食べる力を育てるために ~食物形態の考え方と選び方~

2013年05月08日 | 日記
特別支援学校の新1年生も
少しずつ学校生活や給食にもなれはじめたころですね。
新任や転任の先生方も新しい職場に慣れ始めたころ。
お母様方も、同じ学年の母たちとお茶したりして
世界がまたひろがり、新たな情報が飛び交うころかもしれませんね

さて、何年か前の新1年生のお母様が
「うちの子は 普通食を食べています。おばあちゃんにあわせて少し
やわらかいかもしれませんが、家族で同じ普通食を食べることができます」
とおっしゃっていました。
お母様は、なんとか学校へ上がるまでに、口からみんなと
同じ給食を食べることができるようにと
幼いわが子を訓練機関につれていき、
必死に食べることを訓練してきたのです。
その努力と思いの強さには本当に
よく頑張って見えたと頭が下がります。

担任の先生は、お母様のいわれることはまちがいないと
学校でも普通食を食べさせようとしました
ところが、なかなか食べてくれません。口に入れようとしない
ものが多く、食べてもいつのまにか飲み込んでいました。
むせることも多いようでした。

どういうことなのでしょうか

この答を知りたい方は、ぜひ
5月26日(日)午後1時30分から行われる
講演会へおいでください。

長野県を中心にご活躍されている
フリーの言語聴覚士の
野沢由美子さんによる
「食べる力を育てるために~食物形態の考え方と選び方~」
です。

名古屋駅前の
名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校8階を会場として行います。

問い合わせは、このブログでも受け付けます。
申し込みは、
5月20日(月)までにファックスで申し込みください
FAX番号  052-364-7880 
以下のことを記入してください。
 名  前
 勤務先・所属など
 ご自宅の住所 〒
 電話番号(緊急時に連絡がつく番号)

定員になり次第締め切りとさせていただきますので
おはやめにぜひお申込みください 
  




平成25年度 あわただしく過ぎた4月 ~食べる力を育てる研修会~ 

2013年05月08日 | 食べる力を育てる研修会

あわただしく、あっという間に4月が過ぎました。
4月27日(土)28日(日)には、
100名を超える方が
平成25年度第1回食べる力を育てる研修会に
参加され、熱心に学び合いました。
特に、モデルとして参加していただいた
障がい児とご家族の方のご協力には
感謝でいっぱいです
姿勢をとるための準備、姿勢、介助の仕方
食形態、言葉かけなど、みんなで共有しながら
その場で、リアルに学ぶことができました。

毎回遠く群馬から講師として大活躍の
野村先生、ありがとうございました。
今回は食事のための姿勢つくりの準備としての
手の学習、特に手と肩甲骨とのどのつながり、
おなかとのどのつながりの話が 目からうろこ
と感じた方が多かったようです。

石黒先生の評価の話の中で、日本歯科大学附属病院の
「お口の情報室」というホームページに
「摂食嚥下と舌の動き アニメーション」
があると紹介していただきました。
立体映像で、食べ物を認知し、取り込み、移送し
処理していく過程が、一目で見て取ることができ
とてもわかりやすいものでした。
ぜひ、見ることをおすすめします。
「お口の情報室」ですぐ検索できます。

今回から、愛知県教育委員会が後援してくださいました。
いままでの努力が認められたようで、うれしく思います。

また、今回は参加希望がとても多く、会場の都合により
一部お断りをせざるを得ない状況でした。まことに
申し訳ありませんでした


次回は、9月15日(土)16日(日)です。
お早めに申し込まれることをおすすめします。