今日は教材の展示会のため吹上ホールへ。
途中からですが、無料のセミナーについ聞き入ってしまいました。
テーマは、愛知の公立中高一貫校がどうなるのか?
だったのですが、
正直、今日、セミナーに行くまで、
対岸の火事かと思ってましたが、ちょっと考えが変わりました。
その理由の一つが、講師の方が紹介していた
公立中高一貫校は、
高校入学組より中学入学組の方が学力(大学合格実績)が高い
という情報です。
どこまで一般化できるかはわかりませんが、
これは私立中学でもこれまでいわれてきたことで、
昔は、高校からの入学組でも学力が高い子が結構いたそうですが、
最近は、そういう子が減ってきて、特に関東では高校からの募集をしないところも増えてきました。
まあ、いろいろ理由はあるんでしょうが、一言で言えば、
高校から入った子は大学受験に間に合わない
ということでしょう。
確かにそうです。
旧帝レベルの国公立大は、もう高校から対策していては間に合わないレベルにまで来ています。
セミナーではもう一つ耳寄り情報があって、入試がいわゆる適性検査で、
・全問選択問題
・難解な問題は出さない
という方針だということです。
例えば、次の中で島国はどれでしょう。すべて選びなさい。
ア.インド イ.イタリア ウ.オーストラリア エ.日本 オ.スイス
答え.エ
(オーストラリアは大陸なので島国ではない)
と、すべて選べと言っておいて、答えは一つとかかなりの引っかけ問題ですが、
こんな感じでちゃんと考えないと答えられない問題を出してくるのではないか。
枝葉の知識というよりは、ちゃんと教科書的な知識を理解しているかが問われる問題になるのではというお話でした。
そんなわけで、
もし江南高校が公立の中高一貫校になったら、
なんて勝手に妄想してみました。
なぜ江南高校かって?
自分の母校だからというのもありますが、実は名鉄犬山線沿い駅近ランキングで4位なんです。
■江南ネクサス周辺の駅近高校ランキング(名鉄犬山線・小牧線・地下鉄鶴舞線沿い編)
4位.江南高校(江南駅)・・・6分+1~2分(約450m+正門から昇降口)
この点は西春に完全に勝ってます!
そもそも、公立の中高一貫校、どんなメリットがあるかというと
・高校受験がないので中学3年間をゆったり過ごせる
・公立なので授業料が無料
・中学段階で切磋琢磨できる子が集まる
こんな感じでしょうか。
一つ目の高校受験がないというのは、これは一般的にはデメリットともとれますが、
公立中で上位5%にいるような子にとっては、むしろメリットになると思います。
というのも、一般的には中3の夏から高校受験に備えて、中学の総復習と高校受験対策を始めます。
これが無駄なんじゃないかって思えてきたんです。
一般的にはそうじゃないですよ。
でも、公立の中学でオール5を取るような子にとって、
中学の勉強なんてさっさと終わらせた方が得だからです。
どう考えても得です。
だって簡単すぎるからです。
この辺りだと、
古知野中、布袋中、江南西部中、大口中、扶桑中のトップ層は高校受験の勉強をして、
一宮高校、西春高校、江南高校あたりを目指すでしょう。
でも、その勉強が実にもったいない。
中学校という限られた範囲の勉強をだらだらやっていても、力がつかないからです。
実際、トップ5%の子は中学では学校の授業が簡単すぎて、浮きこぼしに遭っているはずです。
だったら、江南高校附属中学校に通いながら、
高校の勉強を先取りする
のがはるかに得なんじゃないかと思います。
思いますじゃなくて、実際そうでしょう。
だって、東海や滝に通っている子は、中3で高1の数学とか英語とか物理とか化学とか始めてますよ。
高校3年間で大学受験に備えるのと、
中3~高3までの4年間で大学受験に備えるのと
どっちが有利ですか?
当然後者ですよね。
もちろん、今でも中学の勉強をさっさと終えて、高校の勉強を始める
って子がいないわけではありません。
でも、それだとどう考えても高校受験のための勉強が邪魔になるんです。
内申点もキープしなければいけないですし。
そういう意味で、もし
大学は国公立大!
ってのが決まっているとしたら、
中学から附属に入って自分で高校の勉強を先取りすることをオススメします。
中学で上位5%のトップ層の子は、実際、それができるはずです。
っで、物理的に江南高校に附属中学を設置できるのかというと、
たぶん、できます。
現在、一学年8クラスですが、私の在校時は9クラスでした。
それでも空き教室が1つあるので、一学年の教室のキャパとしては10クラス分あります。
ちなみに、当時は1年生の2、5、8組が特進クラスで、
2年生からは、2、3組、7、8組が特進クラスとなって、
理系の2、3組が空き教室で数学と英語を受けるという習熟度別授業をやっていました。
1年から特進クラスがあるって結構露骨ですが、、、
ってなわけで、現在は各学年2クラス分の空きがあります。
これをそっくりそのまま中等部の2クラス分に充てれば、キャパの問題は解決です。
教室の具体的な場所は、まだまだ中学生ということで、
職員室の真裏(笑)、つまり文化会館側(一番西側)になるでしょうか。
たぶん、開校以来の30年ぶりくらいに一フロア全部が埋まることになります。
さて、その他のメリットとしては
公立の中高一貫校のメリットは先ほども紹介したように、
なんといっても授業料が無料という点が挙げられます。
確かに、受かるためにはいわゆる中学受検が必要ですが、
小学5年生くらいから2年間、週2~3回の塾通いが一般的だそうです。
費用面では、月2万円前後が相場らしい。
小学生のうちから月に何万円も受験にかけられるんなら、
私立中学に行けるじゃん!
