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ホルスト『惑星』

2023-04-02 20:24:23 | 宇宙的意識
朝はバッハの「組曲2番」 夜はホルストの「惑星」と決めていた
決めてなかったけれど授業中の仮眠 いつも眠ってた
神秘と星々の物語をこよなく愛したあの頃

いまでも解けないパズルのように
太陽系の見事さは 謎のままだ

火星 戦争をもたらす者
金星 平和をもたらす者
水星 翼のある使者
木星 快楽をもたらす者
土星 老いをもたらす者
天王星 魔術師
海王星 神秘主義者

当時発見されてなかった冥王星はともかく
ホルストには書いてもらいたかった
「最も神秘の惑星 地球」
ニビルやゴブリンはそのうち孫たちが書くであろうけれど

yatcha john s. 「 the planets」

The whale song

2023-04-02 20:19:47 | 日本文明、地球文明
「いつの日かまだ見ぬユートピアへ」

オーシャンのすべてを知り尽くす王者よ
その悲しい響きは
陸と天上世界を慕う歌なのか
ラハイナに雨の季節が訪れ
僕たちはまた君たちの麗しさに会いにきた

憎しみと愛を繰り返す
我が人類の現実より
遥かに君たちは生きる意味を知っているようだ

今もあのときのように 
耳の奥で聞こえる
悲しくて
それでいてユートピアを目指す歌声

https://youtu.be/jE3q-ddqaW0

yatcha john s. 「 the whale songs」


彼方を目指して

2023-04-02 20:14:22 | ミーターの大冒険
ジョセフ・マーフィーから
教わったこと
もうひとりのじぶんと対話できるのなら
宇宙の大霊とも対話できるということ

彼方からの波は僕を目掛けて
熱い轟を伝えてくる

空間
時間を跳び超えて

あらゆる障碍を通り抜け
練習を積み重ねれば
周波数の同調も感度もおもいのまま

直感、感応、触れ合い、溶け込み、融合、歓喜、充満
そしてその後の再生

自ず今度は
彼方を目指して思いの丈の波をおくる

https://youtu.be/Ci8nd7Mp9xw

yatcha john s.「彼方を目指して波をおくる」


セーシェルの R.E.S.O.R.T

2023-04-02 20:10:56 | 妄想の世界
 彼女ときたら少し演技派だったな。メリリュMerylu は宇宙に出るのが嫌だったんだ。地球のセーシェルに暮らす夢を選んでフランス人の実業家を選んだ。
 地球のセーシェル諸島にサヨナラバカンス prime time をした時から分かってた omens of love 。もう俺はちっとも未練はない。もう一度大丈夫だと、sugiyamaは自分を納得させた feel alright 。一貧乏研究者の俺には結婚する余裕なんてないに決まってるからな。
それになんたってこの仕事が好きだからstimulor。他の連中との新型宙航船漕ぎ手競争もまんざらでない oar race 。なんたって太陽系を飛び出した第一号が俺だ。もうすぐ次の系外惑星にセーシェル星系のアルファ星の隣のセーシェルに着く。このままで突っ走ればゴールまでトラブルは全然ないはずだ in the starting grid, we’ll never have a trouble 。勝者としてのチャンス chances は十分だ。どんな犠牲も厭わない sacrifice !
 研究者としても競技者としても名誉を勝ち取れるっていうもんだ。歳になって引退後はロマンチックな長編冒険談 forgotten Saga など書くって言うのも乙なものだな。

 「Sugiyama キャップ、緊急指令が地球政府から届いてます。セーシェル星行きはキャンセルしてすぐ地球に帰還せよ、と言ってます。」

 「なんだって!どうしてだ?」

 「セーシェル星は何者かによって破壊された模様です!それから、地球のセーシェル諸島も数日前に海中に沈んでしまったそうです。
 そ、そ、それからもうひとつ、メリリュがあなたを待ってる、という知らせも付け加えられています。
 よかったですね、sugiyama キャップ!」

 「そんなもの、良いも悪いも、あるか~!」

 「キャップ、人間なら、正直になりましょうよ。」

 「よく、言うね。声が彼女に似てるからって、気持ちもそっくりじゃないか!」

 「だって、さっき、むにゃむにゃと独り言言ってたのを聞こえていましたよ!
 確かに、We’ll never have a trouble !ってね!」

https://youtu.be/LaA9AiPIFKo
https://youtu.be/oGmh0Gu9xXY

yatcha john s. 「セーシェルの R.E.S.O.R.T」
(このたわいもないショート・ショートは1985年のT-SQUARE のアルバムに収録されています曲名の語呂合わせから生まれました。よかったら聴いてください。)

