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尺八&ピアノ 華麗なる響宴(演奏編)

2008-02-26 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 ではではナカミの方に移らせていただきましょ。

 尺八&ピアノ
  春の海            宮城道雄
  タイスの瞑想曲        マスネ

 尺八ソロ
  アメイジング・グレイス    賛美歌
  シランクス          ドビュッシー
  空 -Ku-          藤原道山

    休憩ーーー

 ピアノソロ
  別れの曲            ショパン
  幻想即興曲          ショパン
  悲愴             ベートーヴェン

 尺八&ピアノ
  ルーマニア民族舞曲     バルトーク


    アンコール
  尺八&ピアノ
  管弦楽組曲第2番からポロネーズ バッハ 



  今回、私の興味の内、近ファンとしての興味は、ほとんどトークに向けられていました。 
 お2人、けっこう仲がよろしいようなので、どんな近藤トークに発展するのか楽しみでした。
 しかしもちろん、道山さんの尺八演奏やお人柄・お2人のコラボも楽しみにしておりましたので、まずは尺八の感想から。


 尺八、生で聴くのはほぼ初めてでしたが、魅力的な音色で、表現の幅があって、とても良かったです。
 全体的に、郷愁・旅愁を思わせるような音ですが、ときにはまろやかな風のようであったり、ときには台風の時に鋭く突き刺してくる隙間風のようであり、はたまた時には、低く唸るような厚みのある音であったり、砂嵐のように?雑音を混じらせたり。。
 
 ただ木の筒に5つの穴を開けただけの笛で、すごくいろんな表現ができるのです。
 というか、ただの筒状のものだから、いろいろ風のように変化させられるのか。
 すごいと思いました。

 フルートなどもそうですが、笛ものって、奥深いなぁと思います。
 息を吹き込む楽器、特にフルートや尺八というのは、生き物の息吹を感じるというか、生命力のうなりを感じられる楽器でもあると思います。

 そして、ピアノには絶対無い表現・「微妙な音程のずらし」というものもあります。
 歌でも弦楽器でもそうですが、ピアノのように、決まったキーを叩くわけではないので、音から音に移るときに”うねり”を伴ったり、わざと音を低めに取ったり・・という場面が多々ありますね。
 旋律の中にそういう表現を、効果的に織り交ぜると、ピアノなどとは異種の味というものが出て、笛の魅力が最大限に生かされる。
 尺八の場合は曲調のこともあり、特にうねりが顕著であり、それが魅力ですね。


 あ~なんともいえないわぁ・・このうねりが
 
 はぁ~。ピアノでも、尺八でも、上手い人が演奏すると、表現の幅広さに驚かされますね


 道山さんの演奏はどれも新鮮でしたが、いちばん印象深かったのは、ご自身作曲の「空 ーKuー」でした。
 「空」は、道山さんが弥勒菩薩様に魅せられて、その思いを表した曲だそうです。
 ひんやりした板の間で修行に励む僧の姿が目に浮かぶようでした。
 シャンとするような厳しい雑音交じりの音があったり、ピーンと張り詰めた空気を表すような、20秒くらい一音を伸ばし続ける場面があったり。
 菩薩様への帰心やお寺の雰囲気をよく表していて、とても味わい深いものだったです。いや、よかった。魅せられました

 
 魅せられるといえば、道山さん、ビジュアル的にもとてもスタイリッシュな方でした。
 私は2005年に近藤さんがブログで紹介されたときから2年近く、若くない方だと勝手に思い込んでましたが、まだ30そこそこって感じで、イケ面だったんですね(笑)
 そして、ジーンズが似合う若者でありながら、とても落ち着いた話し方、慣れてる感じで、お上品。
 10歳から尺八を始められるあたり、格式あるご家庭で育たれたのではないかと。想像ですが。
 しかもシュッとしてて(←大阪のおばちゃんが使う最大限のほめ言葉、スタイルが良くてカッコイイみたいな意)背も高い。
 横にいる近藤さんがすごい小さく見えました。(しかも赤いシャツに黒いズボンがブカブカぎみ且つハイウエストぎみで、^^)
 ・・・だからといって、道山さんに乗り換えたわけではぜんぜんありませんがね。そんなにタイプではないので・・なんて ←きいてない

 そうそう、魅せられるといえば、、
 バルトークの「ルーマニア舞曲」!!
 書くの忘れてましたが、これいいですねー♪ 
  切ないような楽しいような東欧風?舞曲(独特の和声感!)で、最後はテンション上がる曲
 元はピアノのためか、ピアノとヴァイオリンの曲らしいですが、尺八のための曲みたいです。
 他のバージョンも聴きたいですが、尺八のいろんな空気感、牧歌的な音を含んだ演奏がとてもよかったのです 


