円柱の上にコウノトリの住まいがありました。 彼らはヨーロッパの寒い冬を逃れて、この地で故郷に春が来るのを待っているのです。
バシリカとの説明でしたが、バシリカとは何ぞや。辞書を引いてみたら、ギリシア語で「王の列柱廊」と、書いてありました。見事な石組みの柱です。もちろん大きな建物があったのでしょうが、建物の想像図なんてものはどこにもありませんでした。
柱のず~と向こう山並みの見える方向が、これから向かうメクネスだといいます。
列柱の上のコウノトリ。角度を変えてみるとこんな感じ。
カラカラ帝の凱旋門、右にはカラカラ帝のレリーフがあります。この門、属州税をなくしたカラカラ帝に感謝して277年に建設されたとのこと。
頭に乗っけられている碑文。アップで捉えると次の写真。ローマ字で書かれています。 表面の石がはがれてしまったのでしょうか、もう消えてしまいそうな字が277年の本物で、間にはっきりつづられている字は補修したものでしょうか。
酒の神「バッカス」と説明を受けたつもりですが、このモザイクには酒壺らしきものもありません。傷んでいてよくわかりませんが、横たわっている妊娠中のご婦人と左の父ちゃん(?)との間をキューピットがとりもっているといった絵柄です。