我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

句友 船橋閑人殿

2022-07-31 06:13:51 | 俳句、短歌、及び文芸

2022/4/29

句友なんて言葉は世間に通じるのだろうか?

第一俺は俳句を作っているわけではない、

だが彼とはここ2,3年

メールで俳句談義を交わしている、

彼との俳句談議に大きな充実感を味わうのは

何故だろう?

彼の俳句が特別いいという訳でもないし

彼の知識が特別深いという訳でもない、

失礼な言い方かもしれないが

私にとっては心地よい交流相手なのだ、

俳句に限らず諸事万端に渡って

適度に教わり適度に指摘する関係にあるからだろう、

その彼から先日メールが来た。


ーーー我が町会のお付き合いで、

オミクロンの自粛もあり、

我が家で月一ぐらいに茶話会をやる

おじさんとおばさんがいます。

おばさんは75才ながら

秋田商業のOB、OGの句会の幹事を

30年に亘って務めている強者です。

小生の俳句の先生ではないけれど

折に触れて俳句に接すると

とても敵わないと

感じさせられるおばさんです。

今日 茶話会を持ち

“しまなみ海道の旅”他色々な話をしました。

話の中で貴殿の俳句と

当方の対応について紹介しました。

貴句 

“許しあい 百五十五歳の 花見かな”

を紹介しました。

驚く勿れ

彼女は即座に連れ添った夫婦のことと理解し

素晴らしい句と感心していました。

小生はおじさん4人連れの旅に結びつけ、

句意を理解しなかった旨を話すと

今一人のおじさんは小生の感度に理解を示しましたが、

おばさんからは

今少し感覚に柔軟性を持たせなさいと言われました。

言われなくてもあの旅行中の昼飯時にみんなの

前で恥じ入ってしまいましたが、

おばさんが直ぐに良い句であることを

断言したことに驚いて

貴殿に報告する気になりました。

最後にこのおばさんの手元にある

最新の句を紹介して終わりにします。


 “宙に舞ひ 水に帯する 散り桜”


 ではまたねー。    船橋閑人ーーー



船橋閑人殿

断わりなくブログにしたことを

お許し願いたい。                
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        市川市真間川沿いの桜
 


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