特定非営利活動法人牧場跡地の緑と環境を考える会

地域の緑の環境を守りたいと始まった会。いまコミュニティの場づくりにむけて日々活動中。

6月柏市議会一般質問~中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化・保全についての部分を書き起こし⑨武藤美津江議員

2016年06月21日 12時15分18秒 | 隣接林の危機!緊急署名

6月14日
《日本共産党》武藤美津江議員 第一問
次に中原隣接公園林の保全を求めて質問します。これまで多くの議員がとりあげてきたように、地域住民、公園利用者の保全と公有地化を求める組織、団体のいろいろな活動を通じて、柏市が取得し保全することが地元だけでなく広範な市民の願いになっているからこそ、これまで柏市も積極的に受け止めて対応してきたのではないかと思います。日本共産党は3月18日に市長に対して提出した申し入れ書の中で、次の3点を考慮し林の保全を求めています。
1点目は柏市による取得は公共性という点からも、市民福祉の増進という点からも、全市民的理解が十分に得られること。
2点目は 一般的にも、公共事業を行う場合の用地確保において、特にその土地の売買に競争性が働いている場合、自治体が鑑定額にこだわって対応すれば用地確保はきわめて困難だということ、
3点目は 今回の公園隣接林は、他に代えがたいものであり、取得できなければ貴重な緑も景観も失われ、柏市民にとって取り返しのつかない損失となること
以上の点からこの隣接林保線のため、関係者とさらに協議を深め、柏市が取得することを強く求めました。
市長、この3つの観点についてどのように受け止めたのか、林の保全を行うため市長の英断を求めます。どうかお答えください。
▸秋山市長
中原ふれあい防災公園隣接林保全に対する要望書についてどう感じているかの質問にお答えいたします。今回の議会でお何度かご答弁申し上げましたが、貴重な樹林地を保全すべきとの思いは、市としても同じでございます。特にこの樹林地を長きにわたって守ってきた、あるいは林地を通して地域のコミュニティのつながりをさらに深めてきた団体の活動は大変貴重でございます。したがって我々としても地権者にご協力をお願いし、鑑定を通して、買わせていただきたいと申し上げました。ただ今回残念ながらそういう形にならず、え~今回議会のきましても様々な議員から、さまざまなご意見をいただきましたので、そのご提案を検討しながら、どういう形で今後業者と交渉可能かと、細かい部分を詰めていきたいとおもいます。以上です。
武藤議員第2問
中原ふれあい防災公園隣接林についてうかがいます。これまで柏市は鑑定価格や実勢価格をうワまって土地の購入をしたことはないのでしょうか。北部開発のときに、柏市は土地開発公社を使ってどんどん土地を購入したことがあったのではないでしょうか。大型開発には多額のお金を出すが、この林ん保全については鑑定価格があるからというだけであきらめるなどということは断じて市民は納得できません。繰り返しになりますが、地域の皆さん、NPO団体の皆さんは15年間林のごみ清掃、下草刈りなど整備を進めてきました。鬱蒼とした林をなたや鎌を片手に汗だくになりながら整備を行い、くらい林にやっと日が差し込むようになった時の喜び、みんなんで大事に育ててきた林なんです。ただの林ではありません。林は整備され、貴重な植物、昆虫、野鳥なども生息しています。林の中では、自然観察会やコンサート、ワクワクわんぱくプレーパーク、キャンプ研修なども行われています。特に住民の皆さんが楽しみにしているのが、林の中のコンサートです。木々の木漏れ日の中、自然の風を感じながら素敵な演奏に耳を傾けながら、日ごろのあわただしい日常を忘れさせてくれるコンサートです。議員の民さんにはご案内が行っていると思いますが、『のこそう、この林。未来のために!コンサート』が、7月の2日に行われるそうです。ぜひ市長も執行部の皆さんのご参加いただいて、林のコンサートを体感していただきたいと思います。林がなくなるということは、コンサートもいままでの皆さんの活動もできなくなるということです。ただ土地ん鑑定額にこだわるのではなく、市民のこれまでの活動や4000人の市民から1100万の寄付がされたこと、短期間で集めた16000筆の署名の重み、地元光ヶ丘、酒井根、増尾の3ふるさと協議会からの要望、全会派からの要望をぜひ受け止め、市民の活動を保証するためと特例を作るとの前回答弁ありましたけれども、この林を残す為に適用できるよう、最大の努力をすることを求め質問を終わります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
一般質問をした議員の中で、中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化についての関連質問をして下さった議員は以上9名です。
この後20日の建設経済員会と22日の会期末の本会議での請願の採択があります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月柏市議会一般質問~中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化・保全についての部分を書き起こし⑧林紗絵子議員

2016年06月21日 12時09分04秒 | 隣接林の危機!緊急署名
2016.06.15.
