アジスアベバ空港で2時間30分の待機時間を経て、15日22時30分飛び立った飛行機。隣に愉快なおじさんが乗ってきた。写真の時刻表示は時差を考慮していませんから、搭乗してから3時間ほど経過したころだ。もうすっかりお友達。使ったこともない自撮りでシャッター切ったらこんな写真になった。
何か食べかけみたいなお皿。くどいようですが、まだ手を付けていませんよ。まあ、ざっとサービスはこんな雰囲気。ワインだけはいらないといっても持ってきてくれる。赤、白、シャンパン何でも。するとお隣さんが、そんなに飲むなといって、グラスを取り上げられるといった始末。ああ楽しい。
何をリクエストしたのか忘れましたが、奇妙なものが出てきた。味の方はちょっとね、でした。
搭乗券を交換しました。ブラジル人 ARES/RAUL 77歳とのメモ 私の方が少々先輩だ。日本観光にも行くといっていましたが、この便では香港でサヨナラだ。
お隣さんの日本語教科書。ポルトガル語と英語そして今度は日本語に挑戦していらっしゃる。私は日本語だけで精いっぱいだというのに。何のお仕事をお持ちの御仁でしょうか。でも、日本語はちょっと下ネタ傾向に秀でているようでした。そっち方面がやはり覚えやすいんでしょうね。
家族の写真や身分証明書みたいなものを披露してくれた。絆が次第に深まる気分。そこで私も、後ろの席にいた英語が堪能な仲間の淑女に願い出て話しかけてもらった。「私のおじさんが二人ブラジルの土になっているんです」と、両手を広げてびっくり。どこで暮らしていたのと聞かれても私の答えは「サンパウロでないことだけは確か」としか答えられませんでした。
香港の町が見えてきた。そろそろお別れの時間になる。
降りる時になったら奥さんと子供さんがやってきて写真撮影会になってしまった。私のカメラも仲間に渡して写してもらうのでした。それにしてもこの方、若いね。私は寒いと言っているのに、終始この衣装。
香港の国際空港を離陸します。写真は後続のシンガポール・エアライン。成田到着は 19:15 経由地香港での機内待機も含めて約15時間のフライトでした。
成田近郊のホテルが帰国後の宿。昆布おにぎりと明太子。日本の味に「ほ」でした。