のぞみ46号

新幹線と保守用車のブログ

フリーゲージトレイン ③ (組み立て編)

2014-03-25 23:58:00 | 陸送
フリーゲージトレイン ① (水切り編)
フリーゲージトレイン ② (陸送編) の続きです。

早朝から組み立てが始まりました。
組み立てはざっくり言うと、台車に車両を載せる作業です。
今回は2号車→3号車→4号車を組み立て、アントで一度工場内へ押し込み、1号車を組み立てるという工程でした。

まずは2号車(パンタ車)。

パンタグラフ

違う角度からも。
パンタの向こう側のマスキングされた部分はカメラでしょうか?

FGTで一番気になるのはやっぱり台車ですよね!!

汚物タンクの文字が見えるので、2号車の後ろ寄りにトイレがあるようです。

続いて3号車(奥側の車両)。
こちらは2号車寄りに投光器がついています。

フリーゲージトレインは普通の新幹線と台車が違うため、載せるときにいつもと勝手が違うのか、作業の時間がかかっていました。

そしてお昼の12:00を過ぎたのに昼休みに入らず4号車にとりかかる…。


ノーズのふたを開けた内部。

こちらは1号車の台車。

1号車の組み立て。

本当は全工程を見届けたかったのですが、作業が想定より長引いてしまい、最後まで見ることができませんでした。
4号車のみカバーをはずしてあったようで、全部組み立てたあと、工場から出す際にカバーなしの編成が見られたようです。

試験が始まったら走行写真も撮りに行きたいです。

フリーゲージトレイン ② (陸送編)

2014-03-25 23:55:00 | 陸送
フリーゲージトレイン ① (水切り編)の続きです。

3/24の日中に熊本港で水切りが行われ、3/25未明に熊本総合車両所に搬入されました。
熊本港から熊本総合車両所は陸送です。

1号車の熊本港を出て最初の右折。




そのままひたすら走ります。

熊本総合車両所付近の交差点の直前で一度停車します。

熊本総合車両所方向へ右折。

熊本総合車両所へ。


工場から出て来た新幹線と中間車両。


4号車の右折。

4両全ての搬入が終わり、朝までこのまま置かれました。


フリーゲージトレイン ① (水切り編)

2014-03-25 20:12:00 | 陸送
フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の第3次試験車両が熊本総合車両所に搬入されると発表があり、3/24に熊本港に行きました。

川崎重工で作られたフリーゲージトレインは神戸港から船で熊本港まできて、クレーンで車両を港に下ろします。
この港に下ろす作業を「水切り」と言います。
水切りは2号車→3号車→4号車→1号車の順で行われました。

2号車。

3号車。

船は2隻いて、青い船に2号車と3号車、黒い船に1号車と4号車が積みこまれていました。

4号車。

1号車。

車両は新幹線の陸送でもおなじみの日通さんのトレーラーに積み込まれました。