6月14日
《市民サイド・ネット(市民ネットワーク・かしわ)》林紗絵子議員 第1問
市民ネットワーク・かしわの林紗絵子です。通告項目を一部割愛して質問いたします。
まず市街化区域の緑地保全についてうかがいます。
中原ふれあい防災公園隣接林の保全に関しては、すでに何人も質問していますが、細かい点についていくつかお聞きします。
1点目です、資料お願いします。(モニターに資料「柏市の広域避難場所」
柏市の広域避難場所は地震火災などが発生し、地域全体が危険になった時に避難する場所のことを指します。大火災の輻射熱や火の粉から体を守るためには、炎から300m以上離れる必要があり、一般的に広域避難場所の大きさはおよそ10ヘクタール以上が必要とされています。ご覧のように柏市内には4カ所が指定がされていますが、このなかで中原ふれあい防災公園のみ4.8ヘクタールと狭く、広域避難場所として十分な広さとはいえません。市民の安全のために6700平方メートルの隣接林を取得し、中原ふれあい防災公園隣接林の面積を少しでも広くするべきではないでしょうか。
広域避難場所は延焼しやすい一般住宅に隣接しないことが望ましいですが、中原ふれあい防災公園はすでに3辺を住宅地に囲まれています。北西まで住宅が建設される事態は、市民の安全のために阻止すべきです。関東大震災の死者10万5000人のうち9万人以上が火災で亡くなりましたが、3万8000人は公園や空き地などの開けた場所で葛西旋風に襲われて亡くなっています。横浜公園や上野公園の避難者が、火災旋風の難を逃れたのは、樹木が多かったためと言われています。広域避難場所の周囲には林を残すべきではないでしょうか。
2点目です。資料をお願いします。
「柏市いきもの多様性プラン」では、保全の必要のある種の生き物を『人里のいきものリスト』に位置付けていますが、中原ふれあい防災公園の隣接林には、このリストに挙げられている多くの動植物が確認されています。特にオツネントンボは千葉県レッドリストで最重要保護生物に指定されています。環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されているキンランは、全国的に絶滅が懸念されています。
この林が今のように光と風に充ちあふれ、多くの生き物が見られるようになったのは、地域の皆さんが15年もの長い間、清掃や倒木の処理、下草刈りをして整備をしてきたからであり、そこが他の緑地との大きな差です。この林を伐採して住宅地にしてしまうことは、柏市における生物多様性の大きな損失につながりかねません。
3点目です。
ご存知のようにコンサート、プレーパーク、朝市、歌の会、ラジオ体操、自然観察会など、様々なイベントが行われ、どれも大盛況です。これは林の保全と公園やサスティナ実験広場の活用を合わせた三位一体のまちづくりの取り組みであり、多世代の活動、交流、健康増進に寄与しながら地域を多角的に活性化させています。
先日もみどりの愛護で功績が認められたのは、このような取り組みが評価されたからではないでしょうか。国交省大臣から表彰された直後に、その活動の根幹である林が失われる事態は避けるべきです。
以上のように柏市は林を取得することには、さまざまな面から大きな価値を見出すことは可能です。林の管理については今後も地域住民が行うことを約束していますし、現在は私有地であるために遠慮がちに行われているコンサートやプレーパークは林が公有地化されれば、もっと頻度を増やして行いたいとも聞いています。柏市が林を公有地化すれば、林の価値は今以上に大きくなることが約束されています。柏市が行った不動産鑑定は、このような相対的な価値を適正に評価できるものではありません。不動産鑑定額だけで考えれば、開発業者に勝てないのは当然であり、今後も市街化区域の緑地の保全は難しいと考えますが、柏市としてはどのように対応していくのでしょうか。
▸秋山市長
それでは市街化区域の緑地保全についてお答えいたします。
議員のご指摘されました中原ふれあい防災公園の隣接林は、防災機能の面や生物多様性の面では、え~ご指摘の通り、え~大きな包括的意義があると思っております。こういった市街化区域の緑地保全については、え~確かに大変重要なものであり、特にこの中原ふれあい防災公園の隣接林については、地域のみなさま方が長きにわたって活動していただき、その隣接林内の様々な環境を整えていただいたり、隣接林を活用しての様々なコミュニティのイベント等を行っていただいた大変大きな実績もございますし、将来的にはそれをさらに活発化していくお約束をいただいているので、われわれとしても何とかしたいと思っております。
ただ市街地区域の緑地保全につきましては、さまざまな問題をクリアしていかなくてはいけません。今の柏のように、え~ある程度土地の値段の高いところでは、相続税が発生したときに、市街化の隣接林は、まるまる市街化の評価が掛ってしまい、相続税の支払い等に活用される例が多々ございます。この相続税評価額の対象になることを出来る限り繰り延べていただけるような形がおねがいできないかということで長きにわたり、柏市だけでなく自治体として財務省にお願いをしておりますが、財務省からは残念ながら前向きな回答は頂いておりません。そういった中で、われわれとしても様々な工夫を行う形で市街化の隣接林が残るような努力をしてまいりました。地権者のご協力をいただいて、長期にわたって地権設定を行うかとか?そういった形で地権者の皆さんに相続税負担を出来る限り小さくした状態で、市街化の緑を保全すると言う形の取り組みを行ってまいりました。しかしながら議員ご指摘の通り、民間とその隣接林の購入の争いになった場合、事業に前向きな民間の場合は、鑑定額より通常高めな価格設定をする場合が多く、争うと負けてしまうと言うのも事実でございます。そういった中で鑑定額以上の価値をどうやって公式に認定して、鑑定額以上で購入したという自治体の原則を乗り越えて特例として、どうやってこれを支払っていくかといった工夫を自治体なりに行っていかなくてはいけないということを今回あらためて認識をしております。
