黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

時には相手に合わせないことも大切さ♪

2009年07月25日 | はるの成長日記
コーチとして活動していく中で、
相手に合わせて行動していた時期があります。

相手のタイプにあったコミュニケーションもそうですが、
セミナーをご依頼いただいた団体や会社がどういった雰囲気か、
受講生の方はどんな方が多いかというようなことです。

私は自分を演出するのが好きなので(笑)
今回はちょっとオカタイところだから、ジャケット着用がいいかしら?とか
今回は、子育て中のママが多くいらっしゃるから、
おしゃれなママ友イメージがいいかしら?とか、
そういうことをやっていたわけです。

いえ、もちろんTPOを大切にするというのは大切ですよ。

だけど、相手の枠に合わせるだけじゃ、
結局その「枠」以上のものはお伝えしづらいのだということに気がついたのです。

えええっ?こんな???

というような驚きがあるほうが、印象に残りやすい。

私には無縁だと思っていたけれど、あぁいうのもいいな!
あんな風になりたいな!

と思っていただくことで、
それまで、その人が勝手に作っていた次元の枠を飛び越えるきっかけになるのです。


そう、きっかけづくり☆

私はそれを強制したりはしません。
どうするかは相手が決めることなのです。

いいな!と思って、でもやっぱり無理とあきらめて、いずれ忘れてしまう人もいるでしょう。

いいな!と思って、だけどすぐには行動に移せずに、ずっと胸であたためている人もいるでしょう。

いいな!と思って、即行動!という人ももちろんいるでしょう。

どれもOKです(*^^)v

心を動かすだけで違いますもん。ねっ!



そういう私も、周りの人からたくさんのきっかけをいただいています。

こう見えても私、プチひきこもり育児な時代もあったんですよ(笑)

子どもを連れて電車に乗るのが無理とかいってたんですもん(苦笑)
まだ赤ちゃんのお子さんを連れて、海外旅行へという話を聞いたときも、
「それってどうなの?」とか思ってました(汗)
そういう私に、
「そう?私もいっちゃうよ。」
といってくれた友達がいました。
「だって、じじばばに孫に合わせてあげようと思ったら、飛行機乗るしかないもん。
うちは6か月で行ったけど、もっと早くに行きたかったわ」
って。

そう。帰国子女で国際結婚をしている彼女にとっては、
BABYを飛行機に乗せるなんていうのは、当然のことだったんですよね。
(ちなみに彼女のご両親も海外永住)

うわっ、私ってちっさ!と思いました(笑)
日本のこんな片隅で、電車に乗るや乗れないやだ、何言ってるんだと思いました。
心はいきなりワールドワイドです(爆)

残念ながら、まだうちの子ども達は飛行機に乗ったことがないのですが、
それは、ただ単にまだチャンスが巡ってこないだけ。

花とは、2~3年後に一緒にアイルランドに行こうか♪と話しています。

その時、友達が私に合わせて、
「そうよね~」なんていう適当な相槌を打ってくれていたら、
私のマインドがこんなに変わることもなかったでしょう。
ありがたや、ありがたや☆

相手に合わせることで信頼関係を築いたり、
相手を励ますこともできます。
あえて相手に合わせないことで、
相手をぐんと引き上げることもできます。

コーチは常にクライアントさんにとって最善は何か?を考えながら、
戦略をもって接し方を変えているのです。

あ、そういや、私の強みの中に「戦略性」ってありました(笑)
この強み持っている人に、なかなか出会いません。
セルフプロデュースも戦略のひとつですね。

う~ん、深いぞ!おもしろいぞ!