二夜を過ごしたといっても、まだ二日目も真夜中だ。連日に渡ってキューバは試練を与えてくれる。25階建てのホテル・ハバナ・リプレ。革命前にはハバナ・ヒルトン。革命によって、どうお引き取り願ったのか知れませんが、悪い言葉を使えば、アメリカ資本はすべて追い出されてしまったようだ。
ホテルから持参したお弁当をいただきます。
キューバ航空(クバーナ航空) これがキューバのフラック・キャリアだそうだ。国内線はみなこんな双発プロペラ機なのだろうか。尾翼がロシアとは言わなかった時代のソ連製みたいな雰囲気。
行程表には 5:30 発とされている。まさか定時に飛び立つとは、と添乗員もガイド氏も驚いていた。
キューバの街はまだ真っ暗けだ。
何人乗れるのでしょうか。2列2列の小さな機内だ。
2時間を要しバラコアの小さな飛行場に到着。飛行距離は870㎞だと添乗員が教えてくれた。
ターミナル前。驚いたことに出迎えに来た人たちは、黄色のラインより前には出られないようだ。違反者2名、お巡りさんに叱られている。何のためのルールなんだろう。分からん。
お迎えのバスがやってきた。もちろん国営バス。何と何と窓ガラスの丸印部分がありません。どこかで建物の屋根にぶつけてしまったとのこと。とりあえず荷物を積んでホテルまでは走行可能でしたが。