むっちゃんのスペイン語日記

アルゼンチンでスペイン語を覚えるためにスペイン語で日記を綴る

プロアマについて

2018-06-15 14:08:35 | 日記

昨今のプロアマの問題。


プロアマ戦が本当にファンサービスなのかどうかを整理してみる。

① プロアマ戦を見に来るギャラリーにとっては、間近でプロのプレー風景を見ることができる。
尚且つ、大会では許されないスマホの撮影も一定のルールで許可される。

② プロの中には大会に出場資格のないプロも参加する。プロにはギャランティが発生している。
(大会ではプレーフィを支払うらしい)

③ 参加するアマチュアにはプレーフィが発生。ゲストの著名人たちの位置づけは不明。

④ 大会が開催されるフィールドで、大会前日に参加するプロは、プレー後のパーティにも参加する。



大きくはこの4点。

今回処分になったプロの擁護ではなく、プロアマの目的の「ファンサービス」とは誰に向けられたものかを考えてみる。




まずは① 大会では撮影禁止はもちろん、カメラをコースに持ち込むこともできない。
プロアマでは、その規制が緩和される。ラウンド中にプロからサインをもらえることもあると言う。
それだけでも見に行くファンにとってはサービスだし、ここを深めることはできるはず。

② プロと言ってもピンキリで、シードのないプロにとっては貴重な収入源でもある。一日プレーした事のあるプロなら、活躍するし応援したくなる。そういう関係を築く場でもある。
そして、プロアマに出るだけでもアマチュアの限られた人なのに、有名なプロと同組になるのは偶然の産物ではないはず。(原則、アマチュアはプロを選べるはずもない)

③ プロアマに出場するにはプレーフィは発生する。地元のティーチングプロも運営の手伝いやプロアマで参加することもあると聞く。
ハウスキャディにもチャンスの場になり、大会のプロのキャディとして採用されることもある。
参加する著名人たちの、ホストゲストの位置づけはわからないが、見られる事を意識して参加することは間違いない。

④ プロアマ戦には、プレー後のパーティも含まれ、交流の場としてのアフターケアはされている。そこにはギャラリーは存在しない。


処分になるプロとスポンサーに何があったかはわからない。

プロアマがスポンサーのもの、という認識が違うと思っている。現に石川遼プロが出た頃は、プロアマなのに入場規制がかかることもあったと聞く。

大会の付加価値とゴルフの付加価値が上がればスポンサーが潤う。だがゴルフ場は僻地にある。自家用車がなくても足を運んでもらえる仕組みと、ライブの楽しみを業界とスポンサーで構築すればいいだけのことだと思う。

何度も言うが、ワールドカップを迎えるサッカーやメジャー含む野球でも、同じフィールドで直前にファンと交流して親睦を深める事はない。
子供の頃、プロ野球を観戦した時の選手の練習風景を見ているだけでドキドキしていた。(その時は)ここでプロになって野球がしたいって思ったものだ。



フィールドには権力はいらない。
夢がなきゃいけないと思う。

生意気だが、コレが自分の結論。