そういった仕組みをどうやって作るべきか、え~われわれとして鑑定額で運用させていただく一方で、民間から集めていただいた寄付で残りの部分を買う等今回さまざまなご提案をいただいております。 ??通常??のなかで、何処まで対応が可能なのか、又再度検討いたしまして、出来る限りその団体の皆さんの今までの活動、そしてこれからの??を尊重できるような形で努力をしてまいりたいと考えております。
また議員ご指摘の通り、先日行われました、全国みどりの愛護のつどいでは、国土交通大臣褒賞をこの団体は受賞しております。その地元団体が活動していた場所がなくなるということは市としても大変残念なことだと思っております。そういった意味でも、事業者に対していろんな形で出来る限りのことを検討してまいりたいと思っております。以上です。
林議員第2問
はい、それではまず、中原ふれあい防災公園隣接地についてお伺いしていきます。
死闘は先ほど特例としてという言葉を言われましたけれども、もう一度お願いできますか。
▸秋山市長
はい、まあ我々が市役所の行政として、不動産を購入する場合は、鑑定価格によるものです。今回鑑定価格で買えない場合で、購入しなければならないという場合の特例という意味での特例でした。
林議員
ありがとうございました。市長のすでに林の価値とか地域の皆さんの活動の素晴らしさについてはほんとにわかっていてなんとかしたい、特例として鑑定額以上のものを考えたい、検討するとまで言って下さってると思います。業者の枠組みの中で考える鑑定額を超えて買うことは難しいとは思うんですけれど、あの~非常に困難な状況であることは私たちもわかっていますので、ま、ただ木が切られてしまうまでまだ若干の余裕がありますので、すでに交渉の努力は最大限しているとは思いますけれども、無くなったら2度と取り戻せないものを取得するために様々な部署の知恵を結集して、何とかしで取得できる方法を模索しながら最後まで交渉を続けていただきたいとおもいます。市長には柔軟な政治判断をお願いしたいと思います。今までの質問の中で、市とは独立した外郭団体の緑の基金などで鑑定価格以上の価値を考慮できるのではないかとか、借地による保全はできないのかとか、ネーミングライツの活用はどうかなどたいへん興味深い提案が数多く借りましたので、わたしのできる??は出尽くしたかなともいますので、要望を申し上げて終わりにします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月柏市議会一般質問~中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化・保全についての部分を書き起こし⑦内田博紀議員

2016年06月21日 11時56分48秒 | 隣接林の危機!緊急署名

6月14日
《無所属》内田博紀議員第一問
続きまして開発問題について2点お尋ねいたします。
まず一点目は、中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化、この議会でもこの間議論になっていますが、公有地化に向けて、住宅開発業者と協議するべきではないでしょうか。え~、今回これは副市長に、長くこの間公有地化、あるいはえ~毎回コンサートにもご出席いただいている副市長の方からあえてお答をいただきます。
▸石黒博副市長
え、中原ふれあい防災公園隣接地の公有化と保全に向け住宅開発業者と協議するべきではないかというご質問についてお答えいたします。
中原ふれあい防災公園隣接林は、市街地に残る貴重な樹林地であることから、平成21年6月に策定しました柏市緑の基本計画におきまして、拠点の緑として位置付けており、地元の皆さんからの保全に向けた強い要望もまた受けております。このため地権者の方と交渉を重ねてまいりましたが、最終的には合意が図れずに、民間事業者に売却されたものでございます。民間事業者に売却された後も、事業者との協議の場を持ち、協議をしてまいりましたが、やはり合意には至っておりません。これまで樹林地を公有地化し、保全を求める住民の皆さんの声として、本年5月31日までに、16000人を超える署名と地元の皆さまをはじめ多くの方々から昨年3月までに1100万を超える寄付をいただいておりますことにつきましては、重く受け止めております。こうした地元のみなさまの樹林地を保全したいと言う強い思いは、市としても同じでございますが、現在保全に関しましては厳しい状況にあることをご理解いただきたいと思います。
なお、今後も機会をとらえて皆さまの声を民間事業者にお伝えして参りますと共に、市としましても引き続き努力してまいりたいと考えております。
内田議員第2問
まず中原ふれあい防災公園隣接林の件についてでございます。
え~と業者さんとの協議内容にも若干触れますが、業者の開発、え~業者の経営内容そのものを批判しているわけではありませんので、その点はご了解いただいたうえで、誠実なご答弁を求めたいと思います。
ます、副市長の方からリップサービスのようなご答弁も一部頂戴いたしましたけれども、理解してほしいということでありましたが、理解できないから、やはり通告を上げているわけでございますね。で、え~と市として努力していくということでございますけれども、え~と、今後この状況の変化は全く変わらないという認識なのでしょうか。部長の方からお示しいただきたいんですけれども、なんらかの状況の変化というものを全く疎外??しているのでしょうか。その点についてお示しください。
