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先月末10/31から翌11/1にかけて首里城で大規模な火災が発生。平成になって再建された正殿・北殿・南殿が焼失してしまった。サンガのアウェイ遠征で予定していた沖縄入りを一週間後に控えた時である。原因は漏電っぽいが、正式な調査はまだ継続中。火災現場である正殿エリアは未だ立ち入り禁止で見学不可だが、周辺施設だけでも観ようと足を運んだ。
先に見学した中城城跡からタクシーで20分ほど移動。沖縄都市モノレール(通称・ゆいレール)の浦添前田駅に到着。今年の春に延伸されたという真新しい駅からモノレールに乗って3つ先の首里駅へ。このモノレール、切符にQRコードが印字されていて、これで改札を通るのです。切符を入れる口がなくって自動検札機の前でちょっとオタオタしてしまいました(苦笑)
QRコードの切符
ゆいレール
首里駅に着くと当然の如く首里城公園への案内があり、それに従って5分ほど歩くと鳥堀という場所に設けられた入口に着きます。
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門が半ば閉められていましたが、進入禁止にはなっていなかったので「行けるかな?」と思い入ってみました。長い緩やかな上り坂を登り切った所で警備員さんが立っていて「この先へは行けません。県道沿いのコースに迂回して下さい」と言われた。
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ここは素直に来た道を引き返し、県道29号線沿いの道を進む。
県道沿いの道を歩いていると龍潭(りゅうたん)と呼ばれるお濠というか大きな池があり、その向こう岸に首里城が見える。
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その壮麗な石垣の上には火災で焼けて骨組みだけになった正殿が…。ああ無残。
龍潭を回り込むようにしてようやく首里城公園の入口に到着。
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こちらが正式な入口で沖縄返還や海洋博のシンボルとして有名な守礼門があります。守礼門をくぐる前にその手前の総合案内所へ立ち寄り、設置されていた募金箱に千円を入れてきました。少額ではありますが、一日も早い復旧の足しにしてもらえれば。
首里城公園案内板
守礼門
守礼門は沖縄独特の瓦で葺かれ、柱は中国文化の流れを汲む琉球王朝らしい朱塗り。この門はアメリカ占領下の1958年に復元されたもの。門の上に書かれた「守禮之邦」は「琉球は礼節を重んじる国である」という意味だそう。なるほど。
守礼門をくぐってすぐ右手にある石の門。
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これが世界遺産に指定されている園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)石門。古びてはいますが、琉球の歴史を感じさせてくれる首里城では数少ない現存建造物です。
その先へ進むと巨大な城壁と巨大な櫓を備えたアーチ門があります。
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首里城の大手門にあたる歓會門(かんかいもん)です。
本来ならこの門から正殿エリアにいくのですが、当然閉じられています(涙)
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歓會門の左手を行くと、沖縄のグスク特有のエッジの効いた石垣の彼方に正殿が見えます。
さらに進むと久慶門。
久慶門
ここも立ち入り禁止区域になっていて近づく事も出来ず。解ってはいたけれど、アッチも入っちゃダメ、コッチも入っちゃダメで悲しくなってしまいました。
仕方なく城の周辺文化財を見学。
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まず琉球を統一した王・尚巴志が沖縄臨済宗の本山として建てた円覚寺跡。裏手に回ると寺のお庭の跡も観られました。
円覚寺の庭
円覚寺の向かいにあるのが石の橋の架かった弁財天堂。
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ここは有名な撮影スポットらしく観光客が大勢写真撮ってました。
京都へ帰ってからハンドブックを読み返して世界遺産でかつ国宝にも指定されていた玉陵を観忘れたのが悔やまれます。でも明治まで続いた琉球王朝文化の一端に触れる事は出来た気はしました。何度も言いますが、焼失した首里城が一日でも早く元の形に戻りますよう、心より願っております。
先に見学した中城城跡からタクシーで20分ほど移動。沖縄都市モノレール(通称・ゆいレール)の浦添前田駅に到着。今年の春に延伸されたという真新しい駅からモノレールに乗って3つ先の首里駅へ。このモノレール、切符にQRコードが印字されていて、これで改札を通るのです。切符を入れる口がなくって自動検札機の前でちょっとオタオタしてしまいました(苦笑)
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首里駅に着くと当然の如く首里城公園への案内があり、それに従って5分ほど歩くと鳥堀という場所に設けられた入口に着きます。
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門が半ば閉められていましたが、進入禁止にはなっていなかったので「行けるかな?」と思い入ってみました。長い緩やかな上り坂を登り切った所で警備員さんが立っていて「この先へは行けません。県道沿いのコースに迂回して下さい」と言われた。
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ここは素直に来た道を引き返し、県道29号線沿いの道を進む。
県道沿いの道を歩いていると龍潭(りゅうたん)と呼ばれるお濠というか大きな池があり、その向こう岸に首里城が見える。
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その壮麗な石垣の上には火災で焼けて骨組みだけになった正殿が…。ああ無残。
龍潭を回り込むようにしてようやく首里城公園の入口に到着。
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こちらが正式な入口で沖縄返還や海洋博のシンボルとして有名な守礼門があります。守礼門をくぐる前にその手前の総合案内所へ立ち寄り、設置されていた募金箱に千円を入れてきました。少額ではありますが、一日も早い復旧の足しにしてもらえれば。
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守礼門は沖縄独特の瓦で葺かれ、柱は中国文化の流れを汲む琉球王朝らしい朱塗り。この門はアメリカ占領下の1958年に復元されたもの。門の上に書かれた「守禮之邦」は「琉球は礼節を重んじる国である」という意味だそう。なるほど。
守礼門をくぐってすぐ右手にある石の門。
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これが世界遺産に指定されている園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)石門。古びてはいますが、琉球の歴史を感じさせてくれる首里城では数少ない現存建造物です。
その先へ進むと巨大な城壁と巨大な櫓を備えたアーチ門があります。
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首里城の大手門にあたる歓會門(かんかいもん)です。
本来ならこの門から正殿エリアにいくのですが、当然閉じられています(涙)
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歓會門の左手を行くと、沖縄のグスク特有のエッジの効いた石垣の彼方に正殿が見えます。
さらに進むと久慶門。
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ここも立ち入り禁止区域になっていて近づく事も出来ず。解ってはいたけれど、アッチも入っちゃダメ、コッチも入っちゃダメで悲しくなってしまいました。
仕方なく城の周辺文化財を見学。
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まず琉球を統一した王・尚巴志が沖縄臨済宗の本山として建てた円覚寺跡。裏手に回ると寺のお庭の跡も観られました。
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円覚寺の向かいにあるのが石の橋の架かった弁財天堂。
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ここは有名な撮影スポットらしく観光客が大勢写真撮ってました。
京都へ帰ってからハンドブックを読み返して世界遺産でかつ国宝にも指定されていた玉陵を観忘れたのが悔やまれます。でも明治まで続いた琉球王朝文化の一端に触れる事は出来た気はしました。何度も言いますが、焼失した首里城が一日でも早く元の形に戻りますよう、心より願っております。
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