FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

ギリギリにならないと着陸滑走路すらわからないのだ

2007-04-16 07:54:18 | 航空管制技官的FS
長いテーマだね...
以前から、おらは飛行機をFSで飛ばすたび...思っていたことだ。

Fsには、空港情報を流してくれる無線サービスがついている。
ATIS...VHF帯の管制塔との交信周波数の余りを割り当てて
くれている。....内容はというと..空港の天気とオープンしている滑走路....
すなわち、飛行場に降りるための事前情報としては、かなり重要性がある。

ただし、全部の空港にはついてない...
日本の地方空港だって..正式な管制官が配置されて無い空港なんかは..
こんなサービスは無かったりする...
まあ...このあたりは再現性があったりする...

とにかく..おにみたいな屁理屈人間だと..Fsなんか
予算経費なんか要らないのだから、みんなつけてしまえばいいのに..
と...時々思う。
そういえば、本物と同じ世界にしたいのなら、NDB局を
大幅に廃局しないといけない...
VOR/DMEがあるためか..あれば維持費も大変..なのか
とにかく、Fsと違って、廃局に追い込まれている..
ついでだけど、どうしてもNDBがいいや..という人は
近くのラジオ局でも本物の周波数で設置すればいい..
大昔..NDBが無い時代は、ラジオ局を目指して飛んでいた..     
やり方は以前書いておいた...
 
さて、操縦席に座っていると、フライトプランの指示で飛ばしていると..
大体空港到着30ノーチカルマイル..まで接近したところで、
到着空港ATISの表示がはいる..

でも、何度やっても、これでは遅すぎかな..と思ってしまう。
空港にはゲートという物がある..
羽田とかは..木更津を目指せば、どっちの方向にも
降りれるのでいいけど、そんな簡単に反対滑走路に移動できない空港も
結構ある。

で...約50K手前で、状況が解っても困ってしまうことも時々ある。
そこで、対策を考えてみた..
1つが、このATIS周波数は各空港の地図に明記されているので、
事前に調べて、手動で周波数をセッティングすること...

これ..本物操縦士と同じ作業らしい..
しかも、本物機はエンルート上の自動操縦時も、暇だ...なんて言うことはなく
経路途中の空港の状況を聞き耳しながら飛んでいるのだそうだ。
こうしておくと、万が一の緊急着陸も作業に余裕が出てくるためである。

ところが、Fsの場合..このサービスエリアにも問題がある。
ほとんどの空港のATISは約50ノーチカルマイル(約90KM)
程度のエリアで設定されている。  

このエリアを広げられないのか...
できる..AFCADという道具に無線のエリアを変えられる機能がついている
で、LLという命令にすると空港から半径約200KMもの広大なエリアを
確保できたりする...

ところが、これ先々週書いたけど欠点がある。
FSは意外と周波数が足りない...
この話は現実の航空無線も同じ悩みだったりする。
で、仕方なくLサイズ以下のサービスエリアということにしてある。

まぁ..ギリギリにならないと解らないよなぁ...
という裏事情もわかっておかないと、Fsの操縦ごときでも
余裕がなかったりするわけだったりする....
   


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