江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

宿題いる?いらない?論争「多いとクレームがくる」「減らしたら減らしたでクレームがくる」という話

2023年05月27日 | ニュース・記事
ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。

今日、ある学校、といっても布袋中学校なんですが、ある先生が

「宿題が多いとクレームがくる」

「(宿題を)減らしたら減らしたでクレームがくる」

と授業中にぼやき始め、

「いったいどうしたらいいんですか?」

と生徒に投げかける場面があったそうです。

うちの生徒曰く(後で塾でこう言うには)

「それを考えるのが先生の仕事なんじゃん、、、」

って。

もちろん、それが正論なんですが、

実は、宿題に関する研究で、ある程度、結論は出ています。

・学年や校種が上がるほど宿題の成果が見られる
・感想文のような思考を問う課題には効果が見られない
・単純な反復練習を課す方が効果がある

これらに加えて、「8割ぐらいの正答率の課題」に取り組むのがもっともモチベーションが高まるというもの。

確かに、どういう課題がよいかは一概に言えません。

しかし、これだけはできて欲しいという基礎的・基本的なものは宿題として必要でしょう。

それに加えて、例えば、数学で難しい問題にチャレンジしたい人は難しい課題を、英語でいろいろな表現を学びたい人はいろいろな表現を学べばよいと思います。

つまり、

・共通課題:基礎的・基本的な内容
・個別課題:発展的な内容or各自興味のある課題

に取り組んでもらえればすむ話なんじゃないかと。

じゃあ、ネクサスではどんな宿題を出しているのか?

基本的には、基礎的・基本的な内容について反復練習で定着が図れるものを出しています。

例えば英語では、教科書に出てきた熟語の一覧をプリントにして、それを「授業中にテストするので覚えてきてもらう」というものです。

数学の場合は、ルートの計算。

√8=2√2

√20=2√5

これらは覚えてもらいます。

その方が、ルートの計算が速くなるからです。

そして、英語と同様にこれも授業中にテストします。

もちろん、ただ「やってこい」という突き放すような指導はしません。

基本的には声に出して答えを言ってみるだけでOKです。

ですから、ネクサスの課題の多くは答えつきです。

√8=2√2

と答えがわかるようになっています。

もちろん、テストのときは√8=とだけ書いてあるプリントを使います。

また、なぜ√8が2√2になるのは、授業中にくり返し説明します。

やり方を説明して、あとは各自くり返しやってもらう。

それが宿題の基本スタンスです。

こうすることで、基礎基本の定着が図れます。

宿題のねらいは、まず、基礎的な知識と基本的な技能の定着にありますから、そのような課題を出すべきなのです。


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