 えーそれでは、ここで簡単に尺八と邦楽について豆知識を。。
 
 尺八とは「1尺8寸管」の略で、それが標準だったらしいが、いろんな長さがあり、道山さん所有の中では「1尺」のものが最短で、「3尺3寸」のものが最長。

 尺八の音を決める要素は大きく分けて3つ。
 1、息
 2、指の押さえ方 (1mmあけるとか、1/4あけるとかで音程を変える)
 3、首の角度   (首を上げるのと下げるので、1~1音半ほど高さが変わる)

 「シランクス」は元はフルートの曲だが、昔ブラスバンド部でフルートを吹いていた道山さんが尺八でやってみようと思われた。
 作曲者のドビュッシーは日本の文化に興味を持っていた。そのころはパリ万博が行われていて、日本が出品した浮世絵などの影響で、フランスではジャポニズムという文化が生まれていた。(モネやゴッホなどの画家も影響を受けている)
 そうして作曲された曲を日本人の宮城道雄が聴いてまた影響を受け、「春の海」などの作品を生み出した。



 尺八、以上です。
 で近藤さんの演奏はというと・・・

 ソロは毎度おなじみの曲ですが、ちょーっと速弾きだったよーな。
 やっぱり、トークを挟むとリズムが変わっちゃうのか?
 それとも昨日はノリ過ぎたのか・・・そういう気分だったのか?
 
 いや近藤さんに言わせてみれば、「これで普通だよ」と言われるのかもしれませんが、私にはちょっとテンポが速すぎて追いつけないようなところもありました。
 
 でも、目を閉じて聴いてみると、なぜかその焦燥感はあまりなかったんですよね・・ふしぎ。
 このところの、ティアラのゆっくりモードに慣れてただけなのか。。

 でもテンポが速くてもなんでも、近藤さんの魅力、普遍的な歌心は健在でした
 
 伴奏でも、二人の音楽の美しさが絶妙にかみ合っていて、美しかったです。
 音楽性が合うと近藤さんが仰っていましたが、さすが息も合っていました。お2人は合わせやすいのでしょうね。


 演奏レポ終わり。
 なんだか尺八でえらく長々となってしまったので、今日はこの辺で切り上げます。続きは後日ということにいたしましょう。そういたしましょう たぶん。

 
 
 

 
 
 


 

尺八&ピアノ 華麗なる響宴(の行き帰り)

2008-02-25 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 藤原道山氏&近藤嘉宏氏。

 このところ、まじめにファンやっとります。
 また行ってきましたよ 
 今度の会場は、フレサよしみ 吉見町民会館 大ホール。
 あ、ファンとは近藤さんの方です。

 まじめに、と言っても、20日に母と話していて、思い立って(ちゅーか思い出して。前からなんとなく行くつもりではいたんですけど。)19:00前に会館に電話してみたら、まだまだチケあまってる模様だった、というだけなんですが。

 あら、まだいっぱい余ってたの・・
 
 で、電話に出てきたおばちゃんが、やけにアットホームな(しろうとっぽい)話し方だったんです。「あらあら、もう3日後ね、お金はどうしようかしら・・」とか。


  チケット余ってる  アットホームな対応
 
 この時点で、だいぶ田舎だということは察しがつきますね。だいたい、よく見たら町民会館だし。
 でも、電話番号が0493-だったので、まぁ遠くないだろと思ってチケット取ってもらいました。

 それからおもむろに、「ところで、場所調べてないんですけど、駅からバスとか乗るんですかね?」と訊ねたら、
 「鴻巣駅から東松山行きのバスに乗って比企吉見農協前で降りて、そこから歩いて20分です

 ・・・え?? 徒歩20分ですか? なんで、町民会館なのにバス停ないんですか??

 予想外でした。駅からは遠いとしても、会館前にバス停があるもんだとばかり。
 ちょっと田舎の方では徒歩20分圏内は当然歩けってことなんですかね。

 まぁいいんですが、ぜんぜん。 それを聞いたら、遠足気分が高まってきました。
 電車乗って~~バス乗って~~そっからてくてく20分。ちょーどいい遠足じゃないの。お菓子もってこーっと♪ 歩きながら腹ごしらえしよーっと
 って、張り切ってました。



 が・・・当日、1時間半電車乗って、鴻巣駅でお菓子持ってバス待ってたら、なんと真横でなにやら団体さんがタクシー拾ってるじゃないですかぁ。

 なにやら聞き覚えのある声が・・やっぱりMさん軍団(←少々シツレイ)でした!

