(内容)
少年が解き明かそうとする姉の秘密、曼珠沙華が物語る夫の過去、製鏡所の娘が願う亡き人との再会…。「大切なものが喪われた、もう一つの世界」を生きる人々。それぞれの世界がやがて繋がり合い、強く美しい光で、彼らと読者を包み込む。生きることの真実を鮮やかに描き出すことに成功した、今までにない物語の形。ベストセラー『光媒の花』に連なり、著者の新しい挑戦が輝く連作小説。
少年が解き明かそうとする姉の秘密、曼珠沙華が物語る夫の過去、製鏡所の娘が願う亡き人との再会…。「大切なものが喪われた、もう一つの世界」を生きる人々。それぞれの世界がやがて繋がり合い、強く美しい光で、彼らと読者を包み込む。生きることの真実を鮮やかに描き出すことに成功した、今までにない物語の形。ベストセラー『光媒の花』に連なり、著者の新しい挑戦が輝く連作小説。
道尾秀介作品もこれで28作目になる。
6編からなる連作短編集。
その短編の登場人物が同じでありながら設定が違うというところにまず違和感を感じてしまった。
この違和感が混乱を招き、終始嫌悪感を感じながら読み進めることになった。
最終章で少し嫌悪感を取り戻すことが出来たが、全く好きになれなかった。
好きな作家の一人なので期待してた分が大きかっただけに残念感がかなりある。
これに懲りずにまだまだ残っている他の作品も読み続けていきたいと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/44/091491dbfe73d49d62e06f1557871cfb.jpg?1583410336)
★★☆☆☆