え~~っ、相場が停滞気味なので、いつものパターンで(笑)
今回は、 名著「相場の張り方」 鏑木 茂著から
「人間心理の売り買い」
先物相場は「物」の売買ではない。敢えて言えば人間の「心理」の売買である。
心理とは「気」である。そして「心」であり「感情」である。
相場を判らなくさせるのは、ある時点ではモノの需給が相場の高下の重要な
要因あるかと思うと、いつの間にかモノから離れて売り方・買い方の心理戦になる。
さりとて、心理のほうの売買と思っているうちに、するりと抜けて、モノの
ほうに重点が移ったりする。
古人は このすりかわりを、日柄という物差しでひとまず掴もうとした。
これはモノの流れ、需給の調節=増産・減産の面からも、確かに日柄というものは
大切な役割を果たしている。ただ、万人がそのことばかりを気にすると
これまたスルリとはぐらかされてしまうものである。
もうひとつ重要なことは、先物相場は場勘戦争である。追証入れようか、
玉切りましょうか、利食いしましょか、乗せましょか、場面場面で迷わす。
要はモノの取引が表面に色濃く出ている時なのか、心理の取引がたけなわなのか
絶えずそのことを考えるのが相場である。
この本は、たぶん30年以上前の物であると思われるが、人の欲望・心理は
いくら投資スタイルが変化しようとも変わらない(苦笑)と教えてくれる。
今回は、 名著「相場の張り方」 鏑木 茂著から
「人間心理の売り買い」
先物相場は「物」の売買ではない。敢えて言えば人間の「心理」の売買である。
心理とは「気」である。そして「心」であり「感情」である。
相場を判らなくさせるのは、ある時点ではモノの需給が相場の高下の重要な
要因あるかと思うと、いつの間にかモノから離れて売り方・買い方の心理戦になる。
さりとて、心理のほうの売買と思っているうちに、するりと抜けて、モノの
ほうに重点が移ったりする。
古人は このすりかわりを、日柄という物差しでひとまず掴もうとした。
これはモノの流れ、需給の調節=増産・減産の面からも、確かに日柄というものは
大切な役割を果たしている。ただ、万人がそのことばかりを気にすると
これまたスルリとはぐらかされてしまうものである。
もうひとつ重要なことは、先物相場は場勘戦争である。追証入れようか、
玉切りましょうか、利食いしましょか、乗せましょか、場面場面で迷わす。
要はモノの取引が表面に色濃く出ている時なのか、心理の取引がたけなわなのか
絶えずそのことを考えるのが相場である。
この本は、たぶん30年以上前の物であると思われるが、人の欲望・心理は
いくら投資スタイルが変化しようとも変わらない(苦笑)と教えてくれる。