職員研修会 7月

2022年07月07日 | 職員研修・研究発表等
 
毎月恒例の
ひろがりの職員研修会を7月5日
熱田生涯学習センターで行いました。
今回のテーマは、「ていねいな支援とは?」


3グループに分かれて、それぞれが、ていねいな支援と思うことを
できるかぎり具体的に記入してもらいました。
付箋1枚に、ひとつ。一人3枚以上考えてもらいました。
例えば、食事場面では
「食事のメニューを一つ一つ見せて、楽しく説明し、どれを食べたいか
 聞いて、表情や呼吸などから、お子様の気持ちを推察してやりとり
 しながら食事支援をする」
 「まず、かおりを味わってもらい、次に、触感、温度などの性質を、上唇でふれて
 確認してもらい、口をもごもご動かしたり、口を自発的に開こうとする様子
 が見られたら口に入れる」など。
 おむつを替える場面では、
 「プライバシーが確保できる空間で
 排泄の有無を、言葉で問いかけ、反応を待って、わずかな表情の変化にも
 意味づけしてからおむつを確認する」など
 

その後、グループで話し合い、分類わけしました。食事場面、医療的ケア
場面、送迎場面などたくさんの具体的な支援方法が出されました。

次に、各グループでまとめたものを全体発表して、共通理解しました。
言葉を発することが難しくても、言語による理解がなかなか難しそうでも
一つ一つの動きや支援について、具体的にわかりやすく説明し、表情や呼吸を
しっかり把握して、わずかな変化もその子の表現としてとらえ
やさしく、ていねいに、たいせつに 支援していきたいと思いました。