ふたご

(内容)
彼は、わたしの人生の破壊者であり、創造者だった。
異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。
ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩ　Ｓａｏｒｉ、初小説！


セカオワのことは全然世代は違うが知ってるし、その音楽感は嫌いではない。

でも、なんであれだけ若者に受け入れられているかは理解出来なかった。

小説を読み始めて少しした時点でFukaseとSaoriの関係みたいやんと思いながら、先の展開を楽しみに読む進めると、その通りだったことが判明していく。

ジャンル的には青春小説になるかな？

独特の空気感に引き込まれ、スラスラと読了。

隠しててもいいことが生々しく描かれていて、何となく現代の若者を象徴しているように感じた。

この小説で感動するには歳を取り過ぎてしまったかもしれないが、悪くはない印象。

最後が少し尻すぼみな感じがあるのが残念。



★★★★☆