(内容)
婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。
定期的に読んでいる東野圭吾作品。
今回は加賀恭一郎シリーズの5作目を読了。
前に読んだ「どちらかが彼女を殺した」とよく似た感じで最後に犯人は明かされず終わってしまっている。
解説を読んでもわからす、結局ネタバレサイトでようやく理解出来た。
ネット時代の今だから直ぐに解決出来たが、発刊当時はほとんどの人が訳がわからなかったのではないかと思う。
異色の作品として面白いのだが、とても個人レベルで解決出来るような内容ではないのが少し残念。
読者に解決を委ねるのにしては難し過ぎた気がする。
★★★☆☆
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