(内容)
「こんにちは、章子。わたしは20年後のあなたです」ある日、突然届いた一通の手紙。
送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年、湊ワーールドの集大成!
待望の書き下ろし長編ミステリー!!
先日読んだ湊かなえの最新刊「ブロードキャスト」があまりにも湊かなえっぽくなくて、落胆した。
その後、この本を読んで、「これでこそ湊かなえ!これぞ黒湊」と納得した。
いじめ・虐待・DVなど、人間にとってイヤな部分のオンパレード。
グロさはないが心が痛い…
主人公の章子の手紙の内容だけで約半分の頁を割いている。
さすがにちょっと長過ぎる感じはあった。
その後はそれぞれの登場人物の視点でエピソードが続き、謎が解明されていく。
構成としては面白いが、やや混乱した。
最後はスッキリしたし、切なさからも解放された。
やっぱり湊かなえはこういう作品じゃないと。
★★★★☆
「こんにちは、章子。わたしは20年後のあなたです」ある日、突然届いた一通の手紙。
送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年、湊ワーールドの集大成!
待望の書き下ろし長編ミステリー!!
先日読んだ湊かなえの最新刊「ブロードキャスト」があまりにも湊かなえっぽくなくて、落胆した。
その後、この本を読んで、「これでこそ湊かなえ!これぞ黒湊」と納得した。
いじめ・虐待・DVなど、人間にとってイヤな部分のオンパレード。
グロさはないが心が痛い…
主人公の章子の手紙の内容だけで約半分の頁を割いている。
さすがにちょっと長過ぎる感じはあった。
その後はそれぞれの登場人物の視点でエピソードが続き、謎が解明されていく。
構成としては面白いが、やや混乱した。
最後はスッキリしたし、切なさからも解放された。
やっぱり湊かなえはこういう作品じゃないと。
★★★★☆