Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

僕は、線を描く

2020-03-25 15:22:00 | 読書
(内容)
【2020年本屋大賞ノミネート作品】
小説の向こうに絵が見える! 美しさに涙あふれる読書体験
両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。
描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。


本屋大賞ノミネート作品であり、初読みの作家。

全く聞いたことのない作家だと思ったら水墨画を描く人だった。

なるほど。

苦手な芸術系の作品だったので、どうかと思ったが、書道を嗜んでいたこともあり音楽系や美術系に比べるとまだマシだった。

全体的に文章がライトで読みやすいが、ちゃんと奥深さがあってなかなか面白い。

YouTubeで実際に著者が描いた水墨画を見ながら読み進めることで、より深く理解することが出来た。

本屋大賞ノミネート作品はまだ半分の5作品しか読んでないが、近年の傾向的に本作品ではないかと予想した。



★★★★☆


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