って突っ込まれそうですが、
でも月1~2万円ならそれほど無理のない額でしょう。
公立の中高一貫校の場合、受かるためにお金をかけても、
受かった後はお金がほとんど必要ないという点で、費用面のお得さがあります。
中学3年生あたりから、高校の勉強の先取りが必要な場合は、
別途、通塾の費用がかかるかもしれません。
でも、基本的に学校の勉強に沿ってやるので、塾代として月何万円も必要としませんし、
中3や高校生になったら、ある程度自学自習はできるようになるので、
塾や予備校にどっぷり浸かる必要もなさそうです。
ちなみにネクサスなら「月1万円程度~」高校生の定期テスト対策・大学受験対策を受けることができます。
最後の中学段階で切磋琢磨できる子が集まるのも、大きなメリットだと思います。
なぜ、学力トップレベルの子が、一宮や西春など、地域のトップ校を目指すのかというと、
やはりレベルの高い子と学べるからでしょう。
あまり大きな声では言えないですが、今も昔も公立中学校の治安の悪さは懸念材料です。
実際、ある中学では授業中にタブレットでゲームをやっていたり爆音流す子がいたりと、昔とはちがった大変さも見られます。
でも、江南高校附属中学校なら、そんな心配もないでしょう。
そんなこんなで、江南高校がトップ校と呼べるかどうかは、母校だからというひいき目で見てもちょっとなさそうですが(笑)、
少なくとも公立では丹葉地区(江南、犬山、扶桑、大口、岩倉、小牧)のトップ校であることに異論はないでしょう。
そんな環境で中学から学べるのなら、まんざらでもないかな、なんて思い始めています。
87.8%が偏差値10以上アップ! [いとう式]高校勉強法(大和出版)

■教室はココ!(483-8226江南市赤童子町大間97-1柴垣事務所2F)

■江南ネクサスの空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
途中からですが、無料のセミナーについ聞き入ってしまいました。
テーマは、愛知の公立中高一貫校がどうなるのか?
だったのですが、
正直、今日、セミナーに行くまで、
対岸の火事かと思ってましたが、ちょっと考えが変わりました。
その理由の一つが、講師の方が紹介していた
公立中高一貫校は、
高校入学組より中学入学組の方が学力(大学合格実績)が高い
という情報です。
どこまで一般化できるかはわかりませんが、
これは私立中学でもこれまでいわれてきたことで、
昔は、高校からの入学組でも学力が高い子が結構いたそうですが、
最近は、そういう子が減ってきて、特に関東では高校からの募集をしないところも増えてきました。
まあ、いろいろ理由はあるんでしょうが、一言で言えば、
高校から入った子は大学受験に間に合わない
ということでしょう。
確かにそうです。
旧帝レベルの国公立大は、もう高校から対策していては間に合わないレベルにまで来ています。
セミナーではもう一つ耳寄り情報があって、入試がいわゆる適性検査で、
・全問選択問題
・難解な問題は出さない
という方針だということです。
例えば、次の中で島国はどれでしょう。すべて選びなさい。
ア.インド イ.イタリア ウ.オーストラリア エ.日本 オ.スイス
答え.エ
(オーストラリアは大陸なので島国ではない)
と、すべて選べと言っておいて、答えは一つとかかなりの引っかけ問題ですが、
こんな感じでちゃんと考えないと答えられない問題を出してくるのではないか。
枝葉の知識というよりは、ちゃんと教科書的な知識を理解しているかが問われる問題になるのではというお話でした。
そんなわけで、
もし江南高校が公立の中高一貫校になったら、
なんて勝手に妄想してみました。
なぜ江南高校かって?
自分の母校だからというのもありますが、実は名鉄犬山線沿い駅近ランキングで4位なんです。
■江南ネクサス周辺の駅近高校ランキング(名鉄犬山線・小牧線・地下鉄鶴舞線沿い編)
4位.江南高校(江南駅)・・・6分+1~2分(約450m+正門から昇降口)
この点は西春に完全に勝ってます!
