神様の通帳

子どもの頃から信じていたお話があります。

それは、神様の通帳のお話。

神様は天で人間ひとりひとりの通帳を管理してるのだそうです。

いい行いをしたらプラスに。
わるい行いをしたらマイナスに。


誰も見ていないからいいや！道端にゴミを捨てちゃえ！

誰もみていないけど、ゴミが落ちてるから拾っとこ。


今日は、ママが一緒だから、
電車の中でお年寄りに席を譲ったよ。

今日は、ママがいないから、
電車の中でお年寄りをみかけたけど知らないふりをしよう。


誰も見ていないと思っても、
天からちゃ～んと神様がチェックしています。

それを考えると、滅多なことはできません。

常に、それでいいの？
と自分に問いかけます。

時に人生には、荒波がやってきます。
思いがけない不運もやってきます。

そんな時は、貯金の残高が助けてくれます。

以前、片側3車線ある国道沿いの交差点で信号待ちをしている時に、
歩道に車が突っ込んできて、すぐ近くの街路樹の花壇にぶつかりスピンしましたが、
幸いにも私は無傷でした。
あと数メートル立つ位置がずれていたら・・・。
車のスピンした方向がこちら側だったら・・・。
ほっと胸をなでおろすと同時に、

「あ、今、神様の貯金、使っちゃった！」
と思いました。

神様の通帳は、残高照会ができません。

だから、日々よい行いを積み重ねていくしかないのです。


誰も見ていないって？
ちゃんと神様がみているよ。