香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み&昭和の商店街遺跡~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【兵庫県・尼崎市】眠れるアマの市場5・塚口ニューセンターと出屋敷

2016年07月23日 13時23分10秒 | 兵庫県
(2016年2月撮影)
尼崎の市場リストにあった「塚口ニューセンター」も今回訪問してまいりました。

今回の大阪・尼崎訪問では、中津商店街→阪急で中津駅から武庫之荘駅へ→バスで尼宝市場→バスで塚口ニューセンター→バスで塚口駅へ。
塚口駅からバスで東坂部市場へ→バスで長栄市場へ→バスで太平市場へ→徒歩で阪神尼崎経由で武庫川→武庫川駅から徒歩で
大庄新市場、西大島市場→バスでナニワ市場→バスでJR塚口駅から東京へ帰還、、、と日帰り強行軍でした。

 ですが、バスと1日乗車券をうまく使いますと、かなり効率よく回れまして、1日あれば十分日中で回れます。
googleの経路検索は大都市であれば路線バスがおおむね網羅されていますので、バス路線に詳しくなくても乗り場さえ
押さえれば大丈夫(特に駅前など東西南北口やおり場、乗り場が分離しているバスターミナルは地図では乗り場はわからない)

 さて、前置きが長くなりましたが塚口ニューセンターへ。
手元の資料では34区画なのでそこそこ大きな市場です。

 しかし訪れたときにはアーケードは撤去され、商店もかなり撤去されたり看板が外されてしまって、
ふつうの古びた商店街となっておりました。もっと早く訪れていればよかった。。。

 2011年のストビューでみますと、実にいい雰囲気であったことが分かります
https://goo.gl/maps/mGf3B8CSoKB2

 塚口ニューセンターにて。長屋建築が続きます。


 でんわ・でんぽうの看板も。いまでも時々見かけますね。これも昭和の遺物


 お店はほとんどやってなさそうでした。これもアーケードがあった時のストビューを見ますと
かなりいい雰囲気だったのですが・・・アーケードのチカラはすごい。ただ、維持費がものすごく大変だそうですが。




 塚口ニューセンターのご紹介でした。


続きまして、阪神出屋敷駅近くの出屋敷商店街へ。(2013年9月撮影)

ここも直接リンクで失礼します「多摩地区そして日本各地の画像集」さんの、兵庫県→尼崎市→阪神尼崎駅~出屋敷駅。上記のページの中ほどよりやや下寄りにアーケードがあった時代の「出屋敷中通り商店街」が掲載されています

 私が訪れたときは、残念ながらアーケードが撤去されたあとでした。
でも、まだ商店街の雰囲気は残っています。




 商店街の尼崎駅側には、昔ながらの大衆喫茶も。


 コーヒーとみつまめが大衆のオアシスであった時代。アジアコーヒを思い出します。






 喫茶店のすぐ近くには、三和本通りとサンロードが。まるで合成写真のようです(笑)
なかなかの迫力のY字路です。


 三和本通りとサンロードはかなり規模が大きく、今回は回り切れなかったため
また次回アマ訪問時のお楽しみにとっておきます(笑)
 三和市場とセットで訪問したいところです。




次回、尼崎の長栄市場をリターンマッチで訪問します。




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5 コメント

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見つけた (seedrain)
2016-07-26 19:29:31
こういう昭和商店街の写真のブログようやく辿り着けました。ありがとう。
私の住む町も子供のころは商店街があり、皆スーパーなどよりも商店街でお買い物をしたものです。
肉は肉屋さん、魚屋さん、八百屋、金物屋など。駄菓子屋さんは子供の憩いの場。今は取り壊しと閉店で当時の面影すらありません。
こういう写真を見ていると懐かしく嬉しくもあり、同時に胸が少しばかり痛みます。 私の住む町には、商店街はもうないけど、古い住居が残っている区域があるので、マネをしてデジカメで記録を残そうかな?なんて思いました。
いいものを見させていただき本当にありがとう!
返信する
子供の頃 (yoiyoi)
2016-07-27 15:21:57
コンビニも無い時代、もっと前は肩を寄せ合うように個人商店が連なって、生活品を提供してました。商店街より小さいから青空スーパーですね。樹脂のトレイなどなく、木の薄皮だったり、新聞紙だったり・・・。ピンクやグリーンの薄い包みもなぜかありましたね。ほとんど無くなりましたが、まだこのように当時の姿を残してる地域があるのですねぇ。子供の頃を思い出しました。有り難うございました。
返信する
Unknown (hiro)
2016-07-30 01:52:32
塚口のこの商店街も、アーケードのある頃は実に良い雰囲気でしたが、本当残念ですね。

崇徳院町にあります浜田市場も、アーケードが撤去されて、随分変わってしまいました。

出屋敷商店街の大衆喫茶は、確か10年位前は営業されていたと記憶しています。かなりご年配の方がやっておられ、いつか入りたいと思っていましたが、残念です、、、
あと、ここの喫茶店は「大衆喫茶 玉一 尼崎支店」となっていますが、大阪の新世界を歩いていた時、通天閣の近くで玉一と言う喫茶店がありましたので、何か関係があるのかも知れないですね!

返信する
Unknown (管理人)
2016-07-30 11:49:31
seedrainさん>
 オホメいただき大変うれしく思います。
昭和の商店街めぐりは永遠のテーマになりそうです。
 東京は商店街も大田区など多いのですが、
梅屋敷など昔ながらの一見賑やかな商店街でも、
話を聞くと「自分の代で終わり」という60~70代の
店主が多く、徐々に寂れ行く印象です。

yoyoiさん>
 商店街も徐々に減ったrい弱くなりつつはありますが、バブル景気や平成不況も乗り越えて、
まだまだ残っている地域も多いですね。
 私は特に昭和度の高い商店街ばかりをチョイス
していますが、あと10~20年もしたら、
おそらくはここのブログの商店街は殆ど
姿を消しているのでは、とさびしく思っております。

hiroさん>
 塚口はストビューで見たときは実にいい雰囲気で
出屋敷と並んで「もっと早く気が付けばよかった」
商店街です。
 ですが、倉敷の玉島アーケードや、パチンコ思い出盛岡バスセンターフジワラ売店のように、
偶然撤退・取り壊し直前に見られたところもあり、
これはめぐりあわせもあるのだなあと。
 なかなか市井の一庶民の暮らし、、商店街を
まとまって撮るという人や本も少なそうなので、
懐かしさの共有と、
すこしでも後世への記録になれば、とも思っています。
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Unknown (たかぞー)
2024-03-23 12:08:37
塚口ニューセンターを取り上げて頂きまして、ありがとうございます。
すぐ近くに実家があり、幼少の頃はよく利用していました。
1981年に関西スーパー稲野店がオープンしてから退潮傾向になり、1990年代初めには、塚口ニューセンターの中店舗がほぼ閉店して、外部に面している店舗が細々とやっている感じでした。
1990年代末には酒屋ほかほとんど営業している店舗はなく、長屋建物が残ってる感じでした。
2024年現在、酒屋以外の長屋建物は取り壊されています。
ほんとに貴重な写真、ありがとうございました。
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