そもそも、公立の中高一貫校、どんなメリットがあるかというと
・高校受験がないので中学3年間をゆったり過ごせる
・公立なので授業料が無料
・中学段階で切磋琢磨できる子が集まる
こんな感じでしょうか。
一つ目の高校受験がないというのは、これは一般的にはデメリットともとれますが、
公立中で上位5%にいるような子にとっては、むしろメリットになると思います。
というのも、一般的には中3の夏から高校受験に備えて、中学の総復習と高校受験対策を始めます。
これが無駄なんじゃないかって思えてきたんです。
一般的にはそうじゃないですよ。
でも、公立の中学でオール5を取るような子にとって、
中学の勉強なんてさっさと終わらせた方が得だからです。
どう考えても得です。
だって簡単すぎるからです。
この辺りだと、
古知野中、布袋中、江南西部中、大口中、扶桑中のトップ層は高校受験の勉強をして、
一宮高校、西春高校、江南高校あたりを目指すでしょう。
でも、その勉強が実にもったいない。
中学校という限られた範囲の勉強をだらだらやっていても、力がつかないからです。
実際、トップ5%の子は中学では学校の授業が簡単すぎて、浮きこぼしに遭っているはずです。
だったら、江南高校附属中学校に通いながら、
高校の勉強を先取りする
のがはるかに得なんじゃないかと思います。
思いますじゃなくて、実際そうでしょう。
だって、東海や滝に通っている子は、中3で高1の数学とか英語とか物理とか化学とか始めてますよ。
高校3年間で大学受験に備えるのと、
中3~高3までの4年間で大学受験に備えるのと
どっちが有利ですか?
当然後者ですよね。
もちろん、今でも中学の勉強をさっさと終えて、高校の勉強を始める
って子がいないわけではありません。
でも、それだとどう考えても高校受験のための勉強が邪魔になるんです。
内申点もキープしなければいけないですし。
そういう意味で、もし
大学は国公立大!
ってのが決まっているとしたら、
中学から附属に入って自分で高校の勉強を先取りすることをオススメします。
中学で上位5%のトップ層の子は、実際、それができるはずです。
っで、物理的に江南高校に附属中学を設置できるのかというと、
たぶん、できます。
現在、一学年8クラスですが、私の在校時は9クラスでした。
それでも空き教室が1つあるので、一学年の教室のキャパとしては10クラス分あります。
ちなみに、当時は1年生の2、5、8組が特進クラスで、
2年生からは、2、3組、7、8組が特進クラスとなって、
理系の2、3組が空き教室で数学と英語を受けるという習熟度別授業をやっていました。
1年から特進クラスがあるって結構露骨ですが、、、
ってなわけで、現在は各学年2クラス分の空きがあります。
これをそっくりそのまま中等部の2クラス分に充てれば、キャパの問題は解決です。
教室の具体的な場所は、まだまだ中学生ということで、
職員室の真裏(笑)、つまり文化会館側(一番西側)になるでしょうか。
たぶん、開校以来の30年ぶりくらいに一フロア全部が埋まることになります。
さて、その他のメリットとしては
公立の中高一貫校のメリットは先ほども紹介したように、
なんといっても授業料が無料という点が挙げられます。
確かに、受かるためにはいわゆる中学受検が必要ですが、
小学5年生くらいから2年間、週2~3回の塾通いが一般的だそうです。
費用面では、月2万円前後が相場らしい。
小学生のうちから月に何万円も受験にかけられるんなら、
私立中学に行けるじゃん!
って突っ込まれそうですが、
でも月1~2万円ならそれほど無理のない額でしょう。
公立の中高一貫校の場合、受かるためにお金をかけても、
受かった後はお金がほとんど必要ないという点で、費用面のお得さがあります。
中学3年生あたりから、高校の勉強の先取りが必要な場合は、
別途、通塾の費用がかかるかもしれません。
でも、基本的に学校の勉強に沿ってやるので、塾代として月何万円も必要としませんし、
中3や高校生になったら、ある程度自学自習はできるようになるので、
塾や予備校にどっぷり浸かる必要もなさそうです。
ちなみにネクサスなら「月1万円程度~」高校生の定期テスト対策・大学受験対策を受けることができます。
最後の中学段階で切磋琢磨できる子が集まるのも、大きなメリットだと思います。
なぜ、学力トップレベルの子が、一宮や西春など、地域のトップ校を目指すのかというと、
やはりレベルの高い子と学べるからでしょう。
あまり大きな声では言えないですが、今も昔も公立中学校の治安の悪さは懸念材料です。
実際、ある中学では授業中にタブレットでゲームをやっていたり爆音流す子がいたりと、昔とはちがった大変さも見られます。
でも、江南高校附属中学校なら、そんな心配もないでしょう。
そんなこんなで、江南高校がトップ校と呼べるかどうかは、母校だからというひいき目で見てもちょっとなさそうですが(笑)、
少なくとも公立では丹葉地区(江南、犬山、扶桑、大口、岩倉、小牧)のトップ校であることに異論はないでしょう。
そんな環境で中学から学べるのなら、まんざらでもないかな、なんて思い始めています。
87.8%が偏差値10以上アップ! [いとう式]高校勉強法(大和出版)

■教室はココ!(483-8226江南市赤童子町大間97-1柴垣事務所2F)

■江南ネクサスの空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます