最近、報告が遅いですね。すぐに書きたい!と思っても、なかなか書けない。
というわけで、金曜日の報告です。
横浜方面で、一日中語り三昧の会がありました。午前11時から午後6時まで、重い話から軽いものまで、12人が語り、朗読をしました。そして終了後8時まで合評会。更にビールを片手に反省会。研究会、というのでしょうね、こういうのを。
観客は、スタッフ抜きで28人。あわせてちょうど40人。狭い会場がいっぱいでした。最初から最後まで、何人かの方が聞いてくれました。お疲れ様です。
この会、今回が8回目です。年2回開催で、少しずつ出演者も増えています。お客様も、毎回楽しみにいらしてくださる方がいます。私はチラシ作りを担当しています。
さて今回は、吉屋信子作『鬼火』と宮沢賢治の『やまなし』を読みました。
時間を置いて、読みましたので、気持ちの切り替えは充分に出来ました。
衣装を替えましたが、やまなしの衣装が、失敗でした。ストールが短かったので、長いレインスティックを脇に持つときに、ストールがずり落ちてきてしまったのです。合評の時に、最も強く指摘されました。衣装と姿勢。力がまだ、抜けないのです。やまなしに関しては、内容よりも「見た目」に意見が集中しました。トボンという言葉に関しては、もっと自由に考えようということでした。兄と弟の会話で、何をどちらが言っているのかが、逆かもしれない、という意見は、皆さん、もう一度確認するということになりました。蟹の会話は、子どもの会話が上手いと、唯一誉められました。
レインスティックの使い方が、違う、ということです。川のせせらぎの音になっていない。これは、早速明日の小学校から、変えたいと思います。
問題は、『鬼火』です。女のせりふは出来るのだけれど、男が出来ない。何を読んでも、男で挫けます。私の中の「男」のパターンが、少なすぎるのだそうです。病床の夫が奥で寝ているのに、そんなに大きな声で、女を口説けるか。男のせりふで、とたんに距離感がなくなるようです。
もっと乾いた声で、という要求。これは、あと何年もかかりそうな課題です。『刺青』の時にも指摘されました。
死に間が出来ていないか。心配していました。しかし、死に間、と考えるよりも粘らないように乾いて読む、と考える。乾いた声、に通じるらしい。
これは、22日にも地元で読みます。それまでにどのくらい変われるだろうか。
というわけで、金曜日の報告です。
横浜方面で、一日中語り三昧の会がありました。午前11時から午後6時まで、重い話から軽いものまで、12人が語り、朗読をしました。そして終了後8時まで合評会。更にビールを片手に反省会。研究会、というのでしょうね、こういうのを。
観客は、スタッフ抜きで28人。あわせてちょうど40人。狭い会場がいっぱいでした。最初から最後まで、何人かの方が聞いてくれました。お疲れ様です。
この会、今回が8回目です。年2回開催で、少しずつ出演者も増えています。お客様も、毎回楽しみにいらしてくださる方がいます。私はチラシ作りを担当しています。
さて今回は、吉屋信子作『鬼火』と宮沢賢治の『やまなし』を読みました。
時間を置いて、読みましたので、気持ちの切り替えは充分に出来ました。
衣装を替えましたが、やまなしの衣装が、失敗でした。ストールが短かったので、長いレインスティックを脇に持つときに、ストールがずり落ちてきてしまったのです。合評の時に、最も強く指摘されました。衣装と姿勢。力がまだ、抜けないのです。やまなしに関しては、内容よりも「見た目」に意見が集中しました。トボンという言葉に関しては、もっと自由に考えようということでした。兄と弟の会話で、何をどちらが言っているのかが、逆かもしれない、という意見は、皆さん、もう一度確認するということになりました。蟹の会話は、子どもの会話が上手いと、唯一誉められました。
レインスティックの使い方が、違う、ということです。川のせせらぎの音になっていない。これは、早速明日の小学校から、変えたいと思います。
問題は、『鬼火』です。女のせりふは出来るのだけれど、男が出来ない。何を読んでも、男で挫けます。私の中の「男」のパターンが、少なすぎるのだそうです。病床の夫が奥で寝ているのに、そんなに大きな声で、女を口説けるか。男のせりふで、とたんに距離感がなくなるようです。
もっと乾いた声で、という要求。これは、あと何年もかかりそうな課題です。『刺青』の時にも指摘されました。
死に間が出来ていないか。心配していました。しかし、死に間、と考えるよりも粘らないように乾いて読む、と考える。乾いた声、に通じるらしい。
これは、22日にも地元で読みます。それまでにどのくらい変われるだろうか。