今日は4月下旬とはいえドンヨリと曇り、気温も低く肌寒い。少し森を歩いてそうそうに帰宅、いつものちゃちゃっと作れるインスタントラーメン、とは言っても一応栄養面も考慮して、タンパク質、ビタミン類の食材を放り込んで食べると自然身体が暖まる。
そのあと例によって写真の整理をし始めると、決まって眠気に襲われる。今日は先に昼寝をちゃちゃっと終わらせ、今、投稿用の原稿をしたためている。
なんて、三文小説風に書き始めましたが、すべてノンフィクションです。
さて、どうでもいいプロローグは置いといて、今回は4月17日に渓流沿いと駐車場付近で出会った花たちを投稿します。
前回、チラッと紹介したサギゴケ科サギゴケ属のムラサキサギゴケです。
下唇のアップ、腺毛?が凄い。
すぐ近くで見つけた同科同属のトキワハゼ、前のサギゴケより一回り小さいがよく似ています。
やはり下唇に腺毛?があります。
同じ場所で見つけたシソ科トウバナ属のトウバナ?ピンクの花が可愛い。
同じくナデシコ科ミミナグサ属のミミナグサ。雨上がりの水滴が蜘蛛の巣について困っている?蜘蛛。
同じく、割と日当たりの良い場所であったが、苔も生えていて、これは初めて見たけど種名不明。
さて、いよいよ渓流へ、黄色の花がチラチラ咲いている、後で調べたらベンケイソウ科マンネングサ属のヒメレンゲらしい。
先端が赤い雄しべが可愛い。
アリさんがいた。
タマバエ君も来てくれた。
ここからはマクロで作品風に撮ってみました。向こう側に渓流の流れがあるのだが、マクロでは表現は難しいですね。
同じく渓流の流れが白くなった。
背景を変えてみた。
同じく、ピントを少し手前に寄せる。
こういう場合は超広角レンズでパンフォーカスで撮るのが良いのかもしれないが、花自体も小さいので、難しいかもですね。
ユキノシタ科チャルメルソウ属オオチャルメルソウ君も作品風に撮ってみました。
流れがかろうじて白い玉ボケとなりました。
最後は、帰ろうとしたとき見つけた小さな花、これも後で調べたらどうやらキキョウ科タニギキョウ属のツクシタニギキョウのようです。
といった具合で、渓流も面白くてハマりそうです。で、数十年前に買った山渓の「野に咲く花」に加えて「山に咲く花」を注文しちゃいました。
次回は同じ日に撮影した昆虫、両生類を投稿します。
今日はお昼寝の後ですから気分スッキリでチャチャッとブログ更新かと思います。
我が家にサギゴケかトキワハゼによく似た花が咲いています。
地面に這いつくばるような草姿です。
大きさは5mmから8mmくらいの花です。
私は苔の一種などとはつゆ思わずスミレの一種とばかり思っていました。
ミミナグサはすぐわかりました。
以前田んぼを散歩していて綺麗と思い撮ったことが有ります。
小さな花に本当に小さい虫さんたち。
マクロレンズでなければ見つけられないですね。
オオチャルメルソウ君も作品風に撮られて前回の宇宙人から渓流に咲く貴重な花に変身しています。
最初のムラサキサギゴケは、足元に咲く本当に小さな花と思います。
私の様な野鳥を撮っている人間は、全く気が付かないか見えていても通り過ぎてしまう花と思います。
その花をマクロでクッキリと、しかも綺麗に表現されて素晴らしいと思います。
しかし、数ミリの小さな花があんなに複雑に進化して、その複雑な姿は誰が見ているのか、小さな昆虫なんですかね。
マクロの世界、見方によると摩訶不思議な世界です。
色々な事を想像すると、ボケ防止になるかもです~。
はい、今日はちゃちゃっと昼寝しましたので、気分はスッキリしてますが、夜寝られるかな?
hanahanaさんの庭にいるのは、ムラサキサギゴケは花冠が1.5cmくらいあるので、これではなくトキワハゼじゃないでしょうか?