▸都市部長
あの~、ま、今後のことなんでなんとも明確にはお答えできませんけれども、今の状況が変化しない、全く変化しないかといえば、変化することも当然あると思いますんで、全くないという認識ではございません。
内田議員
そうしますとね、まあの、事業者さんにはこういう言い方をすると大変申し訳ないと思うんですけれども、業者さんのほうの本事業からの撤退とか、あるいはこれまでの議論でありましたように、他の用地での積極的な事業展開とか、このような可能性というのは全くないという前提で、今後とも努力していくとか、協議していくとかいう意向なんでしょうか。あのゼロではない可能性については、しっかりお示しいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
▸都市部長
あの~、ま、なんて言いますか、相手のあることなのでですね、そちらのことは明確に申しませんけれども、ま、そういうことも含めて、状況の変化があれば対応していきたいと思います。
内田議員
はい、ま、様々な可能性が今後考えられるわけで、で、今度は今までの、というか現在の経過についてのことで、宅地課所管でございますので、理事のほうにお尋ねします。で、看板から推察するに、開発行為でございますので、看板が設置されたのは、今年の4月20日でございますので、事前協議手続きに訪問したのは18日と推察されます。が、これはまず事実でしょうか。お示しください。
▸都市部理事
4月18日ということで事実でございます。以上です。
内田議員
4月18日は月曜日ですので、看板は20日というふうに私は記憶しておりますが、あの事前協議手続きに来ると、あの来た段階で、3日以内の看板設置ということであれば、その18日か20日かというのは、細かく論争するつもりはございませんが、その後一般的な開発行為ですと6週から8週で柏市の場合は申請許可という流れになっているかと思います。でも、ちょうど昨日で8週でございますか、ですので、業者さんについては、運動体とか地域住民で保全を求める方々にかなりご配慮いただいて慎重に進めていただいているなと思うのですけれども、この動きについては理事はどのように思っていらっしゃるでしょうか。
▸都市部理事
え~、今回の計画はですね、ま一般的と言いますか、平均的な開発の行為のスケジュールとほとんど同じと、担当者の感覚、感じとすれば、ま、ちょっとスローペースだなという感覚を持っています、以上です。
内田議員
私はかなりこう、スローペースであると思っていますので、協議するテーブルというのは、まだまだ残されておりますので、業者さんもかなり慎重に配慮していただいている部分はあろうかと思いますので、そうしたらやはりテーブルにはですね、これまで、運動体さんや地域住民の方が保全を求めてさまざまなご意向をお示しになっておられますので、又それを代弁する格好で、又この4日間の議論が深まってきているかと思います。それで、え~と、ですので、まずここら辺のことをいったん整理してですね、あの市長は、別に視聴をよいしょするわけではないですけれども、私立病院の移転云々の話のときにももうしあげましたけれども、こういう困難な課題にこそね、民間のコンサル経験もお持ちでね、この困難な課題にこそ、市長の経歴とかそういうことが生きてくると思うけです。ですので、ここぞと言うところで、市長ご自身の経歴やご経験を発揮してただきたいわけですよ。だからこそ、市長の決断を求めたいところですが、イエス/ノーというのは言えないとおもいますので、そういったご自身の実績も踏まえてね、あるいはこの議会での議論を踏まえて、住民団体とからの要望を踏まえて、全て検討課題として、えーとテーブルにはしっかり上げていく、協議をしていただくという方向でご検討いただきたいのですが、市長はいかがでしょうか。
▸秋山市長
今日午前中のご答弁でも申し上げましたが、たくさんのご提案をいただいておりますので、この提案も踏まえて、開発業者さんや民間の可能性等を??行いたいと思います。
内田議員
ま、この場で結論を求めても、なかなか求めづらいので、議会の議論としては明日も明後日も通告者がいらっしゃいますので、少し踏み込んだご答弁となろうことを注目しておきます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月柏市議会一般質問~中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化・保全についての部分を書き起こし⑥本池奈美枝議員

2016年06月21日 11時49分56秒 | 隣接林の危機!緊急署名

6月14日
《護憲市民会議(新社会党)》 本池奈美枝議員 第一問
護憲市民会議 新社会党の本池奈美枝でございます。(略)
先ず市長の政治姿勢について伺います。
中原ふれあい防災公園隣接地の保全の問題であります。今も松本議員から指摘がございました。今までも4人の議員の方たちがさまざまな視点の指摘をしながら、保全に向けて市長の判断を促してきたと考えられます。市長は末永議員の答弁で、地権者から民間事業者に売却されており、保全に至らずお詫びをすると、頭を下げられました。私はまだ早いのではないですかと言いたいのですが、ま、その後の質問では、新しい提案も出され、担当部署では交渉の努力を続けるとの姿勢を示しております。まだ開発許可も出されておりません。期間ぎろぎろ間で粘り強くこ交渉を続けていただきたいと申し上げておきます。問題は今も出ましたけれども、価格の格差だと考えます。不動産鑑定額だけで交渉すれば無理だと誰もがわかっていると思います。それではどうすればいいか、ま、今までの議論を踏まえ私なりに整理をしてみました。