 よし、乗せてもらお!  ←バス遠足♪はどうした?

 いや、いけませんな、若いうちは歩かんと・・って思ってたのに、目の前に来たものに飛びついてしまいました・・
 背に腹はかえられまへんでした・・・(←何の背に腹や。どっちかっていうと、タクシーに金はかえられん、やろ。)

 ま、いいか。4人で割って¥580くらいなら。
 ・・帰りも乗ったけど。(3人で¥720)
 ・・私にとってタクシーとは本来、どうしようもないときに乗るもんですが。
 でも、人様と一緒の時は、財布緩みます・・ってどーでもいいですね。

 行きは、U(M)さん、O(K)さん、Nさんと。
 (運転手さんに「皆さん明るいですけど何の集まりですか?」と聞かれました。その答えは書くまでもありません。笑)
 帰りは、千葉のOさん、神奈川のYさんと。
 まだまだ近ファンに馴染んでいない私ですが、今回も何人か新しいお仲間に出会いました。
  
         



 帰りのタクシー降りた後でも、駅ビルのフードコーナーであれこれ盛り上がりましたとも。
 内容は・・ちょっとここでは言えま変けど。
 ただ、今回はUさんの、近藤さんのコンサート100回記念だったということで!
 いやめでたいさすがです(私はたぶんまだ30回くらいだろう←10年がかり)
 しっかり、近藤さんに色紙も書いてもらわれて
 

 で、、帰ろうとしていたころ、なんとフードコーナーの前の通路を近藤さん&道山さんが通られたのです
 ・・いえいえ、けして、後をつけたわけではありませんよ。決して

 そして、鴻巣駅でもばったり(笑)近藤さんたちと鉢合わせ!
 ・・いえいえ、けして決して、追いかけたわけではございませんよ。
 強風のため、高崎線が大幅に遅れていたので、近藤さんたちも立ち往生していたのです。
 でも、彼らはすぐにタクシーでも呼びに行ってしまわれましたが。。

 ・・私たちファンと一緒にこんなところで待ってられないって訳ね・・・・・・・・・・
 (こちらには気付かないで(気付かないフリ?)行ってしまわれました。。
 ま、当然ですが・・・・・・・・・・・



 ・・てあれあれ?、演奏会のことに何ひとつ触れないまま、近藤さんたちとお別れですな。?? 
 
 ナカミのほうは、後日書くことにいたしましょう。そういたしましょう。
 
 ↑いかにも育ちの良さそうな好青年・道山さんの口調がうつった


 近藤さんたちに見捨てられ(←ヒガイ妄想)、駅に取り残された私たちは元気がなくなり、私は買物に駅ビルにいったまま、皆様と別れてしまいましたとさ。

 皆様どうもご無礼いたしました。楽しかったです
 またお会いできる日までごきげんよう   

  
 
  

どうでもいいが、思い込み

2008-02-17 | その他/余談
 昨日書いた、チョコの記事で・・・
 思い込み間違いをしていたことに気付きました。
 私は「チョコの味をシュミレーション」と言っていました。
 ところが正しくは「シミュレーション」だったのですね・・・
 
 ふと、ネットの文字を見て、びっくりしたのです。
 中・高生のころにいくつかシミュレーションRPGをやって、ゲーム雑誌も見ていた(ほんのたしなみ程度ですわ)私が、まさかそんな土台の語を間違って使っていたなんて・・!と。 
 本当に、「人は見ようとしないところは目に映っていても見えていない」のですね。

 でもいや待てよ、そんな今まで十何年も気付かないわけがない。もしかして、ネットの文字が間違っているのかも・・?
 と思い、辞書で調べてみたら、2度

 これだから、英語のできない人はいけません。綴りを見たら、どう見ても「シミュ」やったわ。


 ちなみに、「celebration」も、「selebration」と間違っていました
 まぁこれは、キーボードだからだと思われますが・・(←?)
 
