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玉名駅へ(2021ぐるり九州no2)

2021-10-30 | 九州

 漆黒の車体の「36ぷらす3」そのエンブレムを写した。なんともかっこいい。乗る前から胸ワクだ。「36」は九州が世界で36番目に大きな島であることから命名された由、プラス3を加えると39(サンキュー)となり感謝を意味しているとのこと。九州が36番目なら北海道は、そして本州は何番目の島なんだろうか。調べてみたくもなります。

   仲間の姿が写ってる。私たちが乗る5号車。6両編成すべてがグリーン車なんです。

 走り始めた列車に、多分JR九州の職員の皆さんでしょう、手を振ってくれています。

    週1回木曜日から月曜日までこんな感じに、この五つの運転ルートで九州をひと回りする観光列車。客扱いができる乗降駅が示されています。五つのコースの中で今日が一番長いコースになるのです。

   5号車に乗りました。私は右の一人掛けの席。毎日ゆっくりの一人席でした。床から天井まですべて木材使用らしい。なんとも気持ちをふんわかしてくれる車内だ。

 車内の真ん中にある左右高さの違う4本のライトを狙ったつもりでしたが、焦点は天井になってしまったのか。天井にも優しさが込められているし、照明の雰囲気もいい。

 ふたり掛けの席はこちら。ほぼ満席だと車掌さんから聞いたのですが、たまたま隣の席は空いていました。

 シートの背面にはポケットがふたつ。 革製のカッコ良さ。

 障子の窓もいいし、飛行機のような荷物入れのスマートさ、これぞJR九州なのです。このスマートさに、かって体験した時、びっくりしたのを覚えている。

 まもなく乗務員嬢がこれを配ってきた。今日は「赤の路」鹿児島中央駅までだ。

 ペらっとめくるとこうなっている。福岡市なのになぜ博多駅なのかその説明から始まっていた。右に記念スタンプを押すところがあります。

 沿線の諸々の説明が書かれ、駅名がずらっと並びその下には標高が印刷されている。

   「36ぷらす3」以外の観光列車の運行区間が紹介されています。D&S列車とは「デザイン」と「ストーリ」で「デザインと物語のある列車」という意味を込めているそうです。私は過去に3本乗って、今回が4本目。それぞれ特徴ある列車に乗ってすべてを走ってみたいものだ。

 玉名駅に到着した。このうちお客さんが乗降できる駅は熊本駅だけなのです。玉名と牛の浜はおもてなしを受ける駅で乗客が楽しむ駅なんです。

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