1点目、平成22年3月に市は「柏市みどりの基金 計画アクションプラン」平成22年から36年度までの事業費、これは試算ということで、総額320億8000万、そしてその中で中原隣接林0.67ヘクタールは、4億4000万円かかると試算されております。試算といえども、根拠があって出された数字だと考えます。その根拠をお示しください。
2点目、3月定例会では、全会派から公園に隣接する林の取得、保全に向けてあらゆる方策を検討されるよう要望が出されております。また光ヶ丘地域ふるさと協議会、増尾地域ふるさと協議会、酒井根地域ふるさと協議会が隣接の住民と総会自治会の総意ということで26年11月17日に市長に要望しております。今までどのような方策を検討さrててきたかをお示し下さい。
3点目、NPO牧場跡地の緑と環境を考える会が、平成2年頃から今はなくなられらた、当時の地主さんと会い、この方のお話を伺ったところ、この林は先祖代々大切にしてきた林で、私の代で無くするのは忍びない、一番良いのは市が公有地にし、永久にこの林をこのまま残してくれることです。ゴミ清掃、下草刈り 等の皆さんが林の中に入ることは構わないとの思いを受けて、この14年間の様々な活動を通して今日まで保全に努力をされてきました。更に2006年9月30日に「のこしたいね、この林。基金中原ふれあい防災公園隣接林保全基金」を設立され、考える会と共同で活動され、市に1000万円以上の寄付もされております。2009年5月1日の広報かしわには本多晃前市長の保全に対する意も語られております。また2010年7月1日号には秋山市長の「市街地における森林緑地の保全を行うためには、莫大な税金を使ってもそれを上回る価値があると言う自覚を持たなくてはなりません。」と言われています。今まで申し上げたことを踏まえ、価値と自覚をどう持たれるのかをお示しください。
更に、え~、一昨日第27回全国みどりの愛護のつどいが千葉県県立柏の葉公園で行われました。そこで関東地区45団体が受賞され、柏市では、9団体が受賞、その中には、中原ふれあい防災公園管理運営協議会とNPO法人牧場跡地の緑と環境を考える会が選ばれております。さらに、え~平成27年度柏市都市景観賞景観まちづくり活動部門で、当牧場跡地の緑と環境を考える会が景観賞一位を受賞、ということで、その評価も出されております。その評価では、「牧場跡地の緑環境を残し、緑地環境の保全、管理、運営活動が長年継続してしており、地域住民並びに幅広いセクターとの連携により豊かな自然環境が守られている。さらに、多世代の活動、交流、健康増進等に活用されており、地域を多角的に活性化しさせている点が評価された。また、隣接林保全のための基金をつくるなど、運動的側面を有し,自らの地域の環境、景観形成の視点から将来へ向けた積極性はきわめて重要であると評価をされております。市長をはじめ、ここにおられる多くの方が参列されていたので、充分に認識されていることと思います。この評価をどう踏まえ、価値と自覚をどう持たれるのかをお示しください。
▶秋山市長
まず中原ふれあい防災公園隣接林の保全についてお答えいたします。アクションプランに掲載されている隣接林の額に関するのご質問ですが、平成22年3月に作成されたアクションプランにおいて隣接林の事業費として4億4000万円と記載をされておりますが、この事業費は財産額を把握されるために記載されたもので、国税庁の相続税路線価をもとに算出しました。アクションプランの金額が記載されている通り、この額で運用するものではございません。しかし誤解を招く記載になっており、今後事業費を資産として掲載するときは注意していきたいと考えています。
そして、地元の団体は長き10年以上に渡りまして、樹林地を活用しており、そう言った部分の評価についてどう思うかとのご質問でございますが、確かにこの樹林地での長きにわたる活動は本当に中身の濃いもので、そして多くの方が参加をされて、みどりを維持していくにあたってのまさに模範となるような活動だと思っております。今後もさらに若い人を加えながら、ひろげていきたいとの意識も持たれており、本当に素晴らしい団体だと思っております。そういった団体の今までの活動や今後の意気込みを踏まえまして、市にはここだけではなく多くの市街地の、ま、樹林地というか緑地がございますが、その中でもやはりここは特別だと言うことで、われわれとしても地権者の皆さんに、購入できないかという打診をさせていただきました。そう言った意味でわれわれとしてもこの樹林地保全に対しては、つよい意識をもっており、そう言った意味で鑑定を掛け、地権者のかたににご提案を申し上げました。こういった市街地の樹林地は、まさに緑をも守る市民の皆さんの活動、そして市役所、地権者の皆さんが、三位一体となって守っていこうと言う思いが深まることが大事でございます。今回残念ながら様々な事情で、地権者の方が、そう言った意向はあるものの、今回は市役所ではないところで売却したいということで、われわれとしては市役所が通常土地を買う場合の方法以外のことを考えなければいけないということで、今回も議員のかたがたから様々なご提案をいただいておりますので、この担当課でさらに検討してまいりたいと思います。
本池議員第2問
はい、かなり答弁漏れがあるんですけれども、2問目で伺います。
