さて、再び1983年の「BIGGIG特集」です(笑)
【安奈】に続いて、12曲目は【ナイト・ウェイヴ】
奥さんの大好きな「マイクスタンドを抱えて歌う甲斐さん」だけど(笑)
やはり、なんと言ってもこの日のハイライトは【東京の一夜】らしい
亀和田武さんも「コンサートのちょうど真ん中で
突然歌われた【東京の一夜】…あれでキマリだ
8.7BIGGIGをもし一言で表すとすれば
ハイ、それは【東京の一夜】です…というのが俺の答である」と記されてます
「イントロが鳴って、ホンの1秒か1秒半たった時に
会場のそこかしこから、決して多い数ではないが
[えーっ]という正に[!]マークと[?]マークの混ざりあった声が
沸き上がった」ことについて考察なさってるんですが
「BIGGIGの後で、甲斐よしひろ本人から聞いた話では
今回の【東京の一夜】のイントロは
以前のものと比べると少し違えてあるらしい
となると、かつてコンサート会場で
この曲を聴いたことのあるファン達も
一瞬、何の曲だか判らなかったに違いない」
「で、どうも東京の一夜らしい、と気づくまでに1秒か経過し
気づいてからも[えっ、嘘ッ、嘘ッ、そんな嬉しい
気持ち良いことが本当に起きる訳ないわ、嘘よねッ]というような(笑)
女性心理特有の葛藤が0.5秒ほどあって、両方足すと1秒半の時間が
あのドヨメキまでには必要だったのではないか」(笑)
奥さんによれば「そうそう!おっしゃる通り!(笑)」みたいで
実際、一緒に行った友人と二人して
「えっ⁉」「えっ⁉」「うそ〜っ?!」とうわごとのように言いながら
顔を見合せていたんだとか…(笑)
「この曲がステージで取り上げられていた頃は
観客の9割5分までが女だった時代である
そんな彼女たちのあのタメ息、ドヨメキと共に
その一瞬後には、主催者側発表2万2千人という数の観客に
スーッと伝染し、行き渡った」と亀和田さん
映像を観ると、確かに「ジャーン!」と鳴った後に
少数ながら女性の悲鳴のような声が聞こえ
「ダンダンダンダン…」というイントロが始まると、更に大きな歓声となり
甲斐さんが歌い出された途端
会場中が爆発したみたいにどよめいているのが判ります(笑)
「さて、なぜ、あそこで【東京の一夜】だったのかといえば
これはもうバンド側の[余裕]ということに尽きる
どちらかといえば水分の多い【東京の一夜】のような曲を
サラッと、しかし観客を喜ばせるノスタルジックな薬味は忘れずに添えて
歌い上げるというのは[余裕]と[自信]の産物以外の何物でもない」と…
甲斐さんによると…
「6〜7年前の古い曲なんて、もうやらないよって時期もあれば
逆に時間がそういうのを気持ち良く消化させてくれる場合もあるし
良い意味で時間が経って、良いタイミングでその時期が来ればね
もう古い曲でも、今、良いと思うものは歌ってやるって心情はものすごくある」
「BIGGIGをやる前にさ、田中一郎と二人で酒飲んだ上での冗談なんだけど
甲斐バンドの[タイム イズ オン マイ サイド]って何だろうって話してたら
一郎が[東京の一夜じゃない?]って言ったことに端を発してる
スロー・ミディアムで、ものすごく情感があるくせに
どっかこう、ある種の強さを感じさせる、で、シンプルだっていう…
実際、当夜やってみるとすごく良かったしね」
…この一言が、イチローさんの甲斐バンド加入の決め手になった訳ですが
後のサンストで甲斐さんは「この男、デキるなっていう部分も含めて
こいつとならバンド、一緒にやれるっていうようなことをね
俺ははっきり思ったんだよね」と話されてます
それはさておき…「曲って、やってみなければ判らない
それはいつもある、絶対ある
やってみてダメだったら、いつでも切るしね」と甲斐さん
BIGGIG後に【東京の一夜】をシングル発売なさって
ツアーでも取り上げておられた頃のインタビューで…
BIGGIGにも足を運んだという少女が、そのツアー会場で聴くよりも
「やっぱり、あそこで聴きたかった」との感想を洩らしたとお聞きになって
甲斐さんは「それはそうでしょうね
だけど、それはその女の子の勝手な言い分だよね
だって、行かれない子たち、一杯いるんだからさ
僕の中にあの歌を歌うことで
心に火がつくような部分があれば、僕はやっぱり歌うしね
シングルを出したのは、あん時のひとつのキャンドルみたいなもんじゃない?
それに、すごくよく歌えてたしね」とお答えになってました
まあ、奥さんも件の少女と大差ない感想を持っていたようだけど(苦笑)
ライブはナマモノ、ワン・ナイト・スタンド…とはいえ
それだけインパクトが強かったということじゃないかと…?
このBIGGIGの象徴とも言うべき【東京の一夜】
今年の8月7日には、どんな気持ちで聴くのか?