 まぁ私が英語御池にはまっているのは、今に始まったことじゃございません。
 これを機に、ラジオ講座でも始めようかしら?
 でも、やるんだったら、英語より、ドイツ語やフランス語や中国語の方がやりたいんだけど。。 
 私がもし子供を産めたら、とりあえずお子には、英語と中国語を聞かせておこうと思います。
 ヒンドゥー語は、、必要ないよね・・英語できれば。


 あ、ファーストセレブレーションのコーヒービーンズチョコ。。
 コーヒー豆もほどよい食感だし、上品な渋さで美味しかったです。
 一粒が豆の大きさだから、わりといっぱい入っています。
 仕事しながら、とか眠気覚ましに、とか・・
 いいかも でも普段食べるには、やっぱ高すぎ・・
 
 

繊維たっぷり

2008-02-17 | 生活・食卓
 
 ごぼうスープです。
 セメントではありません。
 まだ、機械の身体ではありませんから。
 機械でもセメントは食べないでしょうけど。
 野菜はごぼう(1本)と玉ねぎ(小1コ)のみです。

 *ほかの材料*
 バター大さじ1 (で最初に炒める)
 鶏のスープ1カップくらい (で少し煮てからカクハンする)
 ミルク3カップくらい (こんどは豆乳にでもしようかな)
 塩

 のみです。 他にも残ってた野菜(芋とかほうれん草とかニンニクとか)を混ぜたらどうなるか? きな粉でも入れたら・・?とか思いましたが、とりあえずごぼうだけの味にしてみました。
 皮のままだけど、ほどよいゴボウ加減でおいしかったですよん。
 他に入れるとしたら、何が良いですかねぇ?
(あ、例によって、生クリームは割愛しました) 
 

 なんで、わざわざココに書くかと申しますと、半年ぶりくらいにミキサー使ってみましたの。
 といっても、今までミルとしてしか使ってなかったので、液体を扱ったのは初めてです。
 ↑今まで何やっててん?っていう突っ込みは入れっこなしです。
  ザルで濾して、かぼちゃスープとかは作ったことありますよ、もちろん。

 今まで、細かい物しか挽いてなかったけど、安物なので、まだ少し硬かった&大きかったらしきゴボウがなかなか砕かれてくれず、壊れそうな音をたてていたので、何回も入れたり出したりして苦心しました。
 しかも、ミキサーには、「1分30秒以上連続しないでください」 「何度も使うときは30分くらい休ませてあげてください」などと書かれていました。
 やはり安物だからでしょうか・・・
 
 ・・・は? そんなことしてたら、いつできるねん!ってことで、もちろん無視して酷使しましたけど。

 そして、めんどうなので、それ以上濾すこともせず、できあがりです。



 「濾す」といえば、最近、豆腐をざるで濾して、クリームシチュー風の豆腐シチューを作りました。テレビでちらっと見たのです。
 バターと豆腐で、けっこうそんな風になりますね。
 ルーも、中身が心配なこの頃ですので、これからも作ろうと思います。
 ただ、豆腐は入れてから煮てしまうと、すぐボロボロになってしまいますが。
 ふわふわで留めておかねばなりません。 
 ・・・写真がないということは・・そうです。あなたの想像通りです。




 こちらはその前の日に食べた、まめみるくスパです。
 大豆つながり、ミルクつながり、繊維つながりです。

チョコっと奮発 コーヒービーンズチョコ かわいい猫型はあるかにゃ

2008-02-16 | 生活・食卓
 してしまいました。
 first celebration というところのコーヒービーンズのチョコです。
 厳選したコーヒー豆をゲンセンしたチョコレートで包んだ・・
 ということで・・・
 200gぐらい入りで1200円もしました!
 高っ!
 他にも色々あったんですけどね・・安いのも・・
 これが一番高かったんですよ。
 おかげで、10分くらい悩みました。
 (どんな味かシミュレーションして。味見させろよ!と思ったりして。)
 我ながら、よく買ったよ。

 一応、私もオトメの端くれ、よって?バレンタインを無視することは罪になるみたいなので、毎年簡単なケーキとかチョコ作ったりしていましたが、今年は14日は忙しく(だったら先に作っとけばいいんだけど)、それに、だんなもちょうど北海道に出張だったので(飛行機に乗り遅れそうになったとかで、お土産ゼロでした・・)、たまには高級チョコでも買ってやろう・・ということになりました。
 だんなは「手作りじゃないの?」といいつつ、けっこう喜んでおった。
 ・・う?なにかね。「手作りよりウレシイ」とか思ってるんじゃないでしょーね

 買っただけでは、そっけないので、即席でお愛想メッセージ書いときました。
 「眠気をふっとばしてお仕事がんばってね 疲れたときは、ホットチョコをどうぞ
 職場で飲むかなと思い、チョコドリンクもつけときましたわ。


 なんだか売場で人気がありそうな感じだったので、さっき、ネットで調べてみたら、カキピーチョコが30年のロングセラーなんだと。ちっとも知らなかったわ。
 私は20歳までチョコ嫌いだったし、スイーツ研究もしなかったからな。
 