まず中原の防災公園の関係なんですけれども、ま、今市長から答弁ありましたけれども、一昨日のみどりの会の関係は、私お聞きしたんですが、市長も出席されておりましたし、副市長もおられました。そういう中で表彰を受けた2団体、ま9団体あるんですけれども、そのうちの2団体はここの活動をしているということなんですね。このことに対して、市長はどういう風にお考えになっているのか、そのことをどう評価するのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
▶秋山市長
はい、繰り返しの答弁になりますが、今までの緑を守る、緑を保全する活動に対して、敬意を表したいと思います。
本池議員
敬意を表するのは当然のことだと思うんですよ。今まであのまま荒れたまま本来だったら市がきちっと管理をするなり、あるいはま、売られた時期からは、その人たちの管理になると思うんですけれど、やはりしてこなかったんじゃないですか。この方たちが本当にそういう意味では地主さんとね、もうなくなられた地主さんのその言葉を、本当にその言葉をしっかり受け止めて、それでなんとか公有地にして欲しいということの思いの中で、もう13年も活動されてこられたんですよね。私は、だから不動産鑑定でも先ほどからもう議論ありましたけれども、それはそれで、当然ね、きちっと、この値段の中で買えるということは誰も無理だと思っているから、私はその中ででこういう方たちの活動を付加価値として、ある程度評価をすべきだと思いますが、その辺はみなさん全くただ働きをしてこられたことも含めてどう考えておられるのでしょうか。
▶秋山市長
先ほどご答弁申し上げた通り、本来緑を所有される地権者の方がみどりの保全管理をすべきところを、その守る団体の皆さんが地権者に代わって継続的に、やっていただいたことは素晴らしいことだと思っております。その活動が、あの~今後もいろんな形で続いていくということでございますので、われわれとしてもなんとかこれを保全したいと言うことで、地権者の方に購入したいと言うことで鑑定を掛け、その方に金額を提示したんですが、残念ながら、いたらなかったということでございます。
本池議員
だから、だからそれをね、その土地は地権者の手から離れたんですよ、それを一つの開発業者の方が、まあ買われたわけですよね。まだ開発行為の許可も下りていませんし、まあ一応8月20日という看板があるそうでありますけれども、それまで、じゃあこれからね、もうアウトなんだじゃなくて、私はいろんな形で、市の総意としてね、しっかりと対応して欲しいと思うんですよ。今までの中でね、本当にね、市のほうもただ漠然とじゃなくって、プレーパークだって柏市の児童育成課が関わっておりますし、あるいはまた、森の中のコンサートも市が共催してますし、教育委員会としても、いろんな形でハンモックも・・・・も含めて、市が関わっているわけですよ、市全体がこの森をね、***  そういい場所として、認識していると私は考えるんですよね。だからこの森が本当に仮にここで市長が頭下げたようにアウトだってことになったら、どれだけの柏市の損失だと市は考えているんでしょうか。メリットデメリットあるとはおもうんですけど、私はこの森がなくなるということは、市の大きな宝が一つ消えるということと思うのですが、その辺の認識はおありになるのでしょうか。
▶秋山市長
はい、議員がおっしゃった通り、大切な樹林地でございますし、それを支えてきた団体の皆さんの活動に関しても   でございます。そういった意味でなんとかして残したいと言うことで、ご橋梁力頂けないかといううことで、直接お願いに伺いました。間に入っている業者さんの方にも、何とかご理解をして下さいと、市にとって大切なものですということでお願いを申し上げました。但し残念ながらこういう事態になってしまった、通常の  はなかなか難しいという形になりました。今市議さんからいろんなご提案をいただいておりますし、その方でも何らかの形で知恵を使いながら何かできないかということを今後検討していきたいと思います。
本池議員
それとね、私はここの場所がね、本当に昔からすごく価値があることを知ったんですよ。ま、ある方が資料持ってきたんですけれども、いま浅草にある松屋の百貨店 、この百貨店、松屋の百貨店、昭和6年に浅草の支店が出来たそうです。で、その当時こういう百貨店に食堂 がなかったそうなんですね、だけど松屋にできた百貨店が食堂を作ったんですよ。その食堂の材料になるのが、すべてこの土村、昔の当時の土村字中原の山林原野を地元の地主から買収して、この農園を作ったそうです。ずッそのところで、野菜や、え~野菜作りや養豚や養鶏が行われていて、それを食材として、え~農家の方と特約してトラックで、毎日トラックで浅草の支店まで、運んだっていうことがとても話題になって、とても繁盛したそうです。戦後は違う形で、今の形になったんですけれども、ずっとでも、その後買われた人も、そういう意味では農園として、いろいろとまあ、最終的には牧場として、斉藤さんが買われたわけですけれども、ずっと所有していたということが、私はその、その思いをねやっぱり、しっかりと市が受け止める、あの市長はいろいろ言われました、言われましたけれども、以前から、この、防災公園にした、そのときからこの隣接林の問題も出ていたわけでしょう。で、半分はああいう事業者に、開発業者に売られて、今33頭くらいのうちが建っておりますけれども、まだ半分残っている、その森を何とか、残して欲しいということで、26年には3町会の協議会の皆さんがそろって要望書を出されているわけですよ。それで先ほど私が質問したように、じゃ、いろんな方策をしますといっておきながら、じゃどういう具体的にね、方策を市はしてきたんでしょうか。その辺をわかるように説明して下さい。