どう聴こえるのか?楽しみですね♪
【安奈】に続いて、12曲目は【ナイト・ウェイヴ】
奥さんの大好きな「マイクスタンドを抱えて歌う甲斐さん」だけど(笑)
やはり、なんと言ってもこの日のハイライトは【東京の一夜】らしい
亀和田武さんも「コンサートのちょうど真ん中で
突然歌われた【東京の一夜】…あれでキマリだ
8.7BIGGIGをもし一言で表すとすれば
ハイ、それは【東京の一夜】です…というのが俺の答である」と記されてます
「イントロが鳴って、ホンの1秒か1秒半たった時に
会場のそこかしこから、決して多い数ではないが
[えーっ]という正に[!]マークと[?]マークの混ざりあった声が
沸き上がった」ことについて考察なさってるんですが
「BIGGIGの後で、甲斐よしひろ本人から聞いた話では
今回の【東京の一夜】のイントロは
以前のものと比べると少し違えてあるらしい
となると、かつてコンサート会場で
この曲を聴いたことのあるファン達も
一瞬、何の曲だか判らなかったに違いない」
「で、どうも東京の一夜らしい、と気づくまでに1秒か経過し
気づいてからも[えっ、嘘ッ、嘘ッ、そんな嬉しい
気持ち良いことが本当に起きる訳ないわ、嘘よねッ]というような(笑)
女性心理特有の葛藤が0.5秒ほどあって、両方足すと1秒半の時間が
あのドヨメキまでには必要だったのではないか」(笑)
奥さんによれば「そうそう!おっしゃる通り!(笑)」みたいで
実際、一緒に行った友人と二人して
「えっ⁉」「えっ⁉」「うそ〜っ?!」とうわごとのように言いながら
顔を見合せていたんだとか…(笑)
「この曲がステージで取り上げられていた頃は
観客の9割5分までが女だった時代である
そんな彼女たちのあのタメ息、ドヨメキと共に
その一瞬後には、主催者側発表2万2千人という数の観客に
スーッと伝染し、行き渡った」と亀和田さん
映像を観ると、確かに「ジャーン!」と鳴った後に
少数ながら女性の悲鳴のような声が聞こえ
「ダンダンダンダン…」というイントロが始まると、更に大きな歓声となり
甲斐さんが歌い出された途端
会場中が爆発したみたいにどよめいているのが判ります(笑)
「さて、なぜ、あそこで【東京の一夜】だったのかといえば
これはもうバンド側の[余裕]ということに尽きる
どちらかといえば水分の多い【東京の一夜】のような曲を
サラッと、しかし観客を喜ばせるノスタルジックな薬味は忘れずに添えて
歌い上げるというのは[余裕]と[自信]の産物以外の何物でもない」と…
甲斐さんによると…
「6〜7年前の古い曲なんて、もうやらないよって時期もあれば
逆に時間がそういうのを気持ち良く消化させてくれる場合もあるし
良い意味で時間が経って、良いタイミングでその時期が来ればね
もう古い曲でも、今、良いと思うものは歌ってやるって心情はものすごくある」
「BIGGIGをやる前にさ、田中一郎と二人で酒飲んだ上での冗談なんだけど
甲斐バンドの[タイム イズ オン マイ サイド]って何だろうって話してたら
一郎が[東京の一夜じゃない?]って言ったことに端を発してる
スロー・ミディアムで、ものすごく情感があるくせに
どっかこう、ある種の強さを感じさせる、で、シンプルだっていう…
実際、当夜やってみるとすごく良かったしね」
…この一言が、イチローさんの甲斐バンド加入の決め手になった訳ですが
後のサンストで甲斐さんは「この男、デキるなっていう部分も含めて
こいつとならバンド、一緒にやれるっていうようなことをね
俺ははっきり思ったんだよね」と話されてます
それはさておき…「曲って、やってみなければ判らない
それはいつもある、絶対ある
やってみてダメだったら、いつでも切るしね」と甲斐さん
BIGGIG後に【東京の一夜】をシングル発売なさって
ツアーでも取り上げておられた頃のインタビューで…
BIGGIGにも足を運んだという少女が、そのツアー会場で聴くよりも
「やっぱり、あそこで聴きたかった」との感想を洩らしたとお聞きになって
甲斐さんは「それはそうでしょうね
だけど、それはその女の子の勝手な言い分だよね
だって、行かれない子たち、一杯いるんだからさ
僕の中にあの歌を歌うことで
心に火がつくような部分があれば、僕はやっぱり歌うしね
シングルを出したのは、あん時のひとつのキャンドルみたいなもんじゃない?
それに、すごくよく歌えてたしね」とお答えになってました
まあ、奥さんも件の少女と大差ない感想を持っていたようだけど(苦笑)
ライブはナマモノ、ワン・ナイト・スタンド…とはいえ
それだけインパクトが強かったということじゃないかと…?
このBIGGIGの象徴とも言うべき【東京の一夜】
今年の8月7日には、どんな気持ちで聴くのか?
どう聴こえるのか?楽しみですね♪