我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

自己満足

2022-09-23 05:36:42 | うたごえ、カラオケ、他音楽

うちのかか様とカラオケを歌いに行った、

毎月一回北本市内のスナックでカラオケを歌うグループがある、

メンバーは6人

70代から80代

私以外は女性

みんな元気だ

元気の秘訣はわが夫婦以外は仕事をしながら

歌いまくっている、

もちろんフルタイムではなく時間契約的な仕事や

農家のおばさん仕事だ、

埼玉県の北部一帯(熊谷、深谷、北本)は都内の通勤圏にあるので人口密集地、

何故だかカラオケが盛ん?

その理由に農地を買われて宅地化したため外での働き場をなくした

おじさん、おばさんたちがやることを無くしてカラオケに走った感じ、

だからカラオケの主流は70代、80代、

毎月どこかで市民会館を借り切って大会が開かれている、

わがグループの彼女たちは常連でさすがにうまい!

それもそのはず何年も何十年も先生について歌を習っているのだ、

歌のためなら金を惜しまない、

参加費はワンコーラス(1番だけ)歌って7~8000円、

いずれの大会も150人前後の参加者を数える、

大会にはプロ歌手さながらにドレスを新調する、

大会は参加者に生涯を飾る晴れ舞台を提供しているのだ、

だから金なんぞ惜しまない、

わが夫婦も歌好きでは負けていないが

そんな経済力も度胸もない、

このグループに我われ夫婦が加わるようになったのは

妻の親友がいるから、

歌仲間としては4~50年来の親友だ、

この日も午後1時に予約したスナックに行くと

人数制限した店にはすでに4人の先客がいた、

こちらは70歳代(?)の男性客、

上手いとは言えないけれど下手ではない、

わがメンバーが歌うと❝うまいねえ~❞の声が聞こえる、

もちろん私はその例外、

そんなメンバーの一人に若い頃民謡を習っていた人がいる、

声がいい、声量がある、伸びがある、

だがそこに落とし穴もある、

声がいいだけに聞かせたくなってしまう、

結果 

出しすぎは一転して聞き手の騒音にもなる、

先生から指摘されたこともあるらしい、

本人は力の限り歌ってこそ歌った気分になる、

自己満足が作用する、

素人にはそこの折り合いが難しい。



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