい鳥で、幻の鳥ともいわれていることを知った。
 いつか野生の姿をとりたい、それは私の夢の一つとなった。

 今年の5月、中米コスタリカに行った。ケツァールを撮りたい。それだけが今回の旅の目的だった。

 首都サンホセから東南方向に車でおよそ3時間。海抜3千メートルのこの辺りは広大な熱帯雲霧林で、高い湿度のため森の木々はコケで覆われ、深い緑の自然が保たれていた。

 ケツァールはアボカドの木の実が好きなのだ。まずは木を探した。
 ドングリほどの実をつけた1本のアボカドの木の下で、待つこと数時間。疲れ果てた頃、突然目の前に緑色の鳥が飛んできた。
 赤い胸、1メートルもある長い尾、ケツァールだ。

 私は夢中でシャッターを押し続けていた。長年の夢がかなった瞬間であった。

 その美しさから神の使いとあがめられ、昔から聖職者や国王だけにその羽を身につけることが許されたという。
 手塚治虫の漫画、火の鳥のモデルとしても知られる。

 その羽毛は金属的な光沢があり、見る角度や光線状態によって緑色から青色にまで変化し、実に美しく優雅で、高貴なイメージさえ感じさせられる。

 ケツァールはメキシコ南部からパナマの森林地帯に分布する。
 ケツァールも例外なくその生息数は減少し、本当に幻の鳥になってしまう危機にある。

 自然の森を守れば、そこにすむ多くの動物たちが安心して暮らすことができる。豊かな森を守ってあげたい。
 (あさお・しょうご)


   

 好物のアボカドの実を食べに来たケツァール。
  雄は美しい緑色の頭部で長い尾があるが、メスの頭部は地味な茶色で、長い尾はない

  http://www.rakuensanka.com


  (しんぶん赤旗(HP毎日更新)日曜版・2009年7月26日号)


 昔は赤旗に、手塚治虫が連載をしていて、赤旗の締め切りを優先して描いてくれていたとかいう話は有名ですが、

 この↑の記事の裏の33面には、

「キャノン偽装請負告発」涙ながらに陳述  の記事と、

   「Canonは偽装請負を謝罪し正社員にしろ!」  キャノン非正規労働者組合
  という、原告団の持つ旗看板の写真が載っています。

  08年4月の、パナソニックプラズマディスプレイ大阪高裁判決ではプラズマの雇用責任を認める判決が出たこと、

  そして労組の違いを超えて2009年3月に結成され、労働者支援活動する非正規ネット栃木の紹介も。

  シンポジウムや平和コンサートなども開かれ、記事現在には、非正規ネット栃木を「支える会」もつくりられていると。


 

 同日号の3面には、 作家 あさのあつこ さんのインタビューが。


 赤旗日曜版に連載している(2009当時)「グラウンドの空」完結インタビュー。


 抜粋。

 10代に魅かれる理由

   おとなにはわからなくたって きちんと生きようとしている

 おとなが閉塞感にあえぎ、社会の不安を子どもたちも認識している。
 子どもたちが何を考えているのかは、わかる方が心配。自分にさえわからない自分がいる。それが人間性の厚みになっていくのだと思います。

 私もわが子が考えていることがわからず、イライラしました。その裏には、子どもをコントロールしたいという気持ちや期待や欲があるんですね。

 作家としての私自身も、若い人の気持ちがわかると思ったとたん、書けなくなる気がします。

 
 (作品では)おとなの不幸に子どもたちが巻き込まれています。学校を中退しなくてはならなかったり、家庭がばらばらになったり。
 でも社会に対して子どもは無力。参政権もないし、働いてお金をかせぐ事もできない。
 社会を変えていく力というのは、圧倒的におとなが強い。ほんとうにしっかりしなければなりません。

 「グラウンドの空」では少年たちだけでなく、おとなの力も書きたいと思いました。それが瑞希の母親や野球部の監督、透哉の祖母たちです。

 ―日曜版に一言。

 私も長い読者です。信念・信条がある新聞だと思います。

 共産党というと難しい、堅いというイメージがあるかもしれませんが、言っていることは、私たち庶民が幸せに暮らせる社会をどう作るか、ということですよね。
 難しくないです。そのことを多くの人に伝えるのが日曜版ですね。信念を曲げず、更なる進化・発展を期待しています。
 理不尽な苦しみにさらされるこの国の子どもたちが、幸せに生きられるように。

