【12月17日(土)】
昨日は12月定例会最終日です。
案件、陳情、継続審査、同意等、計69件の採決を行いました。
注目の【北秋中央病院跡地購入案件】は所管委員会の総務財政委員長から、委員会では「賛成多数で可決すべきもの」とする。との報告でした。
これについて質問を行った後、反対、賛成の討論を行いました。
私はこのことについて賛成の立場から討論をいたしました。
以下が私の発言内容です。(原文のまま)
議案第127号に対し賛成の立場から討論を行います。
私は当局からの提案理由、また大綱質疑の答弁を聞くまでは「賛成」、「反対」の立場を明確に出来ませんでした。当局の説明が「厚生連との約束や契約ありき」が第一前提の提案理由で、また大綱質疑の時も申し上げましたが、多くの市民の方から『利用目的があってから購入すべきだ』との意見をお聞きしていましたので、それらが提示されないのであれば「時期尚早」と判断し反対せざるを得ないと考えていたからです。
それらを踏まえ、望んだ6日の本会議で、当局から出された提案理由の補足説明が、第一に公共の利益に供する土地であると認識し、当面は「多目的広場」、「駐車場」で利用したい。そしてその後、慎重に検討を重ね【投資効果に見合う施策】を見出したいとのことで、「利用目的」の定義が第一前提の購入との説明でしたので納得しました。
先般の一般質問では、多くの議員から中心市街地の衰退化を危惧された発言がありました。病院跡地を含め、ここ数年でいっきに中心市街地の空洞化が進んでしまいました。確かに商店主の努力が前提ではありますが、今ここで行政が手を差し伸べなければ、ますます衰退化が進んでしまいます。また、「鷹巣の問題」、「商店街の為だけに」との声もありますが、そうではありません。北秋田市全体が元気になるためには、まずは、この【中心市街地】が元気にならなければいけないのです。北秋田市全体の総合的な【都市計画】、そして、【まちなか再生計画】を念頭に置いて「将来のビジョン」を描き、推し進めていかなければならないのではないでしょうか。
中国のことわざに、このような言葉があります。【一隅(いちぐう)を守りて万方(ばんぽう)を遺(わす)る。】『(原文)守一隅而遺萬方。』これは、「一方の隅だけを守っていると、四方のことを忘れることがある。つまり、一部のみを見ていると、全体を見ることができずに、全体の方向とそれてしまうことがある。という意味です。
「厚生連とのしがらみ」や「行政の動きの悪さ」、「計画の希薄さ」について問題視する方も多くいらっしゃいます。「2年半あまりの間、何をやっていたのか」と指摘する方もいます。当局のまとまりがつかない、その間(かん)にも中心市街地は衰退が進んでしまいました。ですから、これ以上「空白の期間」を批判して「さらなる空白時間」を作ってはいけないのです。主眼を見間違えこれ以上中心市街地を衰退させてはいけないのです。当局からの提案理由が希薄ならば、当局まかせにするのではなく、地方自治法112条(議案の提案権)に基づき、議会からも提案すれば良いのです。
私は跡地については建築士として、都市計画専攻のはしくれとして、「まちづくり」には跡地は重要なポイントとであると認識し、一般質問では3度触れ、2度活用方法の提案をさせていただきました。あの土地は一刻も早く、商工農林業推進や、観光開発、地域間交流などの為に、多目的にフルに利活用を行うべきです。そして北秋田市の中心市街地に人の流れを呼び戻し、「にぎわい」を創出し北秋田市全体の元気を取り戻すべきです。そのため我々議員も一丸となり、批判だけでとどまらず有効な利活用方法を提案していくべき。と考えます。
以上、賛成の立場からの討論とさせていただきます。
結果、賛成多数で【可決】されました。
これからは、当局だけではなく、我々議員側からも提案を行い、『まちづくり』の一環として進めていかなければなりません。
私はこのことについて3月の定例議会で発言しようと準備を行っています。
