Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
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オリンピックの身代金

2020-02-17 21:47:00 | 読書
(内容)
要求金額は8千万円。人質は東京オリンピックだー五輪開催を妨害すると宣言していた連続爆破事件の犯人、東大生・島崎国男が動き出した。国家の名誉と警察の威信をかけ、島崎逮捕に死力を尽くす捜査陣。息詰まる攻防の末、開会式当日の国立競技場を舞台に、最後の闘いが始まった!吉川英治文学賞受賞作。


昨年末、新刊の「罪の轍」を読んだことで、ずっと積読してたのを思い出した。

松山ケンイチが島崎役、竹野内豊が落合刑事役でドラマ化されたのを既に見て、スゴく出来が良かったので印象に残っている。

原作もほぼドラマと同じ感じでハラハラドキドキの展開で進む。

結末を知っていてもドキドキ感があって面白かった。

いつも奥田英朗作品の幅の広さに驚かされるが、この作品を読んで更に思った。

前回の東京オリンピックの時代背景を知ることができ、昭和の歴史を学ぶことが出来た。

今年はオリンピックイヤー。

一応、日本国民として何事もなく開催されることを祈りたい。



★★★★★


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