 今はチョコもすいーとるけん、(←)私にも味見させなはれ。

 今度はネコ型で作ってみたいにゃ

10日前のティアラ・・・

2008-02-14 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 の感想・・もぉええって感じになってきました。
 実はあの日は、けっこうぼーっとしていた瞬間も多かったし。
 っていうよりいつも、だいたいがぼーーっとしてるんだけど。
 ぼーーっとすることならそこらのおじょうさんには負けないわ。(哀)
 ・・だから、いつもいーかげんなんだけど。
 だから、ピアノも練習しないんだけど。
 ってか近藤さんのコンサートの後で電子ピアノ弾くと、なんでこんな音しかでーへんねん!って余計嫌気さしてきた。 弾く気なくなってきた~。最初から弾いてないけど・・・
 でもこんな私でも、グランド・・じゃなくても、本物ピアノと防音室が整ってれば、練習すると思うよ。(←過去が過去だから、あまり説得力ないかぁ・・・自分に。)


 近藤さんのガスパールをツェーデェーで聴きなおしました。
 CDも、すごく音が生きていて、いい仕上がり。
 解説の詩を読みながら聴くのも良いです。
 イメージが頭の中である程度まとまるような。
 あらためて、聴き応えありまくりの曲だなーと思いました。

 「水の精」・・・、水の一粒一粒(水の精?)も、あちこちで起こる湖の波紋も、、
 本当に水の精の世界に連れて行かれたような気分になるくらい、美しく幻影的ですね。
 そして、最後は、生身の人間とは理解しあえない・・というような切ない終り方みたい。
 さいごのパッセージは、本当にオンディーヌの哀しい高笑いのようで。
 多分ラヴェルさんもそのつもりだと思う・・?。それにしても、すごい、モーリスさん。←というと、世界名作劇場「小公女セーラ」を思い出すわ。「何もたもたしてんだい、早くかたづけるんだよ!」「はい、モーリスさん・・」のモーリスね。・・と思ったけどあれはモーリーだったわね。おばさんだから。

 絞首台も、、聞き飽きないですねぇ。 私のイメージでは、何人もぞろぞろと亡霊が歩いているような感じもいたします。不吉な鐘の音に促され、ヒタヒタ体液(←汗と言えよ)をたらしながら・・・って、これじゃ、安いホラーゲームみたいだわ・・こんなんじゃないんだけどなぁ、発想が貧困ですいません、モーリスさん、嘉宏さん・・・ 

 スカルボもすごいですね。でも、近藤さんが弾くと、そんなに不気味さはないなぁ。
 どちらかというと、妖怪くんよ、次はどこに現れるの~? たーのしーいなって感じ・・て言ったら言いすぎだけど。
 でも、超絶技巧なのに色んな音色の変化で妖怪の動きを表してて、やっぱりすごいよ、近藤さん! 音を息づかせるのがうまい!!
 

 私も、少しでも近づけるように、、練習するときは気合入れよっと。(するときは。)
 

 近藤さんの、お元気で、麗しかったご様子をかかなきゃ、と思っていたけど、
 今さら書く気もなくなったので、やめときます。
 
 でも、やっぱりちょっと書いとこうかな・・忘れるし・・。
 近藤さん、今回はにこにこでした。笑顔振りまいておられました。
 恒例の「人間扇風機(首振りモード)」も、率先して。(ややこ慣れてらっしゃいます・・)
 180°振り終わるころに、どなたかの何かギャグにウケてもいらっしゃいました。
 なんだったんだろ・・気になる。
 今度私も何かやってみようか・・
 近藤さんが扇風機だから、目の前で飛ばされるフリとか、自分は冷風扇のフリ、とか(どうやんねん?)風に立ち向かって歩いてるフリ・・とか・・・・
 どなたか、一緒にやりませんか?・・・ってバカすぎるか。
 日ごろから顔売ってる人じゃないと、目も当てられないね。

 脱線。
 今回は、なんと言っても、アンコールでMさんの小声に答えて、ノクターン2→8番に変えてくださったところが、さいこーの場面でした。
 近藤さんが、椅子に座ってから、
 「・・・えーーっと・・ノクターン、ショパンのノクターンの・・2番」
 といったところで、すかさず、というか思わず?Mさんが、
 「8番!」とささやくようにおねがいされたら、近藤さん、
 「8番?じゃ、8番を」と
 こーいうのって、すてきですね。常連さんからのリクエスト、これから増えたりして。
 その一帯は、いや、ホールは暖かい笑いで包まれました。私は、わーっと危うく声を出しそうになりましたわ 

