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帰路に(2012東北no10)

2012-08-12 | 東北

 

「復興応援観光ツアー」このような表示をつけたバスに時々お目にかかりました。 

松島の港近くの市場で支援のお買い物 

本来であれば次の写真の風景が拡がっているはずなのに塩害は恐ろしい。 

 

 

「安達太良山」の山頂付近は雲に覆われていました。   ふる里福島の地を偲び「東京には空が無いという。ほんとの空が見たいという」といった智恵子。放射能を危惧しながらの福島に、今は青い空がないと言うかもしれません。

  「脱原発」「再稼働反対」と言って、首相官邸・国会議事堂の周りを人々がデモる。ツイッターやフェイスブックなどを通じた呼びかけに多くの一般市民が駆けつける。政治団体のあるいは労働団体などの組織的な取り組みでもないこの反対闘争(?)に老若男女が個々の意思のもとに足を運ぶ。かってこんなことは無かったという。しかも単発的なものでなく、もうどのくらいの期間続いているのでしょうか。ひょっとしたら日本が変わるかもしれない、何って言う人まで現れる。

 電力事情と原発。さあどちらを取る。もちろん行く末は誰もが「安全」であることを求めるでしょう。でも、でもと思ってしまう。ここで直ちに照明なし、冷暖房なしに耐えられるか。 工場などの稼働時間が減り物資不足、海外移転などの現象に耐えられるでしょうか。 私にはわからない。   所詮は人間が造ったもの、いつ事故が発生し、福島の皆さん等と同じ苦しみが降りかかって来るかもしれない。やはり原発は怖い。

コメント (1)
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