Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

家日和

2016-05-01 12:35:33 | 読書
(あらすじ)
会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。
内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。
急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。
日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは…。
今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。


本当に奥田英朗という人がどういう作家なのか、よくわからない。

ドラマで見た「オリンピックの身代金」や「ナオミとカナコ」みたいなミステリーを書いたり、伊良部シリーズみたいなコメディを書いたり。

そして、この作品はほんわかとした家庭ドラマのような短編集。

全くジャンルが違うのに、どれも面白い。

もちろん、今回の平成の家族シリーズも面白かった。

「妻と玄米御飯」は自分のことを書いてるのか?って思うくらいリアルに描かれている。

日常生活にありそうでなさそうな題材をユーモアたっぷりに描いてる。

続編も読んでみたいと思う。



★★★★☆


最新の画像もっと見る

post a comment