▶都市部長
あの~、いろんな要望をいただいたときにですね、私も行ったんですけど、地主さんと直接、あの~お売りいただけないかということも含めて協議いたしました。でその時は、その時点では民間にも売らないし、その必要性が生じるときまではそのままですよ、ということを伺いまして、又その都市計画決定のお話も致しましたけれども、やはり同じような回答でしたので、その時点では取得できなかったということでございます。以上です。
本池議員
私は、実は斉藤牧場の時代に、議員になったすぐの時代でしたけれども、たまたま地主さんをやってらした息子さんの知り合いが私の支援者にいまして、で紹介してもらって、あのいろいろと話をさせていただきました。そんときには絶対、あの民間からはいっぱい買い手、あの買いたいと言うことを言われているんだと、だけれどもこれは市に売りたいんだと、亡くなられた斉藤さん自身がね、持っておられたわけですよね。だからまあ防災公園として、ああいう形で一つは残ったんですが、やっぱり今の林が、防災公園としての機能も含めて、今の林がなくなったらどうなるんです?すぐうちがあって、まあ光ヶ丘中学校が道路をはさんでありますよね、そういった意味では、私はやっぱり上乗せして、先ほど松本議員もみどりの基金の話をいっぱいしておりました、そういう意味では、いろんな知恵を出して、ま、今後も時間も残されて2ヵ月くらいしかないんですけれども、その中で担当部署だけでなく、市長も自らね、業者とも話し合いをして、又ほんとに折り合えるところまで、とことんそういう議会の意思も含め、え~お伝えしていただく中で、え~ほんとに精力的に私は交渉していただきたいと思うのですが、それへの決意をお聞かせ下さい。
▸秋山市長
はい、あの~今回議会の方からも様々なご提案をいただきました。そのご提案が、行政手続き上どういった形で、具体化できるかということも踏まえまして、必要な時に私自身も交渉に参加していきたいと考えております。
本池議員
はい、今市長がおっしゃったように、ほんとに、そういう意味ではいろんな提案がありました、その提案の一つ一つ、又森の幼稚園、保育園というのも末永議員が言いましたし、助川さんもネーミングの問題とかいろいろと提案しております。今回これからもまだ出されると思います。そういういろんな人たちの知恵を、やはりしっかりと受け止めていただいて、ほんとにそういうのは市長自らぜひ交渉も含め、話し合いのテーブルについていただけるよう、強くお願いをしておきます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月柏市議会一般質問~中原ふれあい防災公園隣接林の公有地化・保全についての部分を書き起こし⑤松本寛道議員

2016年06月19日 23時44分55秒 | 隣接林の危機!緊急署名

2016.06.14.
《市民サイド・ネット(無所属)》松本寛道議員 第一問
おはようございます。では市長の政治姿勢から順次質問いたします。(略)
次に一般財団法人柏市みどりの基金につて伺います。中原ふれあい防災公園の隣接林の緑の取得にみどりの基金で取得できないかという主旨で伺います。
そのまえに柏市とみどりの基金の関係性についてですが、柏市とみどりの基金はどのような関係なのでしょうか。柏市の指揮命令系統にあるのかお示しください。またみどりの基金における土地購入手続きについてお示しください。(画面切り替えてください:モニターに林の様子の写真))
中原ふれあい防災公園の隣接林は市街化区域の貴重な緑地です。外来種が入らないように丁寧な管理を行い、市民と行政が連携して自然を守ってきました。カマキリやセミなどの昆虫も多く生息しています。また中原ふれあい防災公園と一体的にとらえられており、公園での活動にも大きな役割を担っている林です。(戻して下さい)
市長は緑地の価値は経済的に図られるという見解を示しましたが、経済的に測るのは民間業者です。民間業者が経済的価値だけで測るなら、柏市は自然的な面や市民から見た価値も加えて評価すべきではないでしょうか。民間事業者と同じ視点で、経済的のみで判断しようとしているのは市長なのではないでしょうか。市長は経済的価値以外の価値をどのようにを認識し評価しているのかをお示しください。
さてみどりの基金は、柏市内の緑を保全することを目的としています。寄付行為の第3条で、「この法人は市民、行政、企業及び専門家等が連携して進める緑の保全、再生、創出を支援することにより、花や緑を生かした美しい風景のある街の実現、及び持続可能な地域の生態系の維持並びに自然と調和した快適な生活空間の形成とコミュニティの醸成に寄与することを目的とする」と定めています。みどりの基金がその土地の経済的価値だけではなく、生態系やコミュニティの視点も取り入れて、緑地の保全をするとしています。これまで市長は柏市として土地を購入するのであれば、鑑定価格を超えることはできないとしてきましたが、みどりの基金では経済的価値を超えるものも評価していくことが第3条でも明らかにされています。
そこで伺いますが、みどりの基金を活用して中原ふれあい防災公園の隣接林を購入することができないかお示しください。
また借地という観点で、みどりの基金を活用できないかという点で伺います。(モニターに林の作業の写真) 中原ふれあい防災公園の隣接林では、現在高度な管理が行われています。下草を刈る場所と下草を敢えて刈らない場所に分けています。また下草を刈るにしても、どの程度かるのか丁寧に見極めながら取り組んでいます。このように高度な管理を現在行っていますが、柏市の緑地として管理するのであれば、こうした高度な管理が継続されなくてはなりません。そこで土地の賃借料に加えて、高度な管理を委託する形で、包括的な契約を地権者と結ぶことはできないでしょうか。市長は賃借契約は困難だとしていましたが、管理委託を組み合わせることで契約の可能性は広がります。ここでもみどりの基金の寄付行為第4条を活用した契約の可能性があると考えますがいかがでしょうか。
