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定例議会終了

2010-12-21 08:46:00 | 北秋田市議会
【12月21日(火)】


12月の定例議会が17日に終了しました。

これで、3回の定例議会を経験したことになりますが、6月の「一般質問」とはある意味違った部分で考えさせられる定例議会でした。

議案はすべて『可決』となったわけですが、今回はいくつかのポイントがありました。

所管の「健康・福祉常任委員会」では、やはり『米内沢病院組合の解散』についてでした。

雇用問題を考えると、つらい部分もありますが、「新医療構想」や「市民病院」のポジションを考えると「米内沢病院」の将来性がどうしても見えてこない。と私は考えるのです。

上小阿仁村でも組合の解散は可決されましたので、今後は『組合議会』で審議されることになります。

今後は市民、村民の方々に「不安」や「不便」を感じさせない「医療構想」にしていかなければなりません。

現在の「問題点」を早期解決していけるよう努力していかなければと思います。


他の所管では「産業・建設常任委員会」の『観光施設の指定管理者』の認定についてでした。

指定管理者制度は行政が行うよりも「民間」が行うことにより、専門的な立場から今までの「ノウハウ」を活かし、効率的な経営を行い『コストダウン』を図るといったところにあります。

普通の入札制度の場合は一番低い価格の札をいれた業者が落札されますが(最低制限価格設定無しの場合)、指定管理者の場合は「いろんな採点の要素」により『最高得点』の業者が認定されます。

今回は「審査会」に於いて「最高得点」を獲得した、以前からの指定管理を行っている業者が大半の継続を決めました。

「継続」(雇用や地元密着)は非常に大切なことですが、「コストダウン」や「企業体質」についても重要なことだと思います。

以前から行っている業者であれば、「経営ノウハウ」があるわけですので、以前の「指定管理料」から同額か低くならなければならないと思います。

しかし、今回は前回よりも総額(認定した場所)で年間約600万円ほど値上がりしています。(他の2箇所の認定業者は同額ないし、マイナス。)

また、以前からの業者以外にも複数の応募があった箇所については、「指定管理料」が低い業者があったそうです。

「指定管理料」が安ければ良いという訳ではありませんが、要素としては大きなポイントだと思います。

今後は「採点要素」については見直していくことを望みたいと思いますし、「審査会」については「情報公開」を求めていきたいと思います。

今後も市政について批判するわけではなく、より良い方向性に向かうよう改善策を諮るために提案していきたいと思います。