Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

むかしむかしあるところに、死体がありました

2020-03-12 08:10:00 | 読書
(内容)
昔ばなし、な・の・に、新しい!
鬼退治。桃太郎って……え、そうなの大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!
ここ掘れワンワン。埋まっているのは……ええ!?
「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの
《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといった
ミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!
「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」
「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の全5編収録


初読みの作家。

本屋大賞ノミネート作品ということで読んでみた。

日本昔話を舞台にしたミステリー短編集。

たしかに斬新ではある。

1作目、2作目はなんとなく淡々と進み、3作目でぞわーっとしせられて。

4作目でまた、びびらされて。

5作目はふーんって感じ。

様々なミステリー要素が散りばめられていて、ミステリーファンには面白い。

だが、全体的にインパクトには欠ける。

さすがに本屋大賞は無理でしょう。



★★★☆☆