それから、この両者はサギゴケ科サギゴケ属ですが、立派な顕花植物で、花をつけない、根、茎、葉も区別が曖昧な隠花植物の苔とは違います。名前がまぎわらしいですよね。
宇宙人から貴重な花に昇格したチャルメル君も喜んでいることでしょう。
そうですね。虫目線というか、地べたに目線を下ろさないと見えない世界ですね。サギゴケなんか、肉眼ではあんな腺毛は見えないと思います。あのアリ君もタマバエ君もホント小さくて、ファインダーに入ってきたときはやったぁ!って思いました。
風まかさんは上むいて、小石につまずいたり、穴に落ちたりするかもしれませんが、私は、枝で頭を打ったり、近くにイノシシが寝てても気が付かないかもしれませんね(^0^)
皆さん撮影されるけれど、それぞれ被写体が違っていて、当然機材も撮り方も違っていて、拝見していてなるほどと思わせられます。
ところで、前回のタマゴケさんは本当におもしろい!よくこんな頭でっかちで、首が折れませんよね。
ヒメレンゲは、カンムリのような花の中央に赤い部分があって可愛いですね。
ヒメレンゲも、クロツバメシジミの食草でしょうか?
さあ、寝る前にヨガでもして、と思ってPC開いて、ビックリポン!!何処かで聞いたギャグ?
クロツバメシジミが出てきたぁ~。カナヲさんは何者ですか?(良い意味で)
あの~私が知っている限りでは、ヒメレンゲは食草ではないと思います。
食草はツメレンゲ、イワレンゲ、タイトゴメ、マンネングサあたりでしょうかね。
いずれもどちらかと言えば海岸に近い場所でクロツバメも海岸付近にいますよね。
一方、ヒメレンゲはどちらかと言えば、山間部の水のあるところですから、食草にしていないのではないかと思っています。
もし、同じベンケイソウ科のヒメレンゲを食べていたら、新しい発見になるかも。
でも、分りませんよ。もうすでに食べているのが分っているかも。
我が家は海岸からたぶん5,6Kmぐらいでしょうか。数年前に庭で飛んでいるところを見て、写真に収めています。ただ最近はクロツバメシジミの亜種?で、ムシャクロツバメシジミなるものもいますので、はっきりは分りません。とにかくクロツバメシジミは、形態変異もあって山地によっていろいろありますので、難しい種類だと思います。
ここまで書いて、間違いに気づかれた方は指摘して下さい。
あぁ、疲れたのでこのくらいにして、ヨガして寝ます
訂正してお詫びです。
寝ます。
ベンケイソウ科マンネングサ属とあったので、もしかしてと思ったのですが、違いましたか・・・残念!
もしそうなら、クロツバメシジミの乱舞の写真が拝めるかも?!と淡い期待を抱いたのですが・・・
産地によって形態変異では、本当に難しい種類ですね。私など、本で調べてもシジミチョウの類は同定が難しいので!(〃ノωノ)
再びこのコメを見られることを願っています。
クロツバメシジミについて改めて調べてみました。
「福岡県の蝶 食草・食樹 編」という本が博多昆虫同好会から出ていますが、それによると、園芸種を含めたベンケイソウ科だけで12種、「ミセバヤ等科」(これは意味不明)が食草となっています。その中にオノマンネングサがあり、これは山地性の植物です。また記録を見ましても、内陸部でも記録がありますので、今回のヒメレンゲを食草としている可能性はあると思います。
今日もヒメレンゲを見てきましたが、この前より沢山咲いており、大きな群落もありました。クロツバメは年に数回発生しますので、今後現地に行った際には注意して見てみますね。
因みに私は数十年前に対馬でイワレンゲの付近を飛んでいた本種を採集してます。また、数年前に宗像の地島というところで、タイトゴメ付近を飛んでいた赤班消失型の個体の写真を撮っています。
いずれにしても、こういったことに興味を持っておられることを嬉しく思います。
あれから私もネットで調べてみましたが、ヒメレンゲはクロツバメシジミの食草として出てきませんね。ですが機会があれば、ヒメレンゲの群生地で気に留めていただけると嬉しいです。
地の島の赤班消失型の話は、聞いたことがあります。写真をお持ちとはすごい!とても珍しいものだそうですね。
ところで、夢のない話で申し訳ないのですが、以下は聞いた話です。
クロツバメシジミの食草はグランドカバーとしてナフコで売られていて、しかも幼虫が潜んでいる可能性がある。(確かにたくさん売られていました。)
護岸工事の際、法面にも植えられている。
これらの理由から、本来の生息場所以外でもクロツバメシジミは繁殖している。
う~ん・・・そうなのかもしれない・・・
写真とはちょっと違う話題になってしまい、申し訳ありません。