ランタン祭りへのお出かけの時間になりました。まさかそんな事態になるとは思いもよらない、この時でした。
清楚。かっこいい民族衣装。さて何していた乙女か、前に回った時その正体を確認しなかったのは失敗だった。
お店の前に飾られていました。あちらにもこちらにも。向かって左に果物、右のどんぶりにはお粥みたいなもの。真ん中の金ピカさんは何か分かりません。商売繁盛を祈願しているのだと聞いた。
ランタンに灯がありません。月に一度、旧暦14日の夜。今日がその日。「電灯が消され、月明かりとランタンの灯が柔らかな光を放ち、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます」といって私たちを誘ったというのに、どこにもその雰囲気はありません。
ガイド氏に聞いてみた。「今日は昔の雰囲気を出すため明かりは入りません」との答え。では、明日にならなければランタン祭りにならないというのか。
ランタンがいっぱいの風景。これぞランタン祭り。人もいっぱい。「日本橋」の項でも紹介した旅行社の写真です。こんな素晴らしい写真を提供していただいた旅行社。お礼を込めて検索元を記さないわけにはいきません。社名かどうかわかりませんが「タビナカ マガジン」としてありました。私はこれを見に来たはずだった。ガッカリを通り越して何とむなしいことか。かといって、も一度来ようとは思いません。雰囲気を知ることができるこの写真をいただいたからもう結構なのです。
たぶんレストラン。こうしたところだけはランタンがあります。路上のランタンにはひとつも灯が入っていない。全然許すことのできないランタン祭りだ。
ドゥボン川の川辺に来た。灯篭流しだ。こちらが今日の本命だと教えられた。では「ランタンまつり」と言わずに「灯篭まつり」とでもしておけばよいのに。
これから流す灯篭を抱えていました。なんか販売してるところもあるみたい。灯篭流しとは、確か仏事のはずだ。この町では、今日の日旧暦の14日以外の日でも、数は少ないけれど流していると聞いたが、それは、ひょっとして観光用なのかもしれない。
ドゥボン川を渡って世界遺産地区外の対岸に向かいます。ちょうど橋の中ほどで川の上流を写しました。川面に映える灯がきれいだ。