2月11・12日、第4回の全国重症児デイサー
ビス・ネットワークの全国大会が大阪で開催
され、ひろがりから丹羽代表以下、8名が参加
しました。
会場の外は、寒風が吹く凍える様な状況でしたが
会場内は、全国各地からデイ関係者が約400名余集
まり、2日間、少々硬い椅子にもかかわらず、熱気
あふれる雰囲気で、行われました。
初日は、野田聖子大臣の、お子さまの新生児期から
7歳までの、ご夫婦で医療的ケアを苦労してきた経緯を、
明るく、飾らず語られ、参加者の共感を得ていました。
続いての仙台あおぞら診療所の田中先生は、ソフトで
ホットに、在宅医療への取り組みを紹介され、先生の
人柄が熱く伝わる、講演でした。
懇親会は、関西の乗りの司会者の進行で、なごやかな
雰囲気の中、名刺交換が盛んに行われ、お互いの活動や
悩みなど、食べて飲みながらの交流会で盛り上がりました。
2日目は、厚労省の方の今春の報酬改定の説明のあと、
岡山の旭川荘の設立に尽力された末光先生の、これまで
の経緯など「重症児も人生70年時代ー支援は一輪車から
四輪車へと」題した講演が行われ、50年近くこの分野を
引っ張って来られた思いと、今後の課題を話されました。
午後からは、5つの分科会に分かれましたが、丹羽代表が
その一つ、②ふれあい体操部門を担当。50名近くのデイ職員
対象に、この体操の意義を話され、敷かれたマット上で実技
指導を行いました。
最後は、各分科会からの報告があり、総括がありました。
来年第4回、仙台での再会を期し、熱い2日間を終えました。