黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

ママにお話しがあるねん@風

2009年08月18日 | はるの子育てコーチング日記
みなさん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

我が家は14日に日帰りで夫の田舎である鳥取県に帰っていました。

(そのときの楽しい道中はこちらのプライベートブログをご覧くださいね♪)


その帰り道の車の中でのこと。

今回は、義母も一緒だったのでいつもの私の指定席、助手席には義母に座っていただき、
私は後部座席に子ども達と一緒に座っていました。

私と花がおしゃべりしていると、ふいに風が口をはさんできました。

「ねぇ、ママ。風くん、ママにお話があるねん・・・」

なんなんだろう?

ちょうど、花との会話に区切りがついたところだったので、
ちゃんとお話聴くよ!という姿勢を作って、風の話を聴いてみました。

「なぁに?どうしたの?」

「あのね、ママ、風くんのこと怒ってばっかりやねん。
風くん、それが嫌やってん。」

・・・・・・絶句

「風くん、ママに怒られてばっかりやと思ってたん?」

うん。とばかりにしっかりとうなづく風。

「それが嫌やったん?」

これまた、しっかりとうなづく風。


う~~~~~~~む~~~~~~~~。

早くしなさい!
走ったらダメ!
静かにして!
どこ行くの!
こっち来なさい!
うるさいっ!
早く食べて!
おふざけしない!
それ触っちゃダメ!
お利口にしてて!
それはダメ!

私の頭の中に、それらの言葉が走馬灯のように駆け巡りました(苦笑)

確かに、○○しなさい!か、○○しちゃダメ!しかいっていなかったような・・・。
そりゃ、楽しくないわよね

そっかぁ・・・。
ぼくは怒られてばっかりや・・・。
そんなふうに感じてたんやね。

「ママ、いつの間にか怒ってばっかりやったんやね、ごめんね。
ただね、あの滝のところでつるりんしたときとかは、本当に危なかってん。
本当にママ、びっくりして、大切な風くんが川に落ちちゃったら大変!って思ってん。
だから、すっごく怒っちゃってん。それはわかってくれる?」
「うん。」
「だけど、それ以外のことは、ママもいいすぎやったかもしれへんわ。ごめんね。」
「いいよ。」

シートベルトとチャイルドシート故に、ぎゅっとハグすることはできませんでしたが、
車の端と端で手を伸ばして、ぎゅっと手を握りました。


そういえば、小学校の課題図書にこんなのがありました。

おこだでませんように

おこだでませんように
くすのき しげのり
小学館

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本当に身につまされます。

そして、きちんと自分の気持ちを伝えてくれた風。
気づかせてくれてありがとう

あなたのおかげで、母も成長させてもらっています。