のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

広島を語る本

2011-07-21 | 思うこと
前に岩中氏の『広島学』を読みました。ペラペラっとね
 
 それから
 
 『広島人に告ぐ』という本も読みました

 小学校3年の時に尾道から広島に転校してきて
 ずっと自分のなかでくすぶっていたものが
 晴れたような気がしました
  
 私の父も母も広島の原爆とは無縁でした
 父は大久野島の毒ガス工場で働いたのちに
 シベリア抑留で戦争を終えました

 …父が戦争を体験していても。
 広島を語るとき
 輪の中に入れていない自分がいて
 入ろうとしない自分がいた
 どうしてだろうとずっと不思議でした

 やはり『原爆』を語れないと広島人じゃあないんですね
 今でもそういう風潮がどこかにあるんですね
 
  私みたいな人は他にもいるはずですが
  みんな重い口を開かない

 金文学さんはビシッと書いていましたね。そのへんのこと

 それから
 2年前に偶然に乗った水上タクシーから見た広島の街

  それはそれはきれいでした
  
  山があって、川があって海がある
  とてもきれいな街です
  そっちをもっともっと語りましょうよ  

 確かに『原爆』『平和』というキーワードで
  人を引き寄せるのも大切かもしれない

 まずは広島に住んでいる広島人が
 広島を心から好きになることが大切じゃあないのかな?

 孫のコウキやマオが広島を誇りに想いながら育ち
  大きくなって、外に羽ばたいて行って欲しい

 広島は気候もいいし、美しい街です
 そして何より食べるものも美味しい!!
 外国の人も住み易いと言ってくれます 

 これだけいい街作りの材料が揃ってるんですから
 そろそろ新しい街に向かって一歩踏み出しませんか!
コメント (2)
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