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へその緒

2022-12-12 19:54:49 | 宇宙的意識
滅多にないけど都会でも見えるんだよ
地球の神秘は底力
見える者だけが得心する
究極の安定感
今の時期だからなおさら

胎盤から離れたへその緒
命のシンボル
母の願い
地球を覆う 
オゾン層に映える母性本能
命だけが響きあう暗号
若者よ
命を繋げ

ツートントン
ツートントン
脈動する喜びと母子の交合の響き
尊き絶妙なダブルトーン
それは絶えず聴こえる
耳を澄ませば
心を澄ませば 

そして描ける
深呼吸して元の自分に戻ればね
ピンクのような紫の宝石がね

明日が待ってる 新しい自分のね

yatcha john s. 「 一呼吸の労り 」


ミーターの大冒険  第六部  オーロラ  第4話  スペーサーのオーロラ

2022-12-12 19:50:29 | オーロラ
131第4話スペーサーのオーロラ
ミーターの大冒険 
第六部 
オーロラ 
第4話 

スペーサーのオーロラ

あらすじ

ミーターとイルミナを乗せたファー・スター2世号は、ターミナスの図書館と18000年前の航海日誌にない謎の天体に遭遇する。
 そのとき、突如その天体から通信応答を求めて来た。
 それは、ガイアの長老ドムからであった。彼の自己紹介は「わたし/わたしたち/ガイア」であった。ミーターはあらかじめおおよそのことは了解していたように質問していった。
 ドムは、二人が求めている故郷の星の正確な名前が「地球」であることを明かす。
 ドムは、ミーターがダニール・オリヴォーの地球探索の際に、「時間をも感応できるようになった」という表現にさらなる詳細を聞きたいことを察知して陳述を続ける。

 人類の歴史消滅がこの時点から歴史復活のフェーズに転換した、と理解してもよい。
 
 ガイアの誘導で、ファー・スター2世号はオーロラの恒星系に無事にたどり着く。
 
 二人の目の前には、オーロラの揺らめく極光が怪しく波打っていた。
 

131
イルミナ まずオーロラの意味合いには、様々の説がある中でも、おさらいすると、人類の故郷の星、最古の星、地球から宇宙に旅立った第一陣のことを考えますと、「夜明け」の意味が一番ふさわしいわね。

 彼らは、「スペーサー」と呼ばれ、50もの植民惑星を形成していった、というのね。彼らは、ミーターさんのようなロボットや、科学技術を駆使して極めて功利的な環境と生活を手に入れていったらしい。それが彼らの寿命を飛躍的に延ばした。それから病原菌を極度に嫌い、極度の個人主義に陥った。
 地球からの後続の第二波の人々、彼らはセッツラーと呼ばれ、ある時期までは、断然スペーサーがセッツラーを圧倒していた。
 その後、ある契機から、セッツラーの勢いがスペーサーに勝り、スペーサーと絶交状態が続き、セッツラーはシリウス星系から徐々に天の川銀河の中央域に進出し、とうとう天の川銀河全体に波及していった。今では、25000個の惑星に住みついた。
 そうこうしてるうちに精力的なセッツラーは、スペーサーの存在を忘れていった。
 スペーサーの誇りは、唯一銀河帝国のトランターの、マイコゲン地区に細々と残り、やや形態は変化したが、その伝統を残している。
 
 ミーターさん。今まで説明したところまでは、二人がようやくたどり着いた大雑把な情報ね。
 ここから先は、ミーターさんに任せた方がいいわね。

ミーター 俺の番かよ。参ったなあ、確率50パーセントの域を出ていない蓋然性の仮説なら、言ってもいいがなぁ!

イルミナ どうぞ、お願いいたしますね。ミーターさん、見て、目の前にはオーロラ星がミーターさんの謎解きを待っているように見えるわ。

https://youtu.be/B7EAdAWRfV8


ミーターの大冒険  第六部  オーロラ  第3話  オーロラの極光

2022-12-12 03:57:59 | オーロラ
130第3話オーロラの極光
ミーターの大冒険 
第六部 
オーロラ 
第3話
 
オーロラの極光

あらすじ

 ミーターとイルミナを乗せたファー・スター2世号は、ターミナスの図書館と18000年前の航海日誌にない謎の天体に遭遇する。
 そのとき、突如その天体から通信応答を求めて来た。
 それは、ガイアの長老ドムからであった。彼の自己紹介は「わたし/わたしたち/ガイア」であった。ミーターはあらかじめおおよそのことは了解していたように質問していった。
 ドムは、二人が求めている故郷の星の正確な名前が「地球」であることを明かす。
 ドムは、ミーターがダニール・オリヴォーの地球探索の際に、「時間をも感応できるようになった」という表現にさらなる詳細を聞きたいことを察知して陳述を続ける。
 人類の歴史消滅がこの時点から歴史復活のフェーズに転換した、と理解してもよい。
 

 ガイアの誘導で、ファー・スター2世号はオーロラの恒星系に無事にたどり着くのであったが、イルミナはガイアの地表に降り立つことができなかったことに少し不満を洩らす。
 

130
ミーター アルカディアから聞いたことがある。中心がワープするってね。文明の波及理論で、逆転するって。だから、銀河の中心に位置したトランターが滅んで、銀河の端のターミナスに銀河文明がシフトした。そう言いたいんだな、イルミナ。

イルミナ そうです。ドムさんが教えてくれた地球っていう意味は堂々とした「起源」あるいは「中心」ということらしいの。

ミーター それが滅んで、オーロラにシフトした、ということだわ。そして、またそのオーロラも滅んで、コンポレロンやセーシェルに転移ってことか?

イルミナ そうです。この宇宙の生成は万物の盛衰の繰り返しよ。それを「プロセス理論」とも言うわ。このオーロラのうねりのようにね!

イルミナ、ホントに驚いたなあ!オーロラの極地でオーロラのうねりの歓迎かよ!

イルミナ 怖いような輝きねぇ!

ミーター お前のおかぶ、取られそうだと思わないか?

イルミナ お言葉ですね、ミーターさん。ホントは、ミーターさんの方が怖がっているの知ってますよ。さっきなんて、身震いしてたのをわかっていましたよ。

ミーター ばれてたか、ホントに困るよな、俺の心理、いつも察知されているんだから。

イルミナ オーロラについての言い伝えはこの銀河でピンからキリまであるわ。このオーロラ星のオーロラは、禁断の星に因んで、凶と出るかしら、それともわたしたちの志(こころざ)しに因んで吉と出るかしらねぇ?

ミーター イルミナさんや、ここまで来て 
ここでサイコロをふるっていうのか?

イルミナ ミーターさん、正直に言いますとね、こんな感動的な光景を見れて、わたし、嬉しいんです。わたし、イルミネーショナーといたしましては、吉としか思えないわ。

ミーター 芸術のわかるイルミネーショナーかよ!
 それはそうと、まずオーロラ星の基礎データが欲しい。

イルミナ はい、かしこまりました。武者震いのターミナスの戦士殿!