昨日は12月定例会最終日です。
案件、陳情、継続審査、同意等、計69件の採決を行いました。
注目の【北秋中央病院跡地購入案件】は所管委員会の総務財政委員長から、委員会では「賛成多数で可決すべきもの」とする。との報告でした。
これについて質問を行った後、反対、賛成の討論を行いました。
私はこのことについて賛成の立場から討論をいたしました。
以下が私の発言内容です。(原文のまま)
議案第127号に対し賛成の立場から討論を行います。
私は当局からの提案理由、また大綱質疑の答弁を聞くまでは「賛成」、「反対」の立場を明確に出来ませんでした。当局の説明が「厚生連との約束や契約ありき」が第一前提の提案理由で、また大綱質疑の時も申し上げましたが、多くの市民の方から『利用目的があってから購入すべきだ』との意見をお聞きしていましたので、それらが提示されないのであれば「時期尚早」と判断し反対せざるを得ないと考えていたからです。
それらを踏まえ、望んだ6日の本会議で、当局から出された提案理由の補足説明が、第一に公共の利益に供する土地であると認識し、当面は「多目的広場」、「駐車場」で利用したい。そしてその後、慎重に検討を重ね【投資効果に見合う施策】を見出したいとのことで、「利用目的」の定義が第一前提の購入との説明でしたので納得しました。
先般の一般質問では、多くの議員から中心市街地の衰退化を危惧された発言がありました。病院跡地を含め、ここ数年でいっきに中心市街地の空洞化が進んでしまいました。確かに商店主の努力が前提ではありますが、今ここで行政が手を差し伸べなければ、ますます衰退化が進んでしまいます。また、「鷹巣の問題」、「商店街の為だけに」との声もありますが、そうではありません。北秋田市全体が元気になるためには、まずは、この【中心市街地】が元気にならなければいけないのです。北秋田市全体の総合的な【都市計画】、そして、【まちなか再生計画】を念頭に置いて「将来のビジョン」を描き、推し進めていかなければならないのではないでしょうか。
中国のことわざに、このような言葉があります。【一隅(いちぐう)を守りて万方(ばんぽう)を遺(わす)る。】『(原文)守一隅而遺萬方。』これは、「一方の隅だけを守っていると、四方のことを忘れることがある。つまり、一部のみを見ていると、全体を見ることができずに、全体の方向とそれてしまうことがある。という意味です。
「厚生連とのしがらみ」や「行政の動きの悪さ」、「計画の希薄さ」について問題視する方も多くいらっしゃいます。「2年半あまりの間、何をやっていたのか」と指摘する方もいます。当局のまとまりがつかない、その間(かん)にも中心市街地は衰退が進んでしまいました。ですから、これ以上「空白の期間」を批判して「さらなる空白時間」を作ってはいけないのです。主眼を見間違えこれ以上中心市街地を衰退させてはいけないのです。当局からの提案理由が希薄ならば、当局まかせにするのではなく、地方自治法112条(議案の提案権)に基づき、議会からも提案すれば良いのです。
私は跡地については建築士として、都市計画専攻のはしくれとして、「まちづくり」には跡地は重要なポイントとであると認識し、一般質問では3度触れ、2度活用方法の提案をさせていただきました。あの土地は一刻も早く、商工農林業推進や、観光開発、地域間交流などの為に、多目的にフルに利活用を行うべきです。そして北秋田市の中心市街地に人の流れを呼び戻し、「にぎわい」を創出し北秋田市全体の元気を取り戻すべきです。そのため我々議員も一丸となり、批判だけでとどまらず有効な利活用方法を提案していくべき。と考えます。
以上、賛成の立場からの討論とさせていただきます。
結果、賛成多数で【可決】されました。
これからは、当局だけではなく、我々議員側からも提案を行い、『まちづくり』の一環として進めていかなければなりません。
私はこのことについて3月の定例議会で発言しようと準備を行っています。