駆け出し在宅ワーカー母の日記
Long Road
STAY ステイ
『STAY ステイ』のDVDを観ました。
《あらすじ》
ある日、精神科医のサム(ユアン・マクレガー)は、
ヘンリー(ライアン・ゴズリング)という青年を診る。
ヘンリーの前任のセラピストは、
職場をずっと休んでいた。
ヘンリーはサムに、
「21歳の誕生日の夜に自殺する」と言う。
ヘンリーには不思議な力があり、
未来を予言できた。
ヘンリーの話によると、彼の両親は死に、
結婚したい女性がいるという。
一方サムにも、結婚を考えている女性がいた。
その女性とは、元患者のライラー(ナオミ・ワッツ)。
サムは、ヘンリーの自殺を思いとどまらせようと
奔走するが、ヘンリーを追えば追うほど、
不思議な体験をする。
現実なのか幻想なのか、あるいは悪夢なのか
まったく分からずに戸惑うサム。
一体、ヘンリーとは何者で、何故サムやライラーは、
彼に巻き込まれてゆくのか?
そしてヘンリーの21歳誕生日に、
何が起こるのか……?
頭のワルい私には、難しすぎる作品でした……。
ナゾだらけで、途中から、
かなりイライラしながら観ていました。
普通に話していた人が、
いきなり頭から流血しだしたりして、
ホントにワケが分からず、観終わったあと、
暫ーーーくモヤモヤしていました。
でも、『STAY ステイ』のサイトの
「迷宮からの脱出」(←要キーワード入力)を見て、
「はっはぁー! ナルホドねーっ!!」と、
納得というか、感心してしまいました。
監督(マーク・フォスター)と
脚本家(デイヴィッド・ペニオフ)は、
なんて緻密にこの作品を作っているんだーーー!
って感じです。
私は終始、サムのズボンの裾が短いのが
異常に気になったんですけれども、
これにもちゃーんと意味があるんですよー。
「シンジラレナーーーイ!!!」
と叫びそうになりましたよ。
「迷宮からの脱出」で理解してから
もう1度観直せば、
かなり面白い作品に思えそうです。
(観直さないけれど……。)
きっと、頭の良い人というか、
脳ミソが生き生きしている人は、
「迷宮からの脱出」を見なくても理解でき、
面白い作品と思えるんだと思います。
脳細胞が日々減少し、
ヤル気のない脳ミソを持つ私は、
「迷宮からの脱出」を見なければ、
まったく理解不能ですよ。
迷宮から脱出できないまま、
「なんてワケの分からん作品じゃっ!!!」
と、ブチキレるのがオチですな。
もうこの作品を観た皆さん、約100分の間に、
ナゼ、サムのズボンの裾が短いのか分かりました?
これから観る皆さんは、
ナゼなのか考えながら観てみては?
もちろん、ズボンの裾以外にも
ナゾはいくつもありますよー。
自分の脳ミソの活性度が分かる(恐ろしい)1本
かもしれませんね……。
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