昨夜は海抜1560mという避暑地「サパ」で、今までの猛暑から逃れた時を過ごすのでした。ハノイから380km、ここサパはフランス植民地時代に避暑地として開発されたそうです。フランスの臭いがすると言われても、私には分かりませんでしたが。
黒モン族のカットカット村入口。周囲に棚田が広がっているのはどこも一緒。この地が観光地になった所以は、たまたま避暑地「サパ」から歩いても行けるから、といっても3kmもあるというのですが。私たちはサパから小型マイクロに分乗しての訪問でした。
おいくらであったのか知りませんが入村料を払って急な坂道をどんどん下ります。階段が500段とか聞いて降参してしまった方が半分ぐらいいらしゃったか。お土産屋さんが並んでいます。といっても農業との兼業の村人。
言ってみれば、製粉、精米機。奥に杵と臼が見えています。急勾配の落差を利用してこんな知恵の塊が何台もあるのでした。
降りきった先には川が流れ、滝もあり、公会堂のようなところで民族舞踊も見せてもらえました。残念ながら写真はありません。「行きはよいよい帰りは怖い」振り返ればこの急坂を下って登って。片道1時間ぐらい歩いたでしょうか、ハンドタオルでぬぐった汗を絞りながらの悪戦苦闘、老体がきしむのでした。
黒モン族のお母さんたち。お店の留守番をしながら、商品の作成、刺繍に励んでいます。
格別な印象も得られなかったカットカット村の観光を終え、サパの街に帰ってランチタイムになります。
ランチは「RED DAO」 サパでは人気レストランとか、頭に赤い布を巻いた赤ザオ族の衣装が可愛い。メニューの確認か添乗員とガイドさん。