▶南條都市部長
私からみどりの基金についてのご質問についてお答えいたします。まず一点目の市の指揮命令系統下にあるのかとのことでございますけれども、独立した法人ですので、市に指揮命令系統権はございません。
次に一般財団法人みどりの基金でおこなう土地取得の手法と手続きについてお答えいたします。基金において取得する緑地は「一般財団法人柏市みどりの基金緑地取得保全規則」に定められております。その対象は柏市緑の基本計画と整合がとれているもので、歴史や文化的資産と緑地が一体的となっているもの、湧水などの水辺と緑地が一体的となっているもの、重要な樹林地と位置付けられているものとしております。
次に土地を取得するための手法と手続きでございますが、みどりの基金で事業計画で買収することを定め、市の土地取得に関する諸手続きに準じて面積や価格を決定したのち、評議会及び理事会の承認を得て買収することとなります。
次に緑の基金がですね、借地をすることが可能かということでございますけれども、みどりの基金の定款上は、管理を請け負うことも含めて借地をすることは可能でございます。以上でございます。
松本議員第2問
次に一般財団法人柏市みどりの基金についてうかがいます。柏市と実質的に別団体で運営されているとの答弁が都市部長から先ほどありましたが、土地の購入についてこのみどりの基金が独自で判断して購入できるということでよろしいでしょうか。
▶都市部長
あの、基本的にはあの市の扱いに準ずるとの規定になっておりますので、基本的にはその不動産鑑定等ですね、それは市のやり方に準ずるという形になっております。以上です。
松本議員
「一般財団法人柏市みどりの基金緑地取得保全規則」というものの中で、この土地の購入のやり方が決められています。この規則はただ内規でありまして、この財団の中で変えることが出来るのではないでしょうか。
▶都市部長
あくまでも議員さんおっしゃる通りなんでぇ、この理事会か評議会ですね、そこであの~議決されれば、変えることは可能だと考えます。
松本議員
市とは独立していると言いながら、こういうところだけ市に準ずるというのは全くおかしなお答えですので、ぜひ公社の中で、財団の中で議論して変えていただきたいと思います。議会からもみどりの基金にかかわって評議委員の方がいますので、ぜひそこはみどりの基金で話し合っていただきたいと思います。先ほど都市部長から答弁ありました通りみどりの基金は柏市と独立した団体であると言うのが柏市側の認識です。ですので、みどりの基金でしっかり話し合っていただきたいと思います。
え、このみどりの基金に対して、市長はこれまでどのようにかかわってきたのでしょうか。
▶秋山市長
はい、あの~おっしゃってる意味がよくわからないのですが、あの~いろんな行政事務文書を通して??基金を見ております。
松本議員
はい、え~市長はこのみどりの基金の会長ではないのでしょうか?
▶都市部長
会長、ま、その会長職と言うのはその議決権とかそういうものはございませんので、そう言った形での職でございます。
松本議員
では市長、これまで会長として何をしてきたのでしょうか。
▶秋山市長
はい、実質的には文書に目を通しているだけでございます。
松本議員
ま、形式的にはそのような役職です。え、寄付行為の第30条に定めてあります。ただ30条の第3号でですね、会長は特に重要と認められる事項について、理事長に対して意見を述べることが出来るとありますので、きちんと協議をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。
▶秋山市長
はい、あの~、まあその規定のとおり、まあ、重要なことにつきましては意見を申していきたいと思っております。
松本議員
次にふるさと納税についてうかがいます。このふるさと納税の制度を使って、市で鑑定価格でしか買えないということであれば、鑑定価格以上のものは市民の寄付で賄っていく、そのような形は作れないでしょうか?
▶岩崎克康企画部長
え~購入がですね、市が行うということになってしまうと、やはり上乗せ分もですね、それを寄付金を入れたからといって、実質的にはそれは用地の買収価格になってしまうと言うことに考えられますので、難しいのかなと思います。
松本議員
だからこそ、そこは寄付基金ということで財布を明確にして、鑑定価格として一般財源は使っていないという形で説明責任は十分果たせるのではないでしょうか。いかがですか。
▶企画部長
いや、なかなか難しいとおもいます。一連のものととらえられるのではないかと考えます。
松本議員
ま、ふるさと納税の制度は本当に問題はありますけれども、こういった寄付基金や柏でアイラブ基金などを作って、運用しようとしています。せっかくこういったところで、基金活用できそうなところですので、そこはしっかり研究していただきたいところですが、いかがでしょうか。
▶企画部長
活用の方法、もしくは基金の募集の仕方、研究したいと思います。
松本議員
中原ふれあい防災公園の隣接林の購入についてはですね、難しいのは承知していますけども様々なやり方を考えていく必要があると考えます。そこは議会も役所も協力してしっかり協力してやっていきましょう。以上で終わります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする