2019年4月1日に、中国教育部が公表した「2018年度中国人の海外留学生の数」によると2018年度に中国から海外へ留学した人の数は、662.100人で、その内国費の留学生は、約30.000人、会社等から派遣された留学生の数は、約35.600人で、それ以外は自費留学生で、その数は約596.300人に達したとの事です。
2017年度と比べると、去年中国から海外に留学した人の数は約53.700人増え、率にして約8.8％増加したとの事。
私が今滞在中の雲南省大理市からもここ数年日本へ留学する人が増えているのを実感しています。私が直接会った事のある大理市出身の人で今日本で留学している人だけでも7人程います。これ以外に、交換留学生として九州大学と中央大学に通っている人も一人づづいます。さらには、私も何度か会った事ある大理市洱源県出身の人は中国の大学で日本語を専攻した後、今名古屋で働いています。矢張り大理市某県から今研修生として岐阜県で働いている人のお姉さんとも会った事もあります。
また、近い内日本への留学を考えている人も何人か知っていますので、そう意味でも本当に日本へ留学する人が増えているのを実感しています。当然の事ながら、私が未だ会った事のない人で、雲南省大理州から日本へ留学している人も多いと思いますので、そう意味では左程日本人に知られているとは思えない雲南省大理州から一体全体どれ位の人が日本を初め海外に留学しているのだろうと思わずにいられません。
尚、1978年から2018年度迄に中国から海外留学した人の総数は約5857.100人で、その内約1533.900人が帰国せず未だに海外で留学或いは研究中との事です。良く知られている様に、中国では、海外留学組は中国語では「海亀」と呼ばれています。
