中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

松茸の酥油ソテー

2013年06月21日 | 少数民族の食べ物

「舌尖上中国」と云うTV番組で、雲南省のシャングリラの松茸が取り上げられている事は、このブログでも書きましたが、「舌尖上中国」と云う番組の中では、松茸の酥油ソテーが地元のシャングリラでは良く食べられているとも述べています。松茸をソテーする場合には、シャングリラ周辺で作られている黒い陶器を使い、それで松茸をじっくり炒めるそうです。酥油とはヤクの乳から作ったバターですが、このは酥油は、とても香りも良いので、このヤクの乳から作った酥油で松茸をソテーした物は、さぞかし美味しかろうと思います。

先月大理古城で開かれた「三月街」の時に、私が買った酥油も残り少なくなりました。今は、時期が早いので、農貿市場でも松茸は見かけません。もし、新松茸が市場にあれば一度、松茸の酥油ソテーに挑戦してみたいと思っていましたが、松茸が市場に並ぶ前に、酥油が無くなりそうです。残念なことには酥油は、普通は大理市では、手に入りません。シャングリラや麗江市では、たいていの時期には酥油が農貿市場に並んでいて手に入りますが。


麗江市の農貿市場で売っているヤクの乳から作った酥油(バター)。麗江等の市場では、このように酥油を売っている光景は良く見かけます。大理では、通常酥油は売っていないようです。




中甸とはシャングリラの事で、以前は中甸と云いました。私が20数年前に中甸を訪れた際には、まだ中甸という地名を使っていました。




酥油とは、本来はヤクの乳から作ったバターですが、最近は牛の乳等で作った紛い物もあるようです。これが本物の酥油。



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