のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

映画2

2016-06-01 | 思うこと
横川シネマに
 親子三人で映画鑑賞に行って来ました

 12時10分~という非常に中途半端な時間
 なので
 横川駅外の『むさし』さんでお弁当を買いました

 
 横川、三滝、西広島限定の≪かよこ弁当≫をチョイス

 おむすびを1個だけ食べたところで
 予告編なしでいきなり本編が始まりました

 『大地を受け継ぐ』
 始まりました

 映画と言うには??的な
 殆ど通しでドキュメンタリー
 11名の学生がバスに乗って福島の農家(樽川さん)を訪問
 テーブルを囲んで

 樽川さんの話しが始まるのです
 
 震災後にお父さんが畑で命を絶たれた
 キャベツ農家の記事は私も目にしたことがあります

 延々と樽川さんの話しが続きます

 元々無農薬栽培に近い農法のために
 せっせと溜められていた腐葉土
 これも汚染されたために
 1tの袋で24袋

 今はで畑に埋められたそうです
 樽川さんは恐らく永久にこのままだろうと
 言ってました

 「人が作ったものは絶対に自然には勝てない!!」
 亡くなったお父さんの言葉が胸に刺さります

 田んぼはダムの役割もするし
 ダメとわかっていても作り続けなくては
 ならないんだ!!と。。。

 学生の
 「お母さんが福島の野菜はかわないんです、、」という
 か弱い言葉に

 樽川さんのお母さんが
 「そうだろね、買わないよね、わかるよ」と

 樽川さんは
 「風評被害じゃあなく、現実だ!!」と
 きっぱり言われました

 今もなお、水田に苗を植えお米を作っている
 ご本人たちが
 どんな気持ちでこの言葉を発するのか
 考えただけでも胸が詰まります

 いまだに何一つ汚染処理の解決策が確立されていないのに
 それでも再稼働するという根拠はどこにあるのかしら?

 この映画は東電という固有名詞が入っているので
 メジャーな映画館では放映してもらえないのだそうです
 
 いろんな課題を残してもらいました

 観てよかったと思います
コメント
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