 
 あさの・あつこ
1954年、岡山県生まれ。『バッテリー』シリーズ全6巻で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞など受賞。
 時代小説やSF作品も手掛ける。最新刊は『朝のこどもの玩具箱』(文芸春秋)

 (しんぶん赤旗(HPも毎日更新)2009年7月26日号)


 SF作品は読んでみたいですにゃ
 



 
 

 
 
 

ワンピースOP Share The World 清志郎とイマジン / 2012総選挙ぶれない党を選ぶ 瀬戸内寂聴・仲代達矢

2012-12-13 | 忌野清志郎 と 反原発ソング
ワンピース オープニング 11 - Share The World




 だいーぶ古い記事ですが・・ちょと見つけたので。

2010年5月3日(月)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流

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 ロック歌手の忌野清志郎(いまわのきよしろう)さんが亡くなったのは、去年の5月2日でした。はや1年。NHK・FMは昨日、11時間近くぶっ通しで「今日は一日“清志郎三昧(ざんまい)”」を放送しました

▼この記事も、“三昧”を聴きながら書いています。あの歌、あの声、あの笑顔と姿をしのんでいると、清志郎さんの残した言葉の数々がよみがえってきます。たとえば、5年前の2005年4月の、次の訴え

▼「この国の憲法9条を知っているかい。戦争はしない。戦争に加担しない。愛と平和なんだ。 まるで、ジョン・レノンの歌みたいじゃないか」。

地球環境を守ろうとよびかける「アースデイ」に出演し、歌の合間に語りかけました

▼やはり場所柄でしょう。前置きがあります。「いちばんの環境破壊は戦争なんだ」。「環境」と憲法9条。ナマケモノ倶楽部の世話人で環境運動家の辻信一さんも、常々のべています。

憲法9条は生命を大切にするという思想だ、と▼辻さんの考えによれば、生命を大切にする思想は、人間はもちろんのこと地球上の生きとし生けるものにおよぶところに成り立ちます。だから9条は、人間の生存の土台である生態系を守る新しい世界へ向かうために欠かせない、着想であり手がかりであり出発点だ、というわけです

▼憲法施行63周年の今日、ニューヨークで核不拡散条約(NPT)再検討会議が始まります。9条とは相いれない、人類と地球にもっとも残酷な核兵器。 清志郎さんはいいました。「日本の憲法を世界中に自慢しようぜ」



 これは新しい記事。

総選挙 私の選択 ぶれない共産党 

   瀬戸内寂聴さん  仲代達矢さん




憲法9条変えてはならない 俳優 仲代達矢さん


 私は昭和7年(1932年)生まれで、軍国政治の真っ只中に育ちました。

 『一億玉砕』『日本は神風が吹く』。

 大人に教育されたことを頭から信じた少年でした。
 東京・渋谷に住んでいたとき、毎晩のように爆撃にさらされました。命からがら逃げました。同級生は半分くらいが死にました。
 もう二度と、どんなことがあっても戦争をしてはいけない。憲法9条を変えてはならない。
 ところが今、戦争の何たるかを知らない政治家が「憲法改正だ」「国防軍だ」と言っています。選挙を前にできた、たくさんの政党も、状況次第でコロコロと主張が変わるところが多いんじゃないでしょうか。これからの日本がどうなるのか、本当に心配です。
 共産党だけですね、ぶれないのは。ずっと変わらず、反戦と原発ゼロを訴えている。その意味で、私が一番信頼する政党は共産党です。
 戦争と原発が絶対、次世代につながらないように。そういう政治をしてもらいたいと思います。民衆の眼を私は信じています。


 「党名変えろ」と言ったが・・・。 作家 瀬戸内寂聴さん

 今度の選挙では、どこに票を入れていいかわからない、という声をよく聞きます。
 脱原発にしても、そう言えば有権者が入れてくれるだろうと、急に転換した人もいる。選挙に勝てばいい、という考えの人に投票したら、結局、期待は裏切られます。

 私の基準は、言っていることと、していることがぶれない政党を選ぶべきだ、ということです。その点で、日本共産党は一貫してぶれていませんね。

 投票しても共産党の議席がなかなか増えないので、私は「党名を変えろ」とずっと言ってきました。でも政党が次つぎ名前を変え、5日で消えていくような党もある今の状態を見ていると、変えるのもどうかと思いますね。とにかく発言のぶれない政党は信頼できます。
(しんぶん赤旗日曜版 2012年12月16日号)

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