香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み&昭和の商店街遺跡~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【東京・葛飾区】柴又駅前2024年の現実

2024年11月03日 21時16分22秒 | 東京・葛飾区
(2018年・2024年8月撮影)
かつて訪れた場所は時々、ストリートビューで現状チェックしているのですが、
柴又駅前を見たところあまりの変化に驚き、立石とあわせて出向いてまいりました。

 2020年初めには立ち退きがほぼ完了し、2021年6月には再開発が完了。
かつての平屋の商店はすべて取り壊されました。東京新聞2020年12月31日配信記事によりますと、山田洋二監督は披露式典で
「昔を知る僕は急激に風景が変わってほしくない思いがとてもある。柴又の街はいつまでも昔の姿をとどめてほしい」とコメント。

 防災と情緒の両立は一見相反するようですが、伊勢のおかげ横丁は一見古商家に見えて平成5年築。
大学の卒業論文で調べたことがありますが、伊勢神宮の門前町という立地や母体が赤福という状況もあるとはいえ、
やりようによっては昔ながらの街並みはゼロから作るのは不可能ではない、と知った次第です。コストダウンの
ご時世ですから、中々いまの時代は難しいのでしょうが。。。

 さて本題。柴又駅前は、再開発前に最後に訪れたのは2018年春でして、当時は再開発の計画など全く知らず、
なんとなく「柴又駅前ってえらくレトロだなあ。映画にも何度も出たから特別に残してるのかなぁ」という感覚でした。

男はつらいよに幾度も登場したという、駅舎すぐ横にあったコーヒースタンド。2018年撮影


ほぼ同アングルで2024年8月撮影


多くの乗降客で賑わう駅前広場、2018年の模様


ほぼ同じ位置から、2024年の状況。右奥の白いビルは変わらず、かろうじて位置関係を把握できました。


テーブルを囲む子供たちがいとおしい三河屋


同じく2024年の同じ場所から。跡地はタリーズコーヒーになりました


 三河屋は少し右手に移動し、お店も令和最新版に。。。


 駅を出て突き当たり、駅前広場の帝釈天寄りにあった蕎麦屋とたばこ店


こちらはそのまま融合しコンビニになっておりました


帝釈天側から駅舎を望む


 平屋が2階建となり、駅前広場も少し狭くなったようで雰囲気も大きく変わりました。


以上、柴又駅前2024年の模様でした。
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