 そしてアンコール最後の曲になって、曲を言った後弾くかと思いきや、
 「あ、そうだ」と、椅子に座ったまま営業を始めた近藤さん。
 「ここで言うのも変なんですけど。」
 「浜離宮の3回セットの券、今日受け付けてますので、是非。」
 「いっぱい余ってるようなので・・」
  一言何かおっしゃるたびに、皆が笑う。
  近藤さん、愛されてるわねー。幸せ者だわよ わかってはる?(笑)

 宣伝を終えて、「では。」とかわいく言い、「大洋」を弾かれました。  
 
 こういうことは、やっぱりティアラならではですね。
 アットホームなパーティーみたいでいい感じでした。 
 
 おっと、忘れてたけど、「悲愴」も良い息づかいでした。
 2楽章も私好みでした。

 それと、ショパン:スケルツォ4番も、私の弾きたいリストにめでたく載りました。  載せるのは自由だもん
 
 


 

積雪と訪問者

2008-02-12 | 外出・外食
 2月9日、関西では記録的な大雪(11年ぶり・10cm)だったらしいですが、東京もまた(今年5日目)粉雪が振っており、夜は2~3cm積もりました。
 夜中にまた喜んで見に行き、写真撮っときました。
 でも朝になったらだいぶ溶けてしまってました。



               





 11日は、めずらしく訪問者がありました。
 大阪のいとこが東京で就職試験を受けるついでに遊びにきました。
 と言っても、東京で働くのではなく、ドイツ行きの為の試験です。
 Sちゃんは前からドイツで働きたがっていますが、今ドイツは不況で、就労ビザはなかなか下りないので、日本大使館に狙いを定めていたそうです。
 そして、まだウチに来たことがなかった叔母もついて来ました。
 
 9日の夜行バスで来るはずが、積雪のため運休。
 やむなく10日に新幹線で来たそう。
 10日はフォーシーズンズホテルで高級ランチを食べてきたそうだ・・
 いいにゃ~。。

 
 
 しばしウチで談笑の後、私とSちゃんがスペイン料理が食べたい気分ということで、立川のスペイン料理店へ。
 

 
 前菜。真ん中の白いソースがかかってるのは、瓜系の野菜。
 お肉の色はグロく、何で着色してるのか気になりますが、どれも独特の酸味。お口に合いました。
 

 
 コースの選択料理を全部ばらばらにして、みんなで分け分け~
 ということで、ここから品数多いです
 鶏肉のサラダと、クーポンサービスの生ハム(またもグロいけど)と、スペインオムレツ(パプリカソース)。
 スペイン料理って普段とちょっと違う香りで、時々食べたくなるお味です。
 
 
 ガスパチョと、野菜の煮込み。 
 ガスパチョは冷たくって、中の野菜も凍ってた。ワザとなのかどうなのか?
 まぁそれもおいしかったけれど。 

 
 牛ほほ肉の煮込みでございます。
 柔らかく、ソースも美味かったです。

 
 白身魚が・・もたもたしていたら、解体済みでした。
 大阪の叔母ちゃん、早いです。

 
 パエリアもすき~

 
 右は、だんなのお米のつぶつぶスイーツ。
 左のカスタードは、Sちゃんのクリームブリュレっぽいののおすそわけ。

 一人2900円くらいのコースでした。
 あと、デカンタでスペインの白ワインも飲みました。
 ちょっとパンチのあるワインでした。

 今回は、ウチの奢りです。
 子供のころ、叔母にはいろいろ世話になったので、まぁ当然ですわね。
 しょっちゅう遊びに行ったまま惰性でそのまま晩ご飯にありついたり、たまに泊めてもらったり、小学1ねんのときには、学童からしょっちゅう脱走して叔母宅を勝手にアジトとしたりしてましたから・・・ほほほ(←迷惑なガキ) 

 あ、そうそう、昨日もお土産もいただきましたしね。
 
 中目黒の野菜スイーツで人気のお店、”Potager”(ポタジェ=家庭菜園の意)のクッキー。
 「ソバの実チュイール・黒豆きなこ」「トマトマドレーヌ」「にんじん&マンゴーのマドレーヌ」「小松菜とゴマのパウンドケーキ」

