お引越し その二

『アホどもの珍道中、まさにこの言葉ピッタシ
　巣鴨に行き、パンに塗るキナコを買ってくるべし
　命令じゃ
　駅から歩いてすぐの左側の店。』

　というメールをよこして来たオット

　くそ忙しいのにと無視を決め込んだけど
　　どこか興味そそられる。そのキナコとやらに
　　　きっとテレビででもやってたのでしょうよ
　
　四日目の夕方、作業もやっと一段落
　ムスメと「仕方ない、行ってみようか」と出かけました
　巣鴨に着いたら、日がすっかり暮れていた
　一度も行ったことない街で
　名前からして勝手に
　ローカルな商店街を想像してて
　駅を出ておったまげた！
　　
　いやぁ～～
　ヒロシマの駅前よりも広～い
　
　駅から歩いてすぐ左側だなんてありえなぁ～い！
　　　
　大きな道路を渡って
　歩いて行くと段々商店街らしくなってきた
　ばあちゃんの銀座とはよく言ったものです
　　赤い下着がやけに目につく
　　『大福』ののぼりも気になる　

　真ん中あたりで
　とげ抜き地蔵さんらしきは暗くて。。。
　　よく見えない
　　お参りはしてみたものの、やはりよく見えない
　　
　　ボケ封じのお守りももうなさそう！
　　せっかく来たのに…残念

　　商店街を右見て、左見て
　　行って、帰ってキョロキョロ
　　
　　みつけましたぁ～。ムスメが

　　
　　なんだか、広島でもみたことあるような

　　お陰で巣鴨まで来られたことに感謝しよう！
　　　オットには内緒だけど
　　ムスメも一度来てみたかったと言っていたので
　　おきな粉様さまということで

　　大福と温かいお茶でまったりといきたいところ
　　お昼を食べてないことに気付き

　　駅のムジカフェで
　　　温かいポトフでひと息。あぁ～美味しい！！
　　　
　　そんな時です
　　お友達からメールをもらったのは。。。

　　　ムスメは「疲れた！」と言ってつき合ってくれませんでした
　　　のりたまもへとへと
　　　でも、来年この時期に来れるという確証はありません
　　　後悔はしたくなかったから
　　　　　
　　　　　ほんとに
　　　　　行ってよかったです
　　　　　感動しました
　　　　　遠くに見えた東京タワーのライトアップもステキでした
　　　　　暗闇で繰り広げられる
　　　　　光のショーは
　　　　　　どうして人の心をああも魅了するのでしょう
　　　　　　みんな幸せそうな顔していました

　　帰りついたとき
　　　　この日の歩数計は２００００歩を超えてました