(内容)
横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった…。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。
初読みの作家。
図書館の予約待ちがかなり長かったので、さぞかし面白いんだろうと期待しながら読み始めた。
2016年に起こった東大生による集団強制わいせつ事件について描かれているが、ノンフィクションではない。
本当はノンフィクションにしたかったが、内容がデリケートなだけにファクションにした感じなのか?
前半は被害者や加害者の生い立ちが長々と書かれていて、少し飽きがくる。
中盤以降から事件前の様子や当日の様子が描かれている。
東大生が一般人を嘲笑った表現が随所に出て来て、不快感を感じる。
よく嫁さんが「頭が良すぎておかしくなってしまった。」と言うが、おかしくなったんじやなくて、元々そういう構造なんだと思う。
偏見かもしれないが、世の中に出て本当に成功する奴は学歴なんかに左右されない。
★★★☆☆
横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった…。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。
初読みの作家。
図書館の予約待ちがかなり長かったので、さぞかし面白いんだろうと期待しながら読み始めた。
2016年に起こった東大生による集団強制わいせつ事件について描かれているが、ノンフィクションではない。
本当はノンフィクションにしたかったが、内容がデリケートなだけにファクションにした感じなのか?
前半は被害者や加害者の生い立ちが長々と書かれていて、少し飽きがくる。
中盤以降から事件前の様子や当日の様子が描かれている。
東大生が一般人を嘲笑った表現が随所に出て来て、不快感を感じる。
よく嫁さんが「頭が良すぎておかしくなってしまった。」と言うが、おかしくなったんじやなくて、元々そういう構造なんだと思う。
偏見かもしれないが、世の中に出て本当に成功する奴は学歴なんかに左右されない。
★★★☆☆