 ケーキも。みんなで即行食べて写真を撮り忘れましたが。
 「春菊とチョコ」「トマトとほうれん草のショート」「ごぼうとチョコ」「白ねぎクリームチーズ?」。
 野菜以外の材料にもヘルシーさにこだわっているようで、良いですね。
 どれも、けっこう野菜の味がしたり、ごろっと入っていたり、野菜の存在感ありました。
「春菊とチョコ」がいちばん美味しかったです。(満場一致)
 


 

ティアラ発 -- アンドロメダ行き

2008-02-07 | その他/余談
 先日のレポのつづき
 2月2日のコンサート分
 まだ終わっていませんわよ
 懲りずに書きますのよ

 前半で書いたように、一度書いたものが消えてしまったのですが、
 その理由が、なんと「ログインしてから、一定期間操作しないと、再度ログインが必要になる場合があります」というものなのでした

 ・・・・・??
 そんな・・・いや、まてよ。そんなはずは・・・・・・・・・・・・・・・
       
   ↑戻るを押せばなんとかなると信じてやってみて、再度打ちのめされたネコ型


 ・・ぬぁにーー!!
 聞いてないぞ!! んなの!! ってありかよ!?

 

 投稿ボタンを押したら、そのおことわり文が添加されたログイン画面が出たのです。。 それは恐ろしい画面でした。。

 ふざけてんじゃないわよ!! 何せっかく書いたものを消してんだよ!! あたしゃ、黙って徒労を繰り返すほど、お人よしじゃないんだよ!!

 と叫びそうになりました。
 出来上がったものを壊されるほど腹立たしいことはありません。
 ・・でもガラ悪くぶち切れながらも、たった今やり終わった作業を泣きながらやり直ししました けなげ・・←ただのバカ


 これからは、こまめに下書き投稿をしようと肝に銘じました次第です。


 こんなことがあり、ますます999号に乗ってメガロポリスへ行き、「機械の体」を手に入れたいと、妄想するようになりました
 スイッチ一つで記憶できたり、ピアノだって、きっと思ったとおりに弾けるのだわ・・

 いかんいかん! ぶるぶるっ・・・そんなところにのこのこ行けば、ネジにされてしまうのだったわ!

 それにしてもメーテルは魅惑の人ですわ。
 優しいのか、恐ろしいのか・・・どっちもだった気が。
 鉄郎も好きでした。
 他にも、魅力的なキャラがいましたな、たしか。

 このところ、無性にどんな結末(メーテルの謎も)だったか気になっています・・(忘れてしまったので←記憶装置作動せず)
 こうなったら、漫画読むべきか・・
 でもブックオフに売ってないのです(じゃぁ買えよって?そんな殺生な。
 アニメや映画版と、漫画は違うのでしょうか・・(まだアニメも見てませんが・・)
 

 ・・・またしても大幅に脱線しすぎ、行き先修正不能となりましたので、ひとまず途中下車し、出直させていただきたいと思います。

      

   
 

近藤嘉宏 ドラマティック・ピアノ

2008-02-04 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 2008 2/2(土) in ティアラこうとう小ホール


 ブラームス: 3つの間奏曲 Op,117
         ラプソディ  Op,119-4

 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」


      *******


 ラヴェル: 夜のガスパール

 ショパン: ワルツ第6番 第7番 第12番 第14番
        スケルツォ第4番
 

      ☆アンコール

 ショパン: エチュード Op,10-12「革命」
        ノクターン第8番
        エチュード Op,25-12「大洋」


 
 2ヶ月前に行った、ティアラこうとうにまた行ってきました。
 私、小ホールフェチでありんす。
 特に、近藤さんといえば、

 「みろよ、この計算尽で構築された音の立体感を!」←聴けよ、ですね。
 「ほら、いいだろ? この骨太な重厚感!」

 ・・みたいなのがウリですから。(?)
 そんなお方が、小ホールで弾いてくださるとあらば、行っとくべきですわよ。

 それに、ぜいたくですわよね、なんか熱狂的ファンだけご招待のホームパーチーみたいで。
 目を閉じれば、いや、目を閉じなくてもすぐ側に近藤さん。
 きっと、部屋で私のために弾いてくれてるみたいな妄想する族の方々がいっぱいいらっしゃると思われます。
 (私はいつもその余裕がありませんが・・でも
 
 ・・でもまあ、こう書いといてなんですが、一度にどっと来られても困るんですがね。
 私の席確保できひんやん。(←本音)
 なので、一度来てみて、「まぁこんなもんか」程度だった方は、
 どうか次回からご遠慮下さい(←毒)
 
 ・・でも、いつまで経っても、一般的に近藤さんが知れ渡って、
 チケット入手困難!ってな事態にはなっていないので、
 私のようなフトドキなファンにとってはありがたいかも。
 
 「知る人ぞ知る」「応援する人ぞ応援する」
 って感じがいちばんいいのかな。私にとっては・・
 もちろん、もっと羽ばたきまくってほしい気持もありますが・・。
 複雑でせつないファン心理です。
 
 ・・本題に入る前に脱線した。
 以上、得手勝手ネコ型談でした。
 近藤さん及び、近ファンの方々、ぶっとばさないでください。


 では気を取り直し、今回のプログラムはさいこーでした。
 まあ、いつもさいこーなんですが。
 近藤さんは、つまらない曲は弾きません。
 というか、彼が弾くと、曲の魅力が際立つのでしょうか。
 あまり工夫を凝らさないで弾くと、めいきょくも「まあいい曲」
(↑だじゃれか? 普段はオヤジの趣味ではないつもりですが、、文章のときだけ潜在意識が・・いやちがう、ってかどーでもよい)
 程度と勘違いしてしまうこともありますが、近藤さんは、端正でありながらも、一音一音、一瞬一瞬の彩で曲の面白さや美しさといったものを、思う存分届けてくれますから。
 で、しつこいようだが、その一音一音で構築された厚みを堪能するには、ホールが小さい方がよさげ。


 ホールといえば、改修工事のついでに、ピアノが前はベーゼンドルファーだっけ?→ベヒシュタインに変わりました。前回も書きましたが。 
 ベヒシュタインは、プログラムに書いてあるけど、ドビュッシーやリストに絶対の評価を受けていたらしい。
 さすがに、色彩感が豊かです。
 で、聴いた印象は、ベヒシュタインのほうが音が柔らかかった感じです。
 中音域が柔らかい気がしました。
 まぁ調整の加減もあるんだろうけど。
 でも、高音域はもちろん硬質でキラキラ、低音域は、深くどこまでも闇の底へ貫きながら解放するような音で、音域によってすごく多彩な変化を感じました。
 こんなピアノで練習したら、やっぱりちっとは上手くなりそうな気がするなぁ



 あー、ではでは曲のことを。ここまでで、すでにダルくなった方、すいません。
 私もダルイです・・(は?・・・一回、記事の大部分消しちゃったの・・)←でも記録しときたいからまた書いてるの
 ちょっと投げやり入るかもしれませんが、同情して全部読んでね。


 さて、今回のプログラムは王道ですね。ブラームスにベートーヴェンとショパン。
 でさらに、ラヴェルで彩り強化。
 というか、近藤さん曰く、「夜のガスパール」が「核」らしいですが。
 それもそうよね。 
 なんたって、存在感抜群ですもんね、この曲は。
 誰が聞いても、同じようなシチュエーションを想像しそうな、はっきりした物語性。
 目が回るような超絶技巧。多彩な音、表現。
 近藤さんが張り切るのも、無理はない。
 「スカルボ」(3曲中最後の曲)の、散々うごめき回った悪魔がふっといなくなる終り方、うまかったなぁ ほんとに、消えるのが目に見えたみたいだった
 曲全体としては、何度も聴いてると、大2曲「絞首台」がいちばん印象的かな。あの不吉ながらいやに淡々としたところが醍醐味です。
 淡々と、ヒンヤリしてるのよね。。
 近藤さん、低音の沈みゆく音と、他の音域の音とのコントラストで、いろんな冷たさを上手く表現されてました。
 いやぁ、堪能しましたわ


 そして、最初から振り返りまして、ブラームスの117と119-4
 これら、めちゃ好きです。 全部絶対弾きたい曲です(←まだやったんかよ)
 117の、1曲目は、春の木漏れ日のような前半→ちょっと不吉に暗転する。
 2曲目は、大人の迷いの移ろいって感じかな?→おちつき、明るくなったところも美しい。
 3曲目は、2曲目の迷いが重くなったような旋律→はっとするような音形、はかない美しさがきらめいて・・美しい。美しすぎるわ
 でも表現するのは難しそうだわ・・。
 近藤さん、どうすればいいですか・・

 あ、そうそう、119-4ももちろん弾きたいのよ! ←我ながらもはや勝手にしろって感じ
 これ、かっこよく弾けたらいいなぁ・・展開部も魅力的だし

 ・・・って、レポが勝手に願望記に切り替わってしまった。。
 ま、いいや。
 そろそろ、もう疲れた。
 もういいや、続きは後日! (ってまだ書くんかいな・・)
 ここまで読んでくださった方も、お疲れ様でした。