3番目の写真は、セーシェルの椅子取りゲームのつもり。




ファウンデーションの夢 第七部 ベイタ・ダレル 第13話 星界の涯

2023-04-02 20:08:18 | ベイタ・ダレル
46第13話星界の涯
ファウンデーションの夢 
第七部 
ベイタ・ダレル
第13話

星界の涯

あらすじ

 ジータ・マロウの娘ロアには、極めて聡明な娘ベイタがいた。

 ベイタとミュールの壮絶なる物語は、ファウンデーション設立から300年後に起こる。ベイタの物語はこうして始まる。

 ベイタの両親がガール・ドーニックの農園を再び買い取り、住み始めた。ベイタもモーヴ(ターミナスの首都)に住んでいたのでしばしば泊まりに来ていた。

 時代は、ターミナスも徐々に往時の精彩を欠いて来たインドバーの世襲政権のもと、時代の暗雲に気付いていた数名の人々がいた。
 一人は心理学者、エブリング・ミス。もう一人は貿易商人のランデュ・ダレル、そしてベイタ・マロウもその一人に加えなければいけない。
 
 ベイタ・マロウはトラン・ダレルと結婚し、トランの出身星ヘイブンに赴く。そこで、トランの叔父のランデュに新婚旅行にカルガン行きを勧められる。ハネムーンは数日で今後の銀河を揺り動かす大事件に移行する。

 ミュールの宮殿から道化師がハネムーン中の両人に助けを求めて来た。

 その道化師はボボと名乗った。彼らは早々宇宙船の格納庫に戻る。

 そこに第三者がまた登場する。
 二重スパイ!?

 そのハン・プリッチャー大尉は、すでにミュール(ボボ)によって、洗脳されていた。

 さらにミュールはトラン・ベイタの宇宙船でターミナスまで同乗し、モーヴ市に降り立ち、ファウンデーション軍の宇宙戦艦軍に喪失感を与え、ハリ・セルダンの出現する時間霊廟に集う人々を降伏感へ誘導し、一日に、完全占領してしまった。

 最後の救いの砦であったファウンデーションの遊軍、独立貿易商人協議会連合の星々も、戦意を喪失。ミュールの圧倒的な感応力の前ではなすすべもなかった。ヘイブンに一時避難したベイタ夫婦とボボとエブリング・ミスは、トランターに赴くことになった。ランデュはボボの存在に何かを察するようになったが、ランデュは残った。

 トランターでは、旧ストーリーリング大学付近の自称コンポレロン人たちの農村共同体が300年祭の催し物の準備で忙しくしていた。そこの村長、リー・センターは彼ら4人を丁重に向かい入れてくれた。

 彼ら4人を、トランターの農村指導者家族は丁重に、ファウンデーション300年祭の晩餐会に、趣向を凝らして招き入れた。その席には同じくネオトランターから来ていた(?)、一応議会議長と言う立場の、ヴェナ・ビリ女史がいた。

 エブリング・ミスはボボと一緒にストーリーリング大学の一室に籠って、当のミス博士は食事も絶って一心不乱に調べものに没頭していた。
 
 事件が突然起きたのは、そんなやさきだった。エブリング・ミスは、何かを発見して、訪ねて来たベイタに口を開こうとした瞬間のことだった。

 ヴェナ・ビリ女史も程なく息を引き取る(停止する)。

 そのエブリング・ミスとボボがいた場所が、300年前のハリ・セルダンの心理歴史学の研究室であったことがわかるのは、ベイタ・ダレルの孫アルカディアがトランターを訪れてからのことであるのだが。
 

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リー・センター やれやれこれでいい!我ながら完璧だった。
 ドースさんの申し出は、心が痛かったが、望んでた結末だった。
 最初はミュールが人の感情をコントロール出来る変異体とは思わなかったので、戸惑ったが。

ウォンダ お父さん。それは自画自賛過ぎない?結局、なにもしなかったんじゃない!

リー ウォンダ、それは親の心、子知らずだ。何年も前から準備はしてた。筋書きを書いたのは私なんだから。
 まだお前は知らなくていい。
 
ウォンダ そんな、今回の大役のご褒美で、それを教えて頂戴。

リー どうせ言ってもまた私を嫌悪するだけに決まってるが、まあ教えてあげよう。
 故郷の星の古い諺にもある、「蛇のように狡猾で、鳩のように素直であれ」、とな。
 またファウンデーションのハーディンの名言にも「いいことをするのにちゃちな道徳心に振り回されるな」ともね。それが第零の法則なのだよ。ハリ・セルダンはデマーゼル、いやダニール・オリヴォーから、ここで教わった!!

ウォンダ どう言うこと?具体的には?
 
リー あとは自分で考えるんだな!今頃は、ドースさんの体は、デマーゼル、じゃなかった、ダニールさんか、レオナルドさんが引き取りに来ている。
 ベイタさんは、私の恋敵(がたき)のランデュのヘイブンに着いた頃だ。

 あと二三秒の違いでうまくいった。ミスさんは可哀想だったが、死ぬ直前、ここが第二ファウンデーションだとわかっただけでも本望だったに違いない。
 第二ファウンデーションの人間は感応力に優れているだけじゃ、だめなのだから。演劇にも優れていなくてはならない。

ウォンダ まあ?! じゃあ「星界の涯」ってここのことなんですね、お父さん。
 
リー そういうことだ。銀河は星の渦で空間が歪んでいる。天体物理学を学べば、わかるはずだ。そうだ、少しは進歩したな、ウォンダ、起点が終着点になる!

yatcha john s.