黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

なぜ人は嫉妬するのか

2009年07月19日 | はるの成長日記
興味深い文章を読みました。
それは「嫉妬」に関することが書かれていました。

彼が元カノに優しくしていたら嫉妬するか?
なら、彼がおばあちゃんに優しくしていたら嫉妬するか?
というような話でした。

ん~と、たとえば、
風邪で寝込んだと聞いて心配して電話をかけた、なんていうシチュエーションはどうでしょう?

彼がおばあちゃんに電話をかけても、
おばあちゃん想いのいい人だという評価になるのに、
相手が元カノになるとどういうつもり?!と怒り狂っていたりして?

彼自身は、どちらも同じ行動をとっただけなのです。
違うのは、あなた自身の受け止め方。

じゃあ、何が違うのかというと、相手の存在が自分を脅かすかどうか、という点です。

彼がおばあちゃんにいくら優しくしても、あなたの地位は揺らぎません。
だけど、同じ行動を元カノにしたとしたら、
もしかしたら、よりが戻っちゃうかも?と、とたんにあなたの彼女という地位が揺らいでしまうのです。
それに対抗しようとして、嫉妬心がでてくるのです。

彼の愛は、当然私のもの。

自分にはそれだけの価値があると信じていて、
それが脅かされそうだからこそ、嫉妬という感情にもなるのです。

これが、もし自分に自信のない人だったら、
「そうよね、彼には彼女がお似合いよね・・・。今まで私に付き合ってくれていた方が不思議なんだわ・・・」と
悲しみこそすれ、嫉妬の感情は起こってこないのだとか。

あと、取られる心配がないときね(笑)
そういうときには、嫉妬の感情すら湧きません(爆)


これは、男女の中だけでなく、同性の友達同士や職場の同僚との関係でもいえますね。

誰かにジェラシーを感じたら、
相手の手にしているものは、自分も手にしていて当然と心で思っているものなのかもしれません。

あなたが嫉妬したのは、どんなときですか?
何